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火事と喧嘩は酒のつまみ

お酒万歳

【事実を突きつけられて切れるなど、神の末席でもぬるいのであるな。ほれ、そこらに座ればよいのであるな】

 勝ち誇ったように首を高く上げたドラゴンさんとわなわな震えている女紙様。

『おま、校舎裏に来んかいワレェ!』

 中身のない言い合いは子供のケンカめいていて、非常に平和だ。

 ちょっと不謹慎ながら、酒のつまみには最高だなとか思った。思ったら出るのが俺のスキル。

 俺の右手にはストロングなアレ。ブルーハワイ味とかいう未知の味だ。売り場では見かけたことはないけど、存在するならヨシ!

 たぶん毒ではない。毒だったとしても残機が減るだけ。

 ヨシ!

 カシュっとプルタブを開ければ、濃厚な甘味料のにおい。どう考えてもかき氷ですありがとうございます。

「よくわからない状況は酒でリセットだ」

 俺は一気にあおった。のどを抜けていくブルーハワイの、イメージだけはさわやかな甘味料味。

 のど越しだけは、良いな。

 缶の半分ほどを呑み切って、我に返る。

「おうっふ、近い近い」

 いつの間にか目の前にいるドラゴンさんと女紙様。物珍しげに、ストロングなアレを見つめている。

『その味は飲んだ記憶がないのですわ』

【酒の匂いがするのであるな】

 うん、酒カスしかいねーんじゃね? ここ。

だらっと続きます

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