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101号室  殺人鬼と不死身少女 その2

 1の続きです。

 肌寒さで目が覚めた。

 季節は春になったとはいえ、明け方はまだまだ寒い。

 だけど不思議なことに背中に温もりを感じる。

 僕はペットを飼っていない。

 そもそもこのアパートはペットを飼うことを禁止している。

 じゃあ後ろにいるのはなんだろう。

 虚ろな意識のまま、上体だけ起こして後ろを見た。

 長い青髪がベットに広がり、大きな目は閉じられ、潤んだピンクの唇は少しだけ開いていた。

 無防備に隣で眠る少女は僕のTシャツを着て、サイズが少し大きいのか、かなり胸元が見えている。

 幸いなのはその奥にあるはずの下着が見えていないことだろうか。

 僕は確信した。

 昨日の夜に出会った少女が同じベットの中にいる。

 途端にはっきりと目も意識も覚めた。

 ドキドキと高鳴る心臓がうるさい。

 こんなにうるさいのは久しぶりなのに嫌な気がしない。

 甘く痺れるような感覚だ。

 確か、昨日は彼女に出会って監視するって条件で家に来てもらったんだ。

 なのにどうして一緒に寝ているのかわからない。

 年頃の男女が同じベットなんて非常識だ。

 何よりこれでは近過ぎて落ち着かない。

 まず、僕がとった行動は音もなくベットから離れて、もらった携帯電話であの人に電話をかけることだった。

 数コールがもどかしく、僕は携帯電話を強く握りしめた。

「久遠さん、今女の子が家にいるんですが、どうしたらいいんでしょうか?」

 回線が繋がった瞬間から挨拶も無しに要件を告げた。

 眠っている清水を起こさないように小声だ。

 あの人こと、大家の四方山久遠よもやまくおんさんは少しだけ驚いたように声をあげた。

「女の子を家に連れ込むなんて灯火は意外と狼だったんだな。うん、うん。若い頃を思い出すなあ。昨日はお楽しみだったんだな。安心しろ。男はそうやって本物の男になるんだぞ」

 久遠さんのいっている意味はほとんどわからなかったが、僕が困っていることが全く伝わっていないことだけはわかった。

 僕は狼じゃなくて人間だ。

 それに昨日はバイトで疲れているのに、不良に絡まれるし、やり返したところを聖生清美に見られて、なぜが家にいるし、散々な夜だった。

「違います!本当に困っているんです!」

「え、まさかストーカー?君にストーカーする勇者なんていたんだ」

 勇者ってゲームとか物語の登場人物がどうしてこの話に登場するんだろう。

 これも日本の常識なのかな?

「違います!昨日、路地裏で不良に絡まれた時にその、反撃したところを見れらて、他人に話さない代わりに家で監視することになったです。でも僕は監視なんてしたくないんです」

「……監視ってマニアックな趣味だね。それなら近くにいる猫さんとか他の人に相談したら?」

 前半の久遠さんの言葉に距離を感じた。

 変なことをいったかな?

「迷惑かけられないです」

「迷惑なんて思わねえって。あの人たちはお前のことを家族みたいなもんだと思っているぞ」

 弾む久遠さんの声とは反対に僕の声は沈んむ。

「でも……やっぱり迷惑ですよ」

「いいにくいなら俺から話を通しておくから後は自分でなんとかしろよ」

「え!?無理ですよ!絶対無理です!止めてください!」

 久遠さんの厚意は嬉しいけど、僕なんかのために他の人を困らせたくない。

「お前は遠慮しすぎだ。もっとわがままになれ」

「……もう十分わがままですよ」

 大嫌いなあの暗くて血生臭い場所から、こんなに暖かい場所をくれたんだ。

 それでもう十分すぎるくらいわがままで、これ以上わがままはいえない。

「とにかくちゃんと話せよ。じゃあ忙しいから切るぞ」

「待ってください!話はまだ……」

 本当に切られてしまった。

 酷い人だ。

「うぅ。話せっていわれても僕は他人に話かけるの苦手って知ってるくせに。多分、うまく説明できないし、気味悪がられるかも知れないし、怖がられるかも知れないし」

「灯火くん、見っけ!」

「うわあああああああああああ!」

 後ろからの声に僕は驚いてその場で飛び上がった。

 清水は声をあげて笑った。

「ひどーい。そこまで驚かなくてもいいんじゃないですか?」

「す、すみましぇん!」

 驚きすぎて噛んでしまった。

 清水はさらに笑った。

 情けない姿を晒して恥ずかしくて、両手で顔を覆った。

「冗談ですよ。まったく怒ってないです」

「灯火くんって何歳なんですか?」

「18歳だよ」

「私より一つ上なんですね。同じ歳だと思ってました!びっくりです!何高に通ってるんですか?近くの高校ですよね。それともちょっと遠い高校なんですか?」

 どう答えようか悩んでいると、壁掛け時計が目に入った。

 時刻は九時十五分前。

 確か今日のバイトの時間は九時からだった。

「あー!バイトの時間!」

 クローゼットから服を取り出して、清水から見えない位置に移動して、パジャマから着替える。

「え?バイトされているんですか?」

 清水が驚いた顔で灯火を見た。

 そんなに驚くことなんだろうか。

 今どきの高校生はアルバイトをしているって、久遠さんからきいていたんだけど、誰でも出来るわけじゃないのかな。

「この話はまた後で!帰ってきてから話そう!」

 聞きたいことも話したいことも、山ほどあったけど今は時間がない。

 洗面所に行き、顔を洗って、鏡でいつも通り酷い寝癖を手櫛てくしで撫でつけて、同じバイトの先輩からもらったゴムで一つにまとめた。

「いってらっしゃい」

 そういって清水がふわりと笑うもんだから。

「いってきます」

 僕もそういって笑った。

 彼女に困っていたのに、なぜかすごく温かい気持ちになった。




 息を切らせた着いたバイト先『黒猫』で、店長の唄田猫うたたねこさんがカウンター越しに待っていた。

 癖毛なのか、ただ手入れを怠ってぼさぼさしているだけなのかよく分からない、ミルクティー色の腰辺りまで伸びたとても長い髪だ。

 顔の半分を覆う長い前髪は今日も表情が読めない。

 女のように細い体躯に、長い手足なのに華奢には見えない。

 いつもの制服の白いワイシャツ、黒いベスト、同じ色のパンツ姿だ。

「すみません!遅れまぶっ!」

 入口の段差につまづき、盛大にこけた。

 テーブルや椅子にぶつからなかったのは少しだけしかない僕の意地だった。

 幸いなことに店内にお客様は一人もいなかった。

 床の拭き掃除をしていた制服姿のフェイトさんから冷やな視線を感じた。

 容赦ない視線に情けなくなる。

 今日も肩を越す長さの髪と同じ桃色の猫の耳カチューシャをしている。

「相変わらず君は面白いね。まだ遅刻してないよ。それとさっき久遠から連絡があったんだけど相談に乗ってほしいんだよね」

 猫さんは優しく笑って僕に手を差し出してくれた。

 僕は申し訳なくてその手を借りずに立ち上がった。

 相変わらず、久遠さんの行動の速さには驚かされる。

「い、いえ!そんなことはないです!全然大丈夫です!」

「遠慮しなくていいんだよ。話は全部聞いてるよ。それで君はどうしたいの?」

「監視っていわれても困るだけで、彼女に自分の家に帰ってほしいです」

「それはどうして?」

 猫さんの口調が少しだけきつくなった気がする。

 鋭い視線も感じる。

「彼女の両親も心配しているかも知れないし、僕の側にいたら傷つけてしまうかもしれないです」

 脳裏に昨日の出来事が浮かぶ。

 昨日はたまたま、弾切れだったから清水は無事だ。

 弾がまだあったら僕は彼女を撃って、重傷を負わせていた。

「答えが出ているならそのまま彼女に伝えたらいいよ。ねえ、リョーヘイくん」

 猫さんの口元が緩み、僕の背後に視線を送った。

「そうですね」

 僕はその場から飛び退いた。

 そこには佐藤良平さとうりょうへいさんがいた。

 中肉中背、黒色の短髪のどこにでもいそうな人でいつも無表情だ。

 僕はリョーヘイさんが笑っているところを見たことがない。

「い、いい、いつからそこにいたんですか!」

 動揺しすぎて上手くしゃべることが出来ない。

 今朝とは違う意味で心臓が速く脈打った。

「灯火くんが叫んだところからだよ」

「ほとんど全部じゃないですか」

 僕は両手で顔を覆った。

 あんなに取り乱したところを見られたなんて恥ずかしい。

「あとはリョーヘイ君にバトンタッチだ。健闘を祈るよ」

「え?それってどう意味ですか?」

 僕は首を傾げた。

 嫌な予感がする。

「そのままの意味だよ。一人で解決できないならリョーヘイ君と一緒にその女の子と直接話をするんだよ」

 猫さんは口が裂けそうなほど、口端を吊り上げだ。




 バイトが終わり、約束通りリョーヘイさんがついてきてくれた。

 部屋が隣だといえ、僕の都合に付き合ってもらって申し訳ない。

 歩きながら、事情を説明する。

 リョーヘイさんは特に驚くことなく、話を聞いてくれた。

「開けた瞬間に飛びかかってきたり、襲ってきたりしないでしょうか?」

「その女の子は人間だよね?」

 良平さんは表情を変えずに聞いているが、少しだけ怖がっている気がした。

 リョーヘイさんにも怖いものがあるんだと、少しだけ安心する。

「僕の見たところ普通の女の子みたいです」

 そう答えると少しだけほっとしている気がした。

 僕は意を決して、震える手でインターフォンを押した。

「なんで自分の家なのにインターフォンを押すの?」

 淡々とリョーヘイさんいわれてから気づいた。

「灯火さん、お帰り!あれ?そちらの方はお友達ですか?」

「え、ああ、うん。そんなとこ。ここで話すのもなんだし、家に入って」

 体を端に寄せて、リョーヘイさんが通れるようにする。

「お邪魔します」

 リョーヘイさんは僕に続いて部屋に入った。

 挨拶をして、靴を端にそろえる彼を見て、礼儀正しい人だと思った。

 短い廊下の奥の部屋の小さなテーブルを囲んで僕たちは座った。

 席は僕の右隣がリョーヘイさんでその正面が清水だ。

「初めまして!聖生清美です!」

 始めに声を出したのは清水だった。

 彼女らしい、明るい挨拶だ。

「佐藤良平」

 対してリョーヘイさんの挨拶は短い。

 あまりに短すぎて清水が戸惑っていた。

 だけど、僕に気にしている余裕はない。

 本題に入らないと。

「えっと、リョーヘイさんに来てもらったのは、その、あの」

 意を決して口を開いたものの、いざとなると上手く言葉がでてこない。

 なんていったら清水を傷つけずに、帰ってもらえるんだろうか。

「灯火くんから聖生さんに自分の家に帰ってほしいって相談を受けた」

 リョーヘイさんの言葉に僕は驚いた。

 そんなストレートにいわなくても……。

 そうなの?と確かめるような清水の視線が送られる。

 僕は小さく縦に頷いた。

「そもそもどうして君は家に帰らないの?」

 僕の気持ちをしってか知らずか、リョーヘイさんは話を進める。

「行く当てがなくて居候させてもらってました」

「行く当てがないってどういうこと?」

「私、両親がいなくてある施設にいたんですが、酷いことばかりされるので逃げてきたんです。だけど、灯火さんの迷惑になっていたなんて思ってなかったです。ごめんなさい」

 清水は小さな頭を下げた。

「よく考えたらいきなり上がり込んで迷惑でしたね。すぐに出ていきます。今まですみませんでした。短い間でしたが、ありがとうございました」

 そういって彼女は最初から持っていた鞄を一つだけ持って、家を出ていった。

 ただ、寂しげな顔をしていたことがやけに気になった。

「よかったね。何もなく済んだよ」

 リョーヘイさんの声に意識が現実に戻った。

 そうだった。

 僕は彼女に本当の家に帰って欲しかったんだ。

 だからこれでよかったんだ。

「そうですね。ありがとうございます」

 なのにどうして胸が痛むんだろう。

「それじゃまた何かあったら遠慮なくいってね。僕じゃなくて他の人でもいいから」

 リョーヘイさんに肩を叩かれた。

 落ちこむな、そういわれた気がした。 

「いえ!もう充分です!本当にありがとうございました!」

 去って行くリョーヘイさんに僕は頭をさげた。



 彼女がいなくなって、二日が経った。

 いつもと同じ時間に起きて、朝ご飯を食べて、バイトに行って、帰りにスーパーによって、夕ご飯を作って食べて、お風呂に入って、眠った。

 いつもと同じなのにどうしてか、つまらないと感じた。

 そして、清美がいたらって考えてしまう自分がいた。

 朝ご飯を二人分作って、一緒に食べて、清美が学校に行くのを見送ってから、バイトに行って、帰りにスーパーによって、二人分の夕食を一緒に作って、今日あった出来事を話しながら食べて、順番にお風呂に入って、同じベットで眠る

 なんて、ありえないのに自然と想像がつく自分に僕は驚いた。

「また悩みことですか?」

「いえ、なんでもないです」

 慌てて首を横に振った。

 仕事に厳しいフェイトさんに考え事をしていたなんてばれたら怒られる。

 やれやれと、フェイトさんは額に手を当てて溜め息を吐いた。

「前にいっていた女のことですか?」

 確信を突かれて言葉が出なかった。

 そんなにわかりやすかっただろうか? 

「全部顔に出てましたよ。ここ二、三日のあなたは上の空のことが多かったです。ちなみにこの耳も作り物ではなく、正真正銘私の耳です」 

 僕は二つの意味で驚かされた。

 フェイトさんは他人の心が読めるんだ。

「あの女のことが気になりますか?」

 それはもう疑問ですらなかった。

 僕は話すまで解放してくれないと諦めて、全てを話すことにした。

「最後に見た顔が忘れられなくて、気づいたらずっと彼女のことを考えてしまうんです」

 あの寂しげな顔は彼女には似合わなかった。

 太陽みたいな笑顔が彼女には一番似合う。

 声をあげて、笑う彼女を見ているだけで幸せな気分になれた。

 僕を怖がらずに一緒にいてくれたことが嬉しかった。

 彼女がいなくなって今まで狭かった部屋が広く感じた。

 一人だけの部屋はやけに静かになった。

「……あなたは恋をしているんですね」

 恋って?

 僕が?

 いやいやありえないことだ。

「僕に誰かを好きになる資格なんてありませんよ」

 古傷だらけの両手に視線を落とした。

 僕の両手はたくさんの血の色に染まっている。

 何も抵抗できない赤ちゃんや子どもを殺したことも少なくない。

 そんな僕が憧れていた普通の生活を送れているんだ。

 これ以上何かを望むのは贅沢だろう。

「月並みですが、誰かを好きになることに資格なんてありません。あなたは昔の自分を理由に怖がっているだけです」

 フェイトさんの鋭い猫目が僕を映した。

 そこには今にも泣きそうな情けない僕がいた。

「あなたの本当にやりたいことはなんですか?」

 僕のやりたいこと。

 それは誰も傷つけない普通の生活を送ること。

 普通の生活には誰かに恋をすることは含まれない?

 違う。

 誰かに恋をすることも僕が憧れてやりたかった普通の生活だ。

「フェイトさん、ありがとうございます!僕、頑張ります!」

 そういった僕にフェイトさんはそうですか、とだけいって仕事に戻った。



 バイトが終わるとすぐさま灯火は走り出した。

 その顔は先ほどまでの泣きそうな顔ではなく、晴れやかな笑顔だ。

 最初からグダグダ悩まずに、そうやって行動すればよかったんです。

 仮に失敗しても若いんですから、何度でもやり直しができますし。

「これでいいですか、(マスター)?」 

 何もいわずに私達を見ていた大嫌いな我が主に問いかける。

「うん。上出来だ」

 主は口元を大きく歪めた。

 顔の半分が見えないだけで、こんなに不気味だとは思いませんでした。

 まあ、見たくない顔が隠れるので私としては、半分といわず全部隠してもらってもいいのですが。

「私を使わなくとも主が直接おっしゃればよかったのでは?」

「私だと緊張してしまうからあえてね。まあ、灯火くんが自分の気持ちに気づいたところで相手が同じ気持ちなのかは別問題なんだけどね」

 わかっていて行かせたとは、我が主は人が悪いですね。

 せめて忠告してあげればよいものを。

 まあ、私も忠告しなかったので、お相子です。

「相変わらず、主は腹黒ですね」

 ですが、苦言を呈することは忘れません。

 私を利用したのですから、これくらいは当然です。

「否定はしないよ。そうだな……彼が振られたら好きな料理を振る舞って元気になってもらうよ」

 一応、もしものフォローは考えていたようですね。

 ならもう私がいうことは何もありません。

 主のことは嫌いですが、灯火は嫌いではありません。

 むしろ、ひたむきに仕事に励む姿は好感が持てます。

 まだまだ仕事は出来ていませんが、これからに期待できる人材です。

 さて、私は仕事に戻りましょう。




「一人でこんなところにいたら危ないよ」

 僕が自殺しようとした公園に清水はいた。

 僕のTシャツを着たままで清水はドーム状の遊具の中で膝を抱えて、俯いていた。

「私には居場所がないんです」

 顔をあげないままの清水が泣いているよう見えた。

 僕はそっと彼女の頭を撫でた。

 清水の体がびくりと揺れたが、僕の手を払うことはなかった。

 さらさらで柔らかい髪が僕の手に絡まる。 

「ある人が教えてくれたんだ。世界は僕が思っているより暖かいんだよって。だからきっと君が思っているほど世界は冷たくないよ」 

 清水は僕と同じだ。

 嫌なことを拒否する権利を奪われて、他人に縛られていた。

 僕は久遠さんが助けてくれた。

 でも、清水を助けてくれる人はいない。

 だったら、僕が嫌なことなら嫌だといえる、暖かい場所へ連れて行こう。

 僕一人の力じゃダメなら他の人にも頼むから、泣かないで、笑ってほしい。 

「僕の話を聞いてくれる?」

 彼女が小さく縦に頷いてくれたことを確認してから、僕は幼い子に童話を聞かせるように優しい声で、昔話を始めた。

 3に続きます。

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