プロローグ 転生したらすぐに人生ターンエンド?!
はい!本気で今回書きます。
10月から1週間に2、3回投稿しようと思います!
頑張ります!
あっちも見ていただけると嬉しいです
ズキン、、、ズキン、、、ズキン、、、
そう頭でうるさく鳴る。
「誰だ、、、僕を起こしたの、、、」
僕はイラつきながら身体を起き上がらせて、今の状況にフリーズした。
「、、、え、エイヤ様の、、、スキルは、、、【封術】、、、です。」
「な、【封術】、、、だと?王家にそんな存在は要らぬ、、、仕方がない、、、こやつを“あの森林”へ置いてこい。」
僕は意識が混乱して何が何だか分からなかったが、いちばん偉そうなおじさん、、、多分異世界でいう国王みたいな人が険しい顔をしながらこちらへ来たが眠気がしてきたので、、、そこからは記憶がない。ただ気づいたら、、、先程の宮殿のようなところではなく、森のようなところに僕は寝ていた。
「ここは、、、どこなんだ?」
混乱していると、後ろから今まで聞いたことの無い奇声が聞こえた。
僕は殺気を感じ、すぐに横に転がる。
そして先程のところには巨大な手があった。
その手には血のようなものが着いおり、、、僕の第六感がすぐ逃げろと言うのでそこからすぐに逃げた。
周りはどこを見ても木しかない。多分森林だろう。走り回っているとその森林の中に1つの家らしきものを見つけた。
僕はその家に駆け込んで、身を潜めた。
ズドン、、、ズドン、、、ズドン、、、
そんな音が外から聞こえてくる。
僕は恐怖で顔を近くにあった皮に埋め、震えながらその音が遠くなっていくのを待った。
ーー数分後
僕はなんの音も聞こえなくなったので、1度外に出て、周りを見渡す。
上は曇り空で、いつでも雨が降りそうな雲。下は特に何かある訳でもなく、あとは横を軽く見ても、木とこの家しかないということがわかった。
「これからどうすりゃいいんだよ、、、どこ、、、どころかこの顔も誰、って話だしよ、、、」
俺は1度家の中に戻り、家の中を探索していると書斎の部屋の奥に何かがいた。そいつは何かを喋っているかのように見えた。
「、、、出し、、、ねぇか?」
「聞こえないんだよな、、、もう少し近づいてみるか、、、」
相手からは別に殺気を感じなかったので僕はそいつに近づく。
「おい、ここ、、、ら、、、して、、、ねぇか?」
近づくにつれてその声はより鮮明に聞こえて、その声が女性のものだと気づいた。
「本当に、、、なんなんだ?」
「俺を、出して、、、ねぇか?」
「なぁ、お前。俺をここから出してくれねぇか?」
奥に行くにつれてその声は完全に聞こえてきた。
「えーと、、、誰?」
僕の問いにその女の子は答える。
「俺か?俺は暗黒、破壊、世界、能力、魔法、死と創造を司る神界の奇跡。暗黒破壊帝王神“夜叉道影”だ。お前はなんて言うんだ?」
机の上に座りながら女の子は僕に問う。
「か、神様?あ、僕は夜闇詠夜です、、、な、なんか、朝目を覚ますと誰かに囲まれていて、二度寝したら、こんな山奥?にいた一般人です。」
「ふむ、、、お前、もしかして異世界から来たか?その名前。ニホンの名前だろ?」
女の子、、、夜叉さんは僕に尋ねた。
「え、ええ。日本人です。え、ええ。日本人とか異世界とか、、、待って、、、ここってまずどこですか?」
聞いとかないと後悔する、、、そう思ったけど、聞いても後悔することがあるとこの日初めて知った。
「、、、この世界は君のいた世界とはかなり違う次元、、、そしてここは魔法と剣が支配する国メイザード帝国の帝国の神殿迷宮、、、が表向きの、別名冥界神迷宮の五階層 冥界の森林だよ。、、、災難だね、、、多分君、捨てられたんじゃないか?」
そう言われると確かにそうだ。捨てられたのだろう。
「、、、日本じゃない、、、まず地球じゃない世界、、、か、、、」
「まぁ、、、なんというか気の毒にー「最っ高かよォ!!」」
その言葉に夜叉は驚いて目を見開く。
「え、お前、、、もしかして、、、異世界大好き系男子か?」
「え、否定しないけどなんでそんな言い方?何その○○系大好き女子みたいな。やめてよ。」
「、、、なんかすまん。じゃがなんで捨てられたんじゃ?」
「スキル?が【封術】という理由だったかな。」
夜叉は僕の方を見てまた目を見開き、笑った。
「ねぇ、、、これは交渉なんだけど、、、君の力で僕の封印をといてくれたら、、、君にさらに力をあげよう。どうする?」
それが最弱が最強になる初めてのターニングポイントであり、僕はそれにデメリットがない、故に、答えは。
「いいよ。君の封印。僕が解いてあげるよ。」
そして僕はこの世界で、、、というか、初めてスキルを使うのだった。
「スキル 【封術 開封】」
そして夜叉の体は闇に包まれ、そして完全復活した夜叉が顕現した。