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親方!こんな所にゴスロリメイド喫茶が!(400字小説シリーズ)

この話は、「怖話」のお題掲示板に投稿した話です。

http://kowabana.jp/boards/100049

お題「嫉妬」「ステーキ」「温泉」「湯舟」「声」「痛ケーキ」「ゴスロリメイド喫茶」「橋」


俺たちはとある山中で道に迷っていた。だからこいつとは一緒に行動したくなかった。行き当たりばったりで、その癖結果はオーライになる。俺はそんなこいつに嫉妬していた。どこからか歌声がした。橋の下?

「お、あんな所に喫茶店あるぜ?」

こんな山中に?いざ入ってみればそこにはゴスロリメイド風の女子。

「ラッキーだったな」

女はこいつみたいな軽いタイプが好きなのだろう。

「おい、喫茶店なのにステーキあるぜ?」

早速注文してみることにした。するとデザートにケーキが出て来た。

俺たちはそれを見て絶句した。

「これって、俺たちの顔じゃん?」

そのケーキには俺たちの顔そっくりのプリントが施してあった。

「君達、あの橋を越えて来たでしょう?」

ゴスロリ少女は微笑んだ。確かに橋はあった。

「橋の下を湯舟が通る時に橋を越えるとここにたどり着くのですよ。」

少女の指さす先の窓の外を見ると、地獄温泉の看板が立っていた。

この二人、ローレライの歌声に誘われて地獄に誘われてしまったのでしょうか。

それともゴスロリ冥途喫茶なのでしょうか。

ちなみに湯舟の言葉の由来は、江戸時代にお湯を張って動く船が実在し、その名残で湯舟と呼ぶようになったようです。

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