表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

湿り日の鉄筋

作者: 甘味処 雨

真に熱した心に水は差しても

それは衰えることはない。

冷めるとしたら、まだ足りなかっただけの事

燻ってもいい。底の底にあるならば

それはいつだって燃え上がる時を待っている。


上を見上げると、雨が永遠に続くんじゃないか。

いつまで意固地になっていればいい。

そんな憂鬱な気持ちになっている。


一人で戦うって言うのはそういうことだ。

時にひさしとなってくれる人がいない

一人で凌ぐってのも楽じゃない。


だけど止まない雨なんてない。

だけれど病まずにいたんなら次に活かせる事もない。


雨の日にこそ病んだっていい。

僕だったらレモンスカッシュに煙草を加えて

梅雨の匂いを全身で楽しむ。


子供の時に戻って、全身で浴びたっていい。

後のシャワーなんて頭から取っ払って

はしゃぐんだ。


スローペースに人生を謳歌する。


いつだって、恋模様を思い浮かばながら

観覧車の夢を見る。


幸せって笑って生きれることを誓って

眠気を擦って口ずさんだ日。


記念日の名前をつけるとしたら


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ