話題のchat GPTを触ってみた感想
話題のchat GPTを触ってみた感想
リリース以来、話題沸騰中のchat GPT無料版を触ってみました。検索の概念が全く変わり、入力した文章に対して文章で回答してくれるので、まるで会話をしているように錯覚してしまいます。但し、色々と注意しないといけない点をあるのでそのいくつかを共有したいと思います。
1.教師データが21年9月までしか使われていないので、時事問題やリアルタイム情報には使えない。
プログラミングを途中で挫折したので正確には説明できませんが、chat GPTはpythonで作成されたニューラルネットワークの機械学習アルゴリズムらしいのですが、所謂モデルを訓練するためのデータが最新ではなく、クローラーなどによってリアルタイム更新もしていません。
2.教師データのバイアスがある可能性を常に考慮しないといけない。
ます、データの収集方法や誰がどのように選定しているのか不明で、且つ日本語話者よりも圧倒的に英語話者が多いので、使用されている教師データも英語ベースの量が多いと思われます。よって、モラルや倫理観など欧米の価値観を優先?しているように思われます。
3.作成された回答をファクトチェックやクロスチェックしないといけない
尤もらしく回答されるので、専門外の分野の場合、鵜呑みにすると危険だと思われます。
ここまでネガティブな感想を述べてきましたが、pythonを使える環境があると評価はかなりポジティブになると思われます。何故なら、キチンと指定さえ出来れば出力して欲しいプログラミングコードを自動で作成してくれるからです。また、他のアプリケーションと連動させることも可能なようです。従って、chat GPTを本当に楽しんで使うにはPC環境とpythonを使用できるような基礎的なITリテラシーも必要に感じました。無料版ですので、有料版のGPT3.5ユーザーの方の意見とは違うと思いますが、まだ触ったことが無い方に少しは参考にしていただければ幸いです。
最近At capacityの時間が増えたような気がしますが、気のせいでしょうか?