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午後8時から午前2時

作者: 人間詩人

眠りの時間が 短くなった

しかも 眠り始めの時間も

早くなり

夢も ほとんど見なくなった

毛布の上には わんこ君が

乗っかかり 夜中に

目を 覚ますと

どこだろうと 探す

そして 眠りにつく

午前2時に 目が覚めるのだが

それ以降は 眠れない

まったくだ

早朝の薬を 飲み

毛布の中で ゴロンと

横に なる

しばらくすると わんこ君は

ゆっくりと やって来て

毛布の中へと 潜り込む

頭から 入って来るから

ちょうど 私の太ももあたりを 枕にして 眠り始める

時折 いびきを 出しながら

頭上のコンボのスイッチを

いれ

お気に入りの田村直美さんのCDを 聞く

ゆったりしていて

眠り始めと 寝起きには

ちょうど良いリズム感だ

時計は 加速して

午前2時が 午前5時へと

足早に 過ぎている

3時間が あっという間に

移行してしまったようだ

特に 何も していないのに

もう2時間ばかりすれば

光が 差し始めるだろう

暗闇からの解放だ

なんだか 毎日 一定行動

6時から7時には

朝ご飯を 食べる

嫌な時間だ 美味しく感じなくなったからだ

食べることが 嫌いに

なったためでも あるが

面倒くさく なっている

無理やり 食べる感じに

なっているから

辛いものだ

午前8頃には パジャマから 着替えて

外へ出始める

今は 仕事が 出来ないから

小さな畑の草取りから

動くことにしている

あとは 昼食 夕食 風呂と 順番通り

そして なろうで文字を

入力して 寝る

なぜだか 空 空の人生に

なってしまった

とっくに ピークは

過ぎているから 微余力で

生きている

それでも充実感は

欲しい

本当に 欲しい

けれども 充実さえ

消えて行ってしまった

残されたものは 自分と言う 残体

気力で 生きるしか

ないようだな

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