湿り日の鉄筋
真に熱した心に水は差しても
それは衰えることはない。
冷めるとしたら、まだ足りなかっただけの事
燻ってもいい。底の底にあるならば
それはいつだって燃え上がる時を待っている。
上を見上げると、雨が永遠に続くんじゃないか。
いつまで意固地になっていればいい。
そんな憂鬱な気持ちになっている。
一人で戦うって言うのはそういうことだ。
時にひさしとなってくれる人がいない
一人で凌ぐってのも楽じゃない。
だけど止まない雨なんてない。
だけれど病まずにいたんなら次に活かせる事もない。
雨の日にこそ病んだっていい。
僕だったらレモンスカッシュに煙草を加えて
梅雨の匂いを全身で楽しむ。
子供の時に戻って、全身で浴びたっていい。
後のシャワーなんて頭から取っ払って
はしゃぐんだ。
スローペースに人生を謳歌する。
いつだって、恋模様を思い浮かばながら
観覧車の夢を見る。
幸せって笑って生きれることを誓って
眠気を擦って口ずさんだ日。
記念日の名前をつけるとしたら