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キミの隣  作者: あい
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出会い

「結愛!離れてもうちら友達だからね!毎日lineするんだから!」

わざわざ家に見送りに来てくれた親友 美香が言った。

この会話を最後に私は遠く離れた街へ引越した。

父の転勤がきっかけで引っ越すことになったが

悲しみもありつつ内心わくわくしていた。

なんたって中学から女子校で、そのまま付属の女子高に通って2年になる。

無事入学試験も合格し、晴れて桜野高校に来週から通うことになった。

その学校はずっと憧れ続けていた夢の共学!

私は胸を膨らませていた。


ついに学校に通う日になった。

桜野高校は校則が前の高校よりも緩く、髪型も自由で化粧もほどほどであれば許される

この日のために学校に通うまでの1週間ヘアアレンジやメイクの練習などに時間を費やしてきた。

思い描いていた共学でのスクールラブをひそかに期待しながら…


「いってきまーす」

この学校はスクールバスが出るらしく、私は駅に向かった。

同じ制服を着た学生らがバスに並んでいた。


バスに乗ると隣に男子が座った。

(どんな人かな?)そっと隣を見ると目が合ってしまった

するとそこにはかっこよくて女の子みたいに可愛い私のどストライクの顔

顔が熱くなってくるのを感じる。

私はその男子から目を合わせたまま固まってしまった。


その男子は私ににこっとほほえんだ。


この笑顔が私のハートを貫いたのは言うまでもない。


私の初めての一目惚れ…


何事もなくバスは学校に向かう。


揺れるバスの中で私の心臓はドキドキと高鳴っていた

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