表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

prologue1 ー出逢いー

21XX年。

人類は、第3次世界笑戦を起こした。

核の力に、自然は為すすべもなく倒され、地球が壊されそうになった。

そんな時、何者かの手によって、"神"が具象化された。

神は人類に裁きを与え、人類は滅亡した、ハズだったのだが・・・・・・。


過去からとばされてきた5人が、助け合い、神に抗う。


そのくせに、ノリが軽くて(笑)なストーリーの始まりです。

ポツ ポツ ポツ


目覚めたら、そこは真っ黒な世界だった。

いや、違う。

何もかもが、朽ちているだけ。

ここは、どこだ?

「・・・痛ぁ。

何なのよ、この薄気味悪い世界は」

そして、何であんな美少女がいるんだ?

「っと。

あ、ちょうど良い所にいたわね、貴方。

夢から目覚めたいから、悪いけど頬をつねってくれない?」

俺が?そんな事やっていいのか?

ぷにぷに。

気持ち良い・・・。この肌触り。もう俺死んでもいいや・・・。

「って何普通に触って、感触楽しんでるのよっ

この変態っ何様だと思ってるの」

あ、バレた。

っていうか、どちらにせよつねるにはまず頬をさわらないと無理だろ。

「馬鹿っ変態っ失せろっ!!」

ドゲシッドゲシッドゲシッグシャッベキッバキッ「ってお前理不尽だろっ

・・・・・・すいません、俺が悪いです本当にゴメンナサイもう骨が変な音出してるから、頼むからやめてっ!」

ったく、コイツどんだけ殴れば気が済むんだよ。「分かればいいわよ、分かれば。

・・・ってあれ?

あれだけ人を殴ったのに、夢から覚めない・・・?」その言い回しだと、明らかに毎晩夢で誰か殴ってるだろ。

「うーん、殴る力が弱かったのかなぁ?

それとも、数が少なかったとか?」

・・・・・・あまり関わらない方が良いような気がしてきてきたね。

でも、とびっきりの美少女なんだよな〜。

そんな事を思わずに、さっさと逃げておけば良かった、と後々後悔する事になる。

「うーん、うーん。

そうだっ!

ねぇ、そこのド変態エロ魔神、もっと殴られてくれない?」

誰がド変態エロ魔神だいっ!

っていうか今、キュピーンって出てたよね

何より、俺Mじゃないし。

「遠慮しておく。」

「なんでなのよっ。」

「いや普通遠慮するだろ。

後、多分お前にこれ以上殴られると気絶する気がするしな。」

ふっ

いくら美少女が相手でもこれだけは譲れないんだよ。

「・・・ダメ、なの?」

くっ・・・。卑怯者めっ!

いくら目をうるうるさせて上目遣いにしたって、俺は負けな

「お兄ちゃん、お願い・・・。

ご褒美も、あ・げ・る・か・ら」

ザシュッ

「良いぜ」

ってもう一人の俺弱っ!!

こいつ、俺の趣味が妹だって事をどこで・・・・・・。

「ありがとう!

それじゃあ、今度こそ手加減しないから、宜しく」

一瞬で戻しやがった!!

・・・ってやめてぇぇぇぇドゲシッドゲシッドゲシッドゲシッドゲシッ

グシャッベキッバキッメリメリメリッ

ドゴッズシャッ・・・ズカンッ!


俺こと長谷川将、15才。そろそろ、天国にいるひーじいちゃんに、お会い出来そうです。





「ふぅ。

お前、殺人鬼か?」

「ち、違うわよ。

・・・・・・これ、夢じゃないんだね。」

「そうっぽいな。

お前に殴られて、つくづくわかったよ。」「だから、悪かったって言ってるでしょ!!

ちょっと、殴りやすかったから・・・。」

殴りやすいって・・・・・・。

あれ、この言葉どこかで聞いたことがあるような・・・。

「なぁ、俺たちどこかで会っていないか?」

「今度はナンパ?

そのネタは古すぎると思うわ。

・・・・・・思い出した?私の事。」

「いや。

そういや、俺の友達にこんなに人を殴る奴はいないからな。」

「しつこいよっ!

せりあ、よ。

広田芹亜。

覚えてない?」

「芹亜?」

せりあ。

そう呟いた瞬間、俺はいくつかの思い出が、フラッシュバックした。



あれは、確か小1の頃。俺は、自分の家の前で迷子になっている、少女を見つけた。

「ねぇ、大丈夫?」

「だ、大丈夫よっ。」

「お母さんと連絡はついた?」

「ううん。

・・・ぐすっ、うわぁぁぁぁん!」

「泣かないでよっ

取り敢えず、こっちに来て。」

そういや、あの頃は泣き虫だったなぁ。


「・・・・・・ここは?」

「うちの庭。

・・・君のお母さんがくるまで、ここで遊ばない?」

「うんっ。」

その後、夕方まで遊び続けた。

ただ途中で、膝の上で芹亜が寝てしまい、頭をなでていたら、

「ていやーっ」

とか言って、凄い叩かれた。

そして、運良く芹亜の母親がアイツの声を聞きつけて、無事に家へと帰った。


少しだけ、帰る前に俺たちは会話を交わした。


「今日はありがとう。あなたの名前は?」

「まさし、だよ。君は?」

「せりあ。

まさしって、叩きやすかったよ」

「えぇ!?」

「冗談だって。

・・・そうだっ。将来、まさしのお嫁さんになる!」

「いいの?」

「うんっ。

それじゃ、また今度ねっ!」

「またね〜。」

その後、俺は芹亜と会うことはなかった。





「あ〜。

あの時の迷子か!」

「あの時は助かった・・・けど、

そんな思い出し方すんなぁ!!」

ごふっ

痛ぇ・・・。

「・・・ご、ごめんっ。」

「でも変わったよなぁ、芹亜。

昔より可愛くなったし、全然わからなかったよ。」

「あ、ありがとう。

そういう将人だって、男っぽくなったし、少しカッコ良く・・・ごにょごにょ・・・・・・。」

かっこいいって、

「今、なんて言った?」


俺は期待しながら芹亜を見つめると、芹亜は満面の笑みで、こう言った。


「何期待してんのよ、バカ将人。

もう一度聞きたかったら、魔法でも使って!」

to be Continue

久しぶりのオリジナルです!

感想等どんどん下さい。それでは、また次回!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ