日本核武装(会話形式)10
Person A: 国産の航空機のエンジン出力は米国の4分の1ほどだ。
Person B: 核武装のプラットフォームとして最も可能性があるのは戦略原潜だ。
Person A: 隠密性に優れ、衛星によって発見されないため生残性が高く、報復能力として優れている。
Person B: 固定式サイロよりも自己位置計測誤差が大きく、命中精度が劣るのが欠点だ。
Person A: 実際にイギリスは核戦力の保持を戦略原潜搭載の弾道弾のみに依存している。
Person B: 戦略原潜であれば、陸上配備のように受け入れ自治体を探す困難もなく済む。
Person A: 我が国には排水量1万トンクラスのSSBNを建造することのできるドックがない。
Person B: SSBNだけではなく、護衛用の攻撃型原潜も必要となる。
Person A: 原子力機関である必要はないという意見があるが。
Person B: 運搬手段としては原子力が圧倒的に有利となる。速力、後続力の圧倒的アドバンテージは、哨戒海域までの進出、帰投にかかる時間を短縮し、オンステーション可能な期間を延長する。
Person A: 現在、米国は巡航ミサイルを各運搬手段としては使用していない。
Person B: 戦略兵器を保有する以上、仮想敵国がどこなのかが問題となる。