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シラン・ショウバン スペシャル

掲載日:2026/11/07

【前作のあらすじ】

いとこの佐藤と田村は365年の交際を得て、結婚した。結婚した2人は近所の人をキャンプに誘うと見せかけて、宇宙旅行へ旅立った。

まぁ、こんなことは今作には無関係である。


【前作の本当のあらすじ】5320年、全人類豚鼻計画を進めていたブタッパーナ組を打ち破ったシランたちは、自分たちが立てた整形外科で国民の豚鼻を戻すことで大量の売り上げを稼いでいた。平和が戻ったと思っていたが、500年の封印から3人のブタッパーナ組の者たちが目覚めしまう。果たしてシランたちはどう立ち向かうのか!?バトルもギャグもパワーアップした不条理ギャグバトル小説!


【episode1 平和が終わる時】

「えー、番組の途中ですが、ここで臨時ニュースを申し上げます。今回は7000万円の売り上げを叩き出した社長に来てもらいました!どうぞ!」と、スーツを着た他力本願が言う。

「どうもー!芸人のネコ魂でーす!」

と、猫のタイツを着たシランが言う。

「鳴き声は犬だが、身長はカンガルーなんですよねぇ。」と、シランが他力本願に問いかける。

「私は、ちくわ天が大好きなんです!」と、涙を流しながら他力本願が言う。

「以上、全国の乾電池をテニスラケットで打ちたいのコーナーでした!さようならー!」

シランと他力本願が手を振る。

(意味わからねぇー!!)

↑今作も()の中はゲッパーの心の中の叫びだ。

「にしてもシランさん!7000万円の売り上げなんてすごいですね!」

「すごいだろゲッパー?当分は遊んで暮らせるぞ!」

「俺にも分けてくれるよな?シラン?」

「ったく、他力本願にも分けるのか?お前はバトルは人に任せないが、バトルと無関係なこと、整形外科の診察とかは全部人任せなんだからな!まったく、他力本願、、さすがだ。」

「おーい!シランさーん!」

「うん?誰だ?」

「あ、あの、ついさっき診察してもらった、シゲルです!」

「なんだいじーさん、クレームなら帰ってくれよ。土星にな!」

(土星に!?)

「そんなことより、なんか整形外科の前にやばい建物が立ってるんだよ!そして2人誰かいるんだよ!もしかしたらブタッパーナ組のやつらかもしれないんだよ!」

「シゲルじーさん!?お前、、ハゲてんなぁ。」

(急な悪口だー!!)

「ワシのハゲはどうでもいいから、早く行ってくれよ!」

「わかった!よし3人行くぞ。」

こうして3人は整形外科の外へ。

「本当だ、デカい建物が立ってるな。」

「お前かい?シランは?」

「誰だ?」

「私はブタッパーナ組の初代組長(ブタキワミバナ)だ。そしてこちらが。」

「俺は初代ブタッパーナ組の副組長(ブタコワモテバナ)だ!」

「私たち2人は500年の封印の長い眠りから覚めたのだよ。よくもブタッパーナ組を潰してくれたね、貴様ら。」

「くそ!どうしても展開を進めなくちゃならないから、ギャグを入れてる暇がないぞっ!このシランとしたことがっ…!」

(何その心配!?)

「ふん、どこのどいつだか知らないが、俺もこのブタッパーナ組には、散々な目に遭わされたからねぇ。」

「そうだ、他力本願は俺と一緒にいるとき、ずっとブタッパーナ組時代の愚痴と、中学時代、とにかく紫式部が好きだった英語の先生の話しかしなかったくらいだからな。」

(後半、何!?)

「まぁいい、おい、コワモテ。あいつらをやれ。」

「了解です!組長!!」


【episode2 シランたちVSコワモテ】

「お前らなんて、俺、副組長の俺くらいで充分なんだ!」

「ふん、よく言うよ。お前なんてすぐあの世に送ってやるよ。」

「くらえ!鼻粉砕激痛!!」

バキバキバキバキ

「ぐおぉぉっ!は、鼻がーっ!?」

シランたちの鼻に激痛が。

「ぬぉー!鼻がっ!ピラミッドの形になってしもーた!!」

(なんでー!?)

「俺は鯉のぼりの形に。」

(なぜ他力本願さんまでー!?)

「ゲッパーの形は、車だな。」

(うわぁぁぁぁ!!俺までー!?」

「わははは!その程度なんだな、お前たち!」

「俺たちを舐めるなよ。他力本願行くぞ!」

「おう!」

「必殺!理解不能番組風物語!!」

「な、なんだこれは?!」

「この技は色々なテレビ番組をお送りしながらお前を倒すぞ!!」

「ふん、そんな馬鹿げた技で俺を倒せるかよ!」

「えー、続いては台風情報です。他力本願さん、よろしくお願いします。」と緑色の全身タイツを着たシランが言う。

(なんでニュースなのに全身タイツ!?)

「はい!こちら!台風3.14159号が近づいている場所になります!」と、セーラー服を着た他力本願が言う。

(台風中継でなんでセーラー服!?あと台風の号が円周率だ!?)

「シランさん!お気をつけください!そちらに台風が到着します!!」

「よし!他力本願ありがとう!必殺!恐怖の爆散台風!!!!」

「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「ふん、副組長もこの程度か。」

「バカな!こんなふざけた技でやられてたまるか!」

「次は大食い番組だ!他力本願よろしく!!」

「あいよ!さぁと言うわけで、洗濯ばさみは偶数の方が縁起がいいですが、耳かきの数は奇数の方がいいって本当ですか?シランさん?」

と、宇宙服を着た他力本願が言う。

「いいえ、こんにゃくはお肌に良いけど、炊飯器は気分屋なんです!」と、白衣を着たシランが言う。

(これのどこが大食い番組なんだー!?意味わかんねぇ!!)

「そして必殺!大食いで使ったお皿600KG降り注ぎー!!」

「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「そして最後!必殺!(シラン・ショウバン、アニメ化のお話待ってます大爆発パンチ!!!)」

「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ドサッ。

副組長「ブタコワモテバナ」撃破。

「さあ残るのはお前だけだ。ブタキワミバナ!」

「おもしれぇ。」


【episode3 シランたちvsブタキワミバナ】

「よし、残るはお前だ!ブタキワミバナ!」

「おもしれぇ。お前なんかすぐぶっ倒してやる!」

「その前に見ろ!!!」

シランが倒れたコワモテバナを指差す。

「あれが、コワモテバナのコワモテフェイスなんだろ?!!」

し〜ん。

「あはははは!死んだ部下なんかに用はないわ。所詮その程度ってことよ。」

「お前、最低以下なやつだな。お前みたいなやつは、俺は心底嫌いなんだよ。ぶっ潰してやる。」

「ふぅん。じゃあそっちから攻撃してきて良いわよ。」

「よし!いくぞ!他力本願!!」

「おう!」

「必殺!泥ドリンク大会!!!」

「ふん、どうせふざけた技だわ。」

「この大会では、きったねぇ泥に何を混ぜたら美味しくなるかを競ってもらいます!まずは他力本願さん!お願いします!」

「はい!俺はシンプルに牛乳です!なんかカフェオレみたいです!いただきます!」

ゴクゴク。

「うん!そうだな!まるで土日に雨が降ったみたいな絶望感です!!」

(マズイんじゃねぇか!!)

「次は私、シランが行きます!私は、ソースです!焼きそばも、揚げ物も行けるなら、泥もいけます!!」

ゴクゴク。

「うん、クセになる!」

(本当に!?)

「お次はブタキワミバナ!何を混ぜますか?!」

「はぁ!?俺もやるのかよ!じ、じゃあ、おでんの汁!混ぜて飲みます!」

ゴクゴク。

「おぇぇぇ!!クソマズイィィ!!」

(まんまとシランさんたちの罠にハマった!このボス、アホだ…)

「ちくしょ!よくもやりやがったな!くらえ!虎狼の一撃!!)

ドガッ!!!!!!

「ぐはっ!!!」

ドサッ。

「た、他力本願!!!」

「他力本願さん!?」

「おい、他力本願しっかりしろ!!」

「ははははは!ダサい仲間だねぇ!」

「ちくしょ!許せねぇ!!」

「あっ!ゲッパーよせ!危ないぞ!」

「くらえ!ゲップ火炎放射器!!」

「必殺、血まみれの殴撃!!」

「うぎゃぁぁぁぁぁ!!」

「ゲッ!!ゲッパー!!」

「あはははは!情け無いやつらだ!」

万事休す、どうなるシラン!?


【episode4 ゲッパーの過去】

「あはははは!情け無いやつらだ!」

「貴様、よくも俺の仲間を!絶対許さねぇ!」

「助けて!ゲッちゃん!!!」

その時、甲高い声が響き渡った。

「な、なんだ今の声は?!」

「その男の子だけはやめて!私の彼氏なの!」

「彼氏…だと?!」シランが困惑する。

「ちくしょ!こいつも封印が解かれたか!?」

「ゲッちゃん!大丈夫!?」

「サ…サナ…」

「サナ!?おいゲッパー、その少女誰だ?!」

「ぼ、僕の…彼女です…」

「かっ…彼女だとー!?」

シランは膝から泣き崩れ落ちた。

「そ、そんなぁ…ゲップで戦うこんな下品なやつに…!彼女がぁぁぁぁぁ!!俺にはいないのに!!」

(図星だったー!?)

「ちくしょ!」ゲッパが立ち上がる!

「くらえ!ゲップ爆風斬技!!」

「粉々打撃!!」

「ぐはっ!ちくしょ!波動ゲップ!」

「全身骨微塵粉砕!!」

「ぐはっ!!」

ドサッ。

「ゲッくん!」

「ゲッパー!大丈夫か!!」

「あははははは!情け無い!本当に情け無い!!」

「うるせェェェェェェェ!!!!!!」

「!?」

「ブタキワミバナ、よく聞け!ゲッパーは、お前の力で封印された彼女、いわば恋人を救うために、何度もお前に立ち向かった男。つまりサナさんからすれば、これ以上にない最高の彼氏なんだ!!そんなゲッパーを嘲笑うなんて許せん。

俺が潰す。」


【episode5 最終決戦】

「おもしれぇ!潰してみろよ!まずは!必殺!全身頑固拘束!!」

「くらえ!!放屁火炎放射器!!!!」

ブゥゥゥボワッ!!!!

「ぐはっ!あつぃ!くさぃ!!」

「シランさん!や、やっぱり強い!」

「悪いな。ゲッパー。お前のゲップ火炎放射器を見て、俺も屁でやりたくなったんだ。毎日血の滲む…いや、イボ痔のできる特訓をしたよ。」

(シランさん!痔になってるー!!)

「くらえ!濁流拳!!!!」

「なんの!くらえ!!!跳ね返り弾打撃!!!」

バキッ!!!

「ぐはっ!な、なぜ、俺の攻撃が…通用しない…)

「これで最後だ!」

そう言うとシランはキリンのコスプレをした。

「必殺!森羅万象全力魔撃!!!!!」

ドカァァァァン!!!!

「うぐはぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ドサッ。ブタキワミバナ撃破。

(キリンのコスプレは何の意味が?!)


【episode6 取り戻した平和】

「ふぅ、疲れた。みんな大丈夫か!?」

「シランさん!僕は大丈夫です!」

「私も、大丈夫です!」

「ゲッパーもサナさんも大丈夫か!良かった!さて帰ろう!」

「おぉい!俺の心配はどしたぁ?!」

「お!他力本願!起きたか!」

「起きたか!じゃねぇよ!全く、俺もなんとか生きてるぜ!」

「よし!みんな無事なら整形外科に戻ろう!」

「カニ、カニ、2階カニ、カニ、カニ、2階カニ」

シランと他力本願はカニのコスプレをしながら、横歩きで戻っていった。

「ねぇ、ゲッくん、あの2人、いつもあんな感じなの?」

「あぁ、サナ、そうなんだ。気にしないで。」

整形外科到着。

「それにしても驚いた。ゲッパーに恋人がいるとは。」

「今まで隠していてすいません。かなり前に彼女も封印の餌食になってしまいまして。」

「本当に私、怖かったんです。」

「ゲッパーに彼女ねぇ。」←今知った他力本願。

「でもゲッパー、お前は最高にカッコよかった。」

「え?」

「お前が、血まみれになり、傷だらけになり、目に涙を浮かべながら、敵に立ち向かう姿。俺はあれを見て,とても感動した。心の底から、サナさんを大切にしている気持ちが伝わった。サナさん、ゲッパーはこの上ない、最高の彼氏だと思う。きっとこの先、2人ならどんな問題も乗り越えていけるはずだ。ゲッパー、幸せになるんだぞ。」

「うぅ…ありがとう!シランさん!」

「ったく、泣けるぜ。」←今さっき知ってもう泣いてる他力本願。

「さて!隣町にでも行って女でもナンパしてくるか!行こうぜ他力本願!!」

「そうしましょ!」

(絶対俺たち見て、あの2人恋人欲しいんだ!!)

「よし!俺は忍者の格好で行く、他力本願は?」

「俺は黄色いふんどしに緑のハチマキで行きます!」

(絶対ナンパ成功しねぇーぞ!!)


こうして。ギャグタイリョウ星にまた完全に平和が戻った。

シランと他力本願は引き続き整形外科の運営を。

ゲッパーとサナはシランたちを離れ

2人は何気ない日常を大切に過ごした。


【完】

読んでいただきありがとうございました。

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