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妖精さんは高校球児

妖精さんは元気です

 ぽぽぽぽぽ。

 空中に満開の花をさかせる勢いで砲撃は続く。

 ドラゴンは速度を変えたり急旋回して逃げまくっているけど数にものを言わせる対空砲の弾幕をかわし切れなくなっていた。

「そろそろ逃げてほしいんだけどなー」

 なんかいじめているみたいで嫌なんだよ。ドラゴンもさ、そりゃブレスは吹かれたけど、突然現れたこっちにも瑕疵がある。

 もしかしたらここが縄張りだったかもしれないし。森の中に都合よく空き地があるのも不思議だし。

 そもそも、この世界にとって俺は異物だ。異物混入されたのに、逆に追い出されるのは不本意だろうさ。

『当たりましたわ!』

 無数に撃たれる砲弾のひとつがドラゴンの肩のつけねに当たった。ボコーンって感じの爆発が見えた。

 アブサンさんたちは右こぶしをあげて人差し指を立ててる。

 優勝したわけじゃないからね?

 少しだけドラゴン高度が下がった気がする。ダメージがあるのかそれともびっくりしたのか。表情がないから判断つかない。

『追撃ですわ!』

 女紙様の紙がばっさばさ揺れてる。

 暴走気味でないっすかね、女紙様。ドラゴンハントはストレス解消じゃないですぞ。

 ポコーンという音とともに、ドラゴンの頭が煙に包まれた。頭に直撃はやべーじゃん。

 沸き立つアブサンたち。ひゃっはーする女紙様。

 ドラゴンはまっさかさまに墜落していった。

だらっと続きます

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