巫女やってて、神主と結婚した知り合いが。近況は知らないけど。
言葉遊びを詰め込みすぎて進まないね。
まあ、いいやどうせ、今のところほとんど誰も読んでないし、好き勝手やってしまえ。
今日も清々しい朝だ。田吾作は今日も鍛冶場に行こうと目を覚ます。
「ふあー。」
ガラガラとふすまを開けると、
「おはようございます。」
ピシャ!
「閉めないでくださいよ。」
「知らない、見てないです。ここには誰もいませんよ。」
「何言ってるんですか。朝から美女を見て恥ずかしいのはわかりますが、出てきてください。」
「恥ずかしい微女がいるから、出れないんです。」
「あら、やだ。美女だなんて。そんなわかり切ってることはいいので出てきてください。」
厚顔無恥ですね。(変な漢字当てて、どMにするのは禁止!)ビシッ!うっ、キャン玉はちょっと。そしてその鞭は何処から。
「ご期待に応えましたよ。」
そんなこと言ってなーーがくっ。
「仕事に行くのですよね。私も連れて行ってください。」
「えっ、早苗さんも行くのですか?」
「昨日、言いましたよ?親父さんがあなたに任せるとも。あっ、さっちゃんと呼んでください。同じくらいの年ですよね。」
「昨日のおやっさんのところですよ?鍛冶場ですよ?サチコさんのような女性にはちょっと。」
「誰がちっちゃいサチコですか。大丈夫ですよ。出来ます仕事。あと、さっちゃんです。」
「ああ、サッチャ⚪︎は鉄の女ですから、鍛冶場似合いそうですね。」
「そうでしょ。だから、早く行きましょう。って、いつ私がイギリスの初の女性首相になったんですか。もう、いいですよ早苗で。」
「結局、一緒に行くんですね。はい、諦めました。行きましょう。あっそうだ。やっぱり、日本の野球で歴代No.1はあの人ですよね。」
「急によくわからない話を振って来ましたね。あの、日本の盗塁王をさせなくなって、やめた人ですよね。」
突っ込まへんのかい!そのまま、のるんかい!というか、ちょっと遠いから、気付かれてないんちゃうか?田吾作にはボケは早かったな。
「えっ、急にどうしたの?なんの話?」
「いや、その・・・。大したことじゃないから。」
「気になるから、言って。教えて。」
「ホント、面白くないから。」
「気になるから言ってって言ってるでしよ。」
「あっ、うん。ほら、あの人の奥さんのあだ名。」
「ああ〜。うわー、面白くないし、そんなの気付かないよ。」
「・・・・・」
打ちひしがれるタゴサック。最低だ。一度スルーしたボケを、無理やり説明させた挙句、フルボッコに駄目だし。自分の頭の回転の悪さは、棚にあげ、死体に鞭打ち所行!そこは、体を張って「ああ、ごめん。ちっぱい、ちっぱい。」くらいのボケを被せるところじゃ。
グサ!なっなんじゃこりゃー!
どこから、出したんだその包丁。
「護身用よ?」
どこが?がくっ。
あっ、そう言えば今はジーパンじゃなくて、デニムが正しいの?それともレギンス?
・・・
「おやっさん、おはようございます。」
「おう、おはよう。田吾作・・・・と嬢ちゃん?」
「はい、おはようございます。おやっさん?」
「ああっ、おやっさんでいいぞ。作者が名前考えてないから。」
なんですとー!くっ、鍛冶屋と言えば親父さんやおやっさん呼びのツンデレと相場が決まってるはず(偏見)
「嬢ちゃんは何のようでい。」
「私にも仕事をください。」
「いや、鍛冶場仕事が女にできるわけないだろうが。」
「そんなことはありません。私、巫術が使えますから。」
「巫術?なんだ、まじないみたいなもんだろ?」
「実際に風を起こしたり、火を起こしたりできるんです〜。」
そう言いながら、頬を膨らませる。貞子やったっけ?
グサッ!おう、早苗でしたね。早苗。きっと来ると思ってたよ。
「ふーん。まあ、いいか。じゃあ、昨日同様薪割りと水汲みから頼むな。田吾作についていってくれ。」
「田吾作君、お願いしますね。」
イタコくらいだよね。巫女で特殊能力って。
さっちゃんはむしろイタイコやけど。
はっ殺気!ふう、気のせいか。
・・・・その後、作者がどうなったかは誰も知らない。
短めで投稿。
ノムさん亡くなったじゃないか2020年2月11日、惜しい人を亡くしました。お悔やみ申し上げます。