小手調べ
...これは
適応が早すぎる
もう対応され始めている
やはり15FPSだと遅いか...?
一応FPSは自由にいじれるが、多ければ多いほど体への負荷も大きくなる
背に腹は代えられない...か
「『映像化』」
「それにはもう慣れたぞ!」
「使い方がちげぇんだよバカが」
直後、更に加速する
今回は30FPSだ
「ふむ、速度は可変式か」
「正解だよ」
「最初のは小手調べのつもりか?」
「さぁ?どうだろうな」
15FPSの時には一撃を入れることができた
つまり、その倍の30FPSの今なら二撃入れることが可能!なはず...
右に回り一撃を入れ、そのまま左にまで回り込み二撃目が入る...はずだった
しかし、二撃目を防がれる
「なっ...!?」
「倍の速度になったから倍の数の攻撃を入れれるとでも思ったか?」
なるほどな...
「小手調べしてたのはそっちってわけか」
恐らく向こうはまだ本気を出していない
それに対してこちらは全力
間違いなく勝てないだろう
逃げたほうがいいのは間違いないんだが...
「反撃開始だ」とか言っておきながらすぐ逃げ出すのは流石にダサすぎる!!!
それに、ここで逃げ切れるかどうかも怪しい
逃げ切れたとしても、今後また戦うことになるだろう
その時のために少しでも情報を引き出しておきたい
...仕方ない、もう少し頑張るか...
「考え事は終わったか?」
「ご丁寧にどうも!待ってくれて助かりましたよ!」
余裕そうな騎士の態度に、俺の決意は早速揺らいだ
気づかないうちにランキングに乗っていたらしい
五ヶ月くらい前に...




