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 アキホちゃんの誘導の元、あしながの集落に向かう。アキホちゃんは背中の羽でふゆふよ飛びながらだ。あれ、機能するんだ。

 川から流れてきたからこの川をさかのぼっていけばつくじゃんとか場をぶち壊すようなことは言わない。どうせ俺のためというか俺がしでかしたことなんだろうから俺がまいた種を俺が刈るのはしかたねーんだろうなーって。

『ドワーフの集落は木の上にあるのですわ』

【大木に穴をあけて住んでいるのであるな】

「俺のドワーフのイメージが覆されていくなー」

 飾りかと思ってた羽で飛べるしさー。

「木の上は、蛇に襲われないので、安全なんですぅ」

「蛇て」

【うむ、我ほどではないがドワーフに比べたら巨大であるな】

「プリティちゃんを比較に出されるとなんでも小さくなると思うけどー」

『ここに生息する蛇はエルフも餌にするくらいですわ』

「え、ダンプさんも餌?」

 まじっすか。俺なんかいい撒き餌じゃん。

【ちょうどあそこに見えるくらいであるな】

「あああああああへびだぁぁぁぁぁいやぁぁぁぁ!!」

 目隠れドワーフちゃんに飛びつかれて押し倒された。ごめんよ、マッチョなら受け止められたけど俺はもやしなんだ。

「てか、寝てる場合じゃねぇ! 逃げないと!」

 抱きついたままのアキホちゃんごと起き上がる。この子、割と軽い。

【あれを食べないのはもったいないであるな】

『蛇は出汁が出ておいしいと女神の間でも評判が良いのですわ。ごーごーれっつごー!』

「食い気から離れてお願い!」


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― 新着の感想 ―
[一言] んふふ、いの~さんたら可愛い女の子に押し倒されちゃって・・・・・残機減らないんだ?
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