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102号室  小説家と天才少年 その2

 その1の続きです。

 鳥の声に目が覚めた。

 手探りで枕元に置いてあった携帯電話を取り出し、画面を開いた。

 いつもより一時間ほど早く起きた。

 一眠りしようと深く潜った。

 ふと昨夜、風呂に入っていないことを思い出し、のそのそと布団から這い出た。

 部屋の中とはいえ、十一月にもなれば寒い。

 体を丸めて、クローゼットから着替えを取り出す。

 今日は大学に行って、放課後にあの小学生のお見舞いに行こう。

 何もなければ六時からのバイトに間に合うだろう。

 この考え方は何かのフラグみたいだな。

 気をつけないと。

 とりとめのないことを考えながら、部屋を出る。

 アパートに建てられた風呂は共同で、いつ入ってもいいことになっている。

 水道代が安くなり、掃除しなくてもいいので非常に助かっている。

 掃除夫の佐久間咲楽さんは一度も会ったことがない。

 風呂は入り口で男女に分かれている。

 防犯対策で貸し出されている鍵で入口(もちろん男用)を開けて、鍵を閉める。

 脱衣所で着替え、奥に入ると五、六人一緒に入れそうな大浴槽と個室のシャワーがある。

 大浴槽にお湯は溜まっていなかった。

 溜まるまで待つ時間はないのでシャワーでさっと済ませた。

 銭湯ではないので、コーヒー牛乳などはない。

 行きと同じように鍵を開けて、閉める。

 家に帰る途中でばったりと三人のランドセルを背負った少女と出会った。

 四つ子の彼女たちは同じ顔をしているが、性格が全く違う。

 髪型や服装にその性格が強く出ていて、別人に見える。

 四人はアパートの大家さんの子どもで、確か小学六年生だ。

「私たちは今から学校なのにお風呂なんか入ってたの?大学生っていい身分なのね」

 高飛車な口調と胸元までの縦ロールが印象的な彼女の名前は四方山雲よもやまくもちゃん。

 腕組みをして、僕を見上げている。

「リョーヘイにい、おはよっす!」

 男のようなベリーショートヘアに小麦色の肌が印象的な彼女の名前は四方山雨あめちゃん。

 警察官のように敬礼をして、元気よく挨拶をする。

「……はよ」

 前髪を揃えたツインテールが印象的な彼女の名前は四方山雪ゆきちゃん。

 やっと聞こえるような小さな声で挨拶をする。

「雲ちゃん、雨ちゃん、雪ちゃん、おはよう。昨日はお風呂に入る時間がなくてね」

「大学生って忙しいんだな!」

「怠け者なだけでしょ」

「……悪口、ダメ」

 僕の言葉に素直な反応を見せる雨ちゃん、鼻で笑う雲ちゃん、それを注意する雪ちゃん。

「ところではれちゃんは学校お休み?」

 足首まである長い髪と青白い肌が特徴的な晴ちゃんがいない。

「昨日から熱を出していつもの病院に入院してるわよ。今頃ベットで暇してんじゃない?」

 晴ちゃんは入院することがよくあるためか、あっさりとしている。

「そっか」

 晴ちゃんが入院している病院はあの小学生と同じだった。

 少しよっていこう。 

「ほんとあんたは変わってるわ。普通は心配するところなんじゃない?」

「慣れかな。雲ちゃんも心配してないし」

「あの子の心配なんてしたことないわよ!」

「この間、晴が肺炎になった時はちょー心配してたじゃん!」

「あれはうつされたら困るからで心配なんてしてないわよ!」

 雲ちゃんは顔を真っ赤にして、雨ちゃんを怒鳴りつけた。

 素直になれない姿は微笑ましいが、将来的には不安だ。

 売り言葉に買い言葉で、二人はその場で口喧嘩を始めてしまった。

 雪ちゃんはそんな二人を静観している。

 止める気は一切ないようだ。

「学校に遅れるよ」

 二人の頭を撫でて、喧嘩を仲裁する。

「子ども扱いしないで!これだからリョーヘイは!まあいいわ。さっさと行くわよ」

 雲ちゃんは雨ちゃんと雪ちゃんを置いて、先に行った。

 言葉では嫌がっているが、口元が緩んでいた。

「えへへ。ありがと!じゃあな、リョーヘイにい!」

 雨ちゃんは嬉しそうに満面の笑顔を浮かべながら、追いかけて行く。

「……またね」

 二人を羨ましそうに見ていた雪ちゃんの頭を撫でると、少しだけ嬉しそうに笑い、二人の後に続いた。

 三人を見送ってから、僕は朝食を摂って大学へ向かった。

 

 

 

 午前中の講義が終わった昼休み、病院から連絡があった。

 なんでも警察からあの小学生のことで話したいことがあるといわれたらしい。

 放課後に行くことを伝え、バイト先に休みを貰った。

 意外とあっさりと許可を貰えたことに驚くと、店長の猫さんは笑って、僕がいつも真面目に仕事してくれるお礼といった。

 給与を貰っている以上、真面目に仕事をするのは当然のことだと思う。

 だが、目の前に座る例外的な二人を思い出し、納得した。

「リョーヘイ、今失礼なこと考えてねえか?」

 教室の一角でパンを食べていた黒野原千秋が僕を睨んだ。

「リョーヘイはわかりやすいからね」

 にこにこと人好きな笑顔を浮かべながら、新は僕の心を見透かしていた。

「何でもない」

 そういって気の置けない友人たちを誤魔化した。

 千秋はまだ不満そうに僕を睨み続けていたが、新からプリンをもらって機嫌を戻した。

 新はとろけるような笑顔でプリンを食べる千秋を愛おしそうに眺めていた。

 周りにいたはずの学生たちはいつの間にか、距離をとっていた。

 幸せそうな雰囲気を生暖かい目で見る者、嫉妬の目で見る者さまざまな人から視線を集めているが、二人は全く気づいていない。

 千秋はプリンに意識が集中しているし、新は千秋の他は眼中(文字通り)にないからだ。

 少しだけ居心地の悪くなったことにこっそりと溜め息を吐いた。

 千秋がプリンを食べ終わると同時にチャイムが鳴った。

 やっと解放された、と二人の他の僕を含めた学生が思った。



 午後の講義も終わり、僕は途中のスーパーで見舞いに林檎をいくつか買って、病院に向かった。

 受付で名を名乗って病室を確認し、そこに辿りついた。

 そこで小学生の名前を知った。

 あの小学生は三神颯太みかみそうたという名前の男の子だった。

 ノックをして、病室に入る。

 病室には先客がいた。

 制服を着こなした二人の警察官が三神颯太くんと話していた。

 おそらく話したいことがあるといっていた人たちだろう。

 僕に気づくと一人の警察官には不審な目で見られ、もう一人は僕に軽く会釈をした。

「こんにちは。佐藤良平です」

 先に名乗ると、病室の雰囲気が柔らかいものに変わった。

 三神くんだけは僕を見定めるようにじっと見つめた。

「警察官の木之元励二(きのもとれいじ)です」

 最初に僕を不審な目で見ていた彼はきびきびと名乗り、敬礼をした。

 鋭い目つきと服の上からでもわかる鍛えられた体は、警察官というイメージそのままだ。

「同じく警察官の山本世二郎(やまもとよじろう)です」

 反対に僕に軽く会釈した彼は柔和な笑顔と穏やかな雰囲気をまとっていて、体格も他の職種と変わらない。

 本当はサラリーマンです、といわれても信じてしまいそうだ。

「この人が君を助けてくれた人だよ」

 山本さんが僕を三神くんへ紹介した。

「三神颯太です。助けてくれてありがとうございました」

 ベットの上で頭を下げた。

 最初に会った時には想像できなかったが、礼儀正しい子のようだ。

「どういたしまして。体はもう楽になったかな?」

 ベットの側に行き、三神くんと同じ視線になるように屈んだ。

「はい。もう大丈夫です」

 そういう三神くんのいう通り、出会った時よりもずいぶん顔色がいい。

 僕が思っていたよりも酷い状態ではなかったか、と少し安心する。

「それはよかった。よかったらこれ食べてね」

 お見舞い用に買ってきた林檎をベットサイドのテーブルに置いた。

 そこには既にクッキーが置いてあった。

 お菓子の方が日持ちするな。

 次の見舞いの品はお菓子にしようと反省した。

 三神くんは驚いたように目を見開いていた。

 そんなに変なことをしたかな?

「初めて入院したみたいですよ。だから驚いたみたいです」

 山本さんはそういうが別の理由だと思う。

 でも、気づかないふりをした方がいいか。

「そうなんですか。そういえば知り合いの女の子も入院してるから友達になれるといいね」

 口外に、他の子も入院しているから大丈夫だよ、といった。

 三神くんはまだ幼いから僕の思惑はわからないかもしれないけど、安心してくれればいいと思う。

「……友達」

 なぜか三神くんは暗い顔をして落ちこんでしまった。

 地雷を踏んだようだ。

 確かに三神くんは友達作り得意そうに見えない。

 友達に囲まれていることよりも一人で教室にいることを想像することの方が出来る、というのはさすがに思い込みが激しするかもしれない。

「その前に僕と友達になろう。それとも年上の友達は嫌かな?」

 わざと悲しそうな顔をして俯けば、三神くんは慌てて顔をあげて、両手を激しく左右に振った。

「いいえ、嬉しいです!友達になってください!」 

 人を悲しませることが苦手なとてもいい子だった。

 罪悪感を胸の奥に押しこんで、これからよろしくね、と嘯いた。

 ついでに携帯電話の番号をメモした紙を渡して、いつでも連絡していいからねと付け加えることも忘れない。

 三神くんの性格だと一生電話をかけない気がするけど、何かあった時の保険だ。

「それじゃあ、私たちはこれで」

 木之元さんと山本さんが立ち上がったので、僕も立ち上がった。

 三神くんは寂しそうな顔をした。

「また明日来るね」

 僕は三神くんの頭をくしゃりと少し乱暴に頭を撫でて、笑顔を向けた。

「はい。待ってます」

 ふにゃりとまるで父親に向けるような安心したような笑顔を浮かべられ、さすがに動揺した。

 それを悟られないようにぽんぽんと軽く頭を叩いて、病室を後にした。

 二人の警察官も続いて退室する。

 三神くんは意外と警戒心が薄いんじゃないか?

 最初の態度と最後の態度の差に、僕は心配になった。

 将来悪い人に騙されないといいけど。

「子どもの扱いに慣れてますね」

 山本さんの言葉に現実へ帰った。

「そうですか?近所に同じくらいの年の子どもたちがいたからでしょうか」

 いわずもがなあの四つ子たちだ。

 あの子たちに比べたら、三神くんは扱いやすい。

 素直で礼儀正しく、大人しく、賢そうだ。

「そうだったなんですか。ところでこの後、時間ありますか?」

 それは質問のようで、実際は命令に近いと思う。

 任意同行という言葉がよぎった。

「知り合いの女の子のお見舞いにも行きたいので、病院の面会室でもいいですか?」

「構いませんよ」

 偶然通りかかった看護師さんに面会室の許可を求めると、すぐに許可が下りた。

 面会室は六畳程度の広さだった。

 大人三人もいると少し、狭く感じた。

「何から話したほうがいいんでしょうか」

 山本さんが困ったように呟いた。

 まるでミステリーの冒頭部分のような言葉に笑いそうになるのを堪えた。

 さすがに不謹慎だ。

「先にすべてを話していただいた方がいいのではないですか?」

 木之元さんが山本さんにそういった。

 先ほどの態度を見ていると木之元さんより、山本さんの方が立場が高いようだ。

 全てというのは恐らく三神くんと出会った時の状況だろう。

「そうですね。何度も話されたと思いますが、もう一度私たちに話していただけますか?」

 僕はあの時の状況を出来る限り細かく話した。

 といっても大したことはしていないので、話せることは限られている。

「なるほど。病院に伺った話とほぼ同じですね」

 山本さんは大きく頷いた。

 その隣で木之元さんもメモしたことと僕の証言を確認していた。

「佐藤さんは半年前の通り魔事件を覚えていますか?」

 山本さんから唐突にそういわれ、一瞬ついていけなくなった。

 このタイミングでどうしてそんなことを聞くのだろうか。

「山本さん!」

 木之元さんの責めるような声をかけられても山本さんは顔色を変えない。

 そのやり取りで僕は気づいてしまった。

 なるほどそういうことか。

 通りで警察の対応が早かったんだ。

「その通り魔事件と今回の出来事が関係があるといわれるのですね」

 半年前の通り魔事件。

 世間では近年でも稀に見る猟奇的事件として非常に騒がれていたことを思い出す。

 最初の事件は一年前から始まった。

 被害者はほとんどが十代後半から二十代後半のいわゆる不良と呼ばれる青少年たちで、全身を切り裂かれたような物から、銃で的にされたものまでさまざまな物があった。

 遺体の特徴の一つが原型を留めていないことだ。

 どの遺体も必要以上に破壊されていたらしい。

 始めは素人の犯行だといわれていたが、被害者が百を超えるにも関わらず現場に証拠が何一つ無いことから、“本物の殺人鬼の犯行”として世間を震撼させた。

 その現場が僕が住んでいる町だった。

 おかげてしばらくの間、夜間に出歩く人が激減し、治安が良くなったことは皮肉だろうか。

 しかし突然、その犯行が半年前を境にぱったりと途絶えた。

 今では事件の被害者が被害者なだけに、やくざに喧嘩を売った不良たちが粛清されたと思われている。

 余談だが、ネットでは半年の凶行シックスパーティーなどといわれている。

「ご理解が早くて助かります」

 山本さんの柔和な笑顔が、今は胡散臭く感じてしまう。

 穏やかな人かと思っていたが、その仮面を被った策士だ。

 下手に関わると危険な目に遭いそうだ。

「どうしてそう思われたんですか?」

 好奇心で立ち入っていいことではないと思いながら、ずっと考えていた疑問を口にした。。

 三神くんを助けた責任感か、それとも僕の好奇心なのかはわからないが、聞かなくてはいけない。

 そんな気がしたのだ。

「三神颯太くんの父親がこの町で遺体で発見されたからですね。彼は記者をされていたそうで、例の事件を記事にしようといろいろ調べられていたようですよ」

 軽率な質問だった。

 僕はすぐに後悔するが時間は元に戻らない。

「遺体は例の事件と同じように酷い状態でした。ねえ、佐藤さん。まるであの犯人がこの町に帰ってきたみたいではないですか?」

 山本さんは僕の心を見透かすように笑った。

 ぞくりと氷で背中を撫でられたような感覚がした。

「僕にそんなことを話していいんですか?守秘義務とかあるんでしょう?」

「大丈夫ですよ。佐藤さんの身の安全は保障します」

 嵌められた。

 これで僕も“被害者候補の仲間入り”だ。

「ただの大学生に何を求めているんですか?」

「そんなに怯えないでください。事件の解決に協力してほしいだけですよ」

 嘘だ。 

 それだけでは済まないはずだ。

「具体的にはしばらく三神颯太くんの保護者になっていただけませんか?幸いあの子もあなたに懐いているみたいですし、知らない人のところに行くよりもずっといいはずです」

「僕は昨日会ったばかりですよ?母親や親戚の方のところへ預けるのが妥当だと思います」

「母親はあの子が物心つく前に離婚しているようです。両親は駆け落ちだったそうで親戚の方とは面識がありませんね」

「僕は大学があります。時間的にも経済的にも面倒を見てあげられる余裕はありませんよ」

「大学側にはしばらく休学していただけるようにこちらから頼みましょう。人気小説家のあなたでしたら経済的になんら問題はないと思いますよ。ああ、“フタリぼっち”を読ませていただきましたが、大変面白かったです。個人的には“明日を満て”の方が好きですね」

 三神くんのことだけではなく、僕のこともしっかり調べられていた。

 “フタリぼっち”は僕のデビュー作、“明日を満て”は有名な文学賞を受賞した代表作といわれている。

 大学にすら気づかれていない事実をどうやって知ったのかは聞かない。

 どつぼにはまりそうだ。

 協力しないという手はもう僕にはできない。

 拒否をすれば僕だけの安全が脅かされるだけではない。

 きっとアパートの人にも迷惑がかかる。

 何より厄介なのは、事情を知って三神くんをほっておけないと思う自分だ。

 選択肢は始めから一つしかなかった。

「わかりました。でも条件があります」

「なんですか?」

「三神颯太くんを僕の弟にしてもらえませんか?」

 乗りかかった船だ。

 いや、毒を食らわば皿までか。

 こうなったら成人するまで面倒を見よう。

「わかりました。手配しましょう」

 開き直った僕に山本さんは驚いていたが、すぐに笑顔を浮かべた。

「三神颯太くんの退院は明日です。迎えに来てあげてくださいね」

 今日は送りましょう、といって僕は半ば強制的に家に帰ることになった。

 晴ちゃん、お見舞いに行けなくてごめん。

 



 パトカーではなく、普通の車で安心した。

 最初からそのつもりだったのかもしれない。

 山本さんと僕が後ろの座席で、木之元さんが運転した。

「巻き込んでしまって悪かったですね」

 唐突に山本さんが謝罪をした。

 今さら謝られてもどうしようもない。

「いいえ」

 あえて窓の外を見つめながらそっけなく答える。

 寒い中を帰らずに済んだのはよかったか。

 無理やり前向きに考える。

 それから山本さんは何もいわなかった。

 僕はこれからどう生活するか考えていた。

 バイト先には事情を説明して、休みをもらうしかない。

 あの気の置けない友人たちをどう誤魔化すか。

 無理だな。

 千秋は家に突撃するだろうし、新もついてきて事情を察するだろう。

 家に数分で着いた。

 一応お礼をいって二人と別れた。

 人は見かけによらないものだと頭に刻み付けられた。

 鍵を差して、服をそこらへんに投げて、布団を敷き、もぐりこんだ。

 明日からのことを考えて、憂鬱になる。

 もう何も考えたくない。

 僕は瞳を固く閉じて、夢の中へ現実逃避した。

 木之元さんの台詞が少なく、山本さんが予想以上の腹黒になりました(笑)

 まだまだ続きます。

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