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キミの隣  作者: あい
2/2

教室

学校にバスが到着するとぞろぞろと学生が降りていった。

その波についていけず私は一番最後におりるはめに。

当たり前だけどあの男子は見失ってしまった…


落ち込んでいる暇もなく私は桜野高校の校門に立っていた。

今日からここが私の学校。

「よし!」

1人気合を入れて職員室に入っていった


トントン

「失礼します」

私が入ると先生は皆私を見た。

すると待ってたかのように1人の先生が私に近づいてきた。

挨拶をする間もなくその先生は「行くぞ!」と私の手をひっぱりクラスへ連れていった

(待って!心の準備がーーーーーー!)


キンコンカンコーン


ベルがなった。

そして私は教室の前に立っている。

「先生が名前を呼んだら教室に入れ」

とベタな感じで言われたけど、1 人で廊下にいるのは心細い…

出席をとっているらしくなかなか名前は呼ばれない。

その間に私は自己紹介の練習を何度もしていた



「松川結愛!入ってこい!」


「はい!」

いきなり聞こえてきた自分の名前にびっくりしながらも一呼吸置き教室のドアを開けた。


みんなの視線を感じながらなんとか黒板の前に立った。

すると一番後ろの席にさっきバスで隣にいた男子がいた。

しかもその隣は空いている


ドキドキ


「松川結愛です。父の転勤でこの学校に転校することになりました。よろしくお願いします。」


「結愛、お前の席はあの後ろの空いてる席だからな」


「はい!」

私は心の中でガッツポーズをしていた。


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