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1.6% ―見えない痛みの中で生きる―  作者:


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2/2

体からのファーストメッセージ



満員電車に揺られて、本社に到着した。



内定式の前、本社のロビーで会場が開くのを待つことになり、ソファーに腰掛ける。



「どんな同期がいるかなぁ」

「みんなと仲良くなれたらいいなぁ」

少しソワソワしながら、周りを見渡した。



少し時間が経った頃。




「おはようございます!」

明るい声がかかる。


「おはようございます……!」

少し驚きながらも、慌てて返事をする。


「まだ会場が開いてないみたいで、ここで待ってていいみたいです」

勇気を出してそう伝えると、


「そうなんですね!同期の方ですよね!初めまして、工藤友里恵(くどうゆりえ)といいます!」

朗らかに笑って、そう言ってくれた。


その笑顔に、少しだけ緊張がほどける。

「櫻井美代です。よろしくお願いします」

自分でも驚くくらい、自然に言葉が出ていた。



(わぁ……なんて素敵な人なんだろう)

心の中で、そっと呟く。




そんなやり取りをしているうちに、同期が全員揃い、内定式が始まった。



配属は、研修が終わり次第、店舗になるらしい。




それから数ヶ月。



同期と一緒に研修を受けた。

お客様への対面対応。

電話対応。

引き継ぎの残し方。

覚えることは多かったけれど、毎日が新鮮で。

気がつけば最初は不安だった同期とも、すっかり打ち解けていた。



「今日のロープレやばくなかった?」


「めっちゃ噛んだんだけど!」


そんな他愛もない会話をしながら笑い合う時間が、

いつの間にか当たり前になっていた。

気づけば、みんなはただの同期じゃなくて、

研修を乗り越えるための、心強い戦友になっていた。



順調だった。



少なくとも、このときまでは。



研修も終盤になり始めた頃のある日。

帰る電車の中で、ふと感じた。



体が、少し重い。




疲れているだけだと思った。

いつもより少し、だるいだけ。


「……まあ、こんな日もあるよね」



「今日は早めに寝るようにしよう」

そう思って、目を閉じた。




それが、“はじまり”だとも知らずに。




読者の皆様、第2話いかがだったでしょうか?

エピソードの季節と今の季節が丁度重なり、良いタイミングで投稿出来て良かったなぁと私自身は思っております。


そろそろ新生活をスタートされる方も多い時期になりました。また、年度末でもありますので、知らず知らずのうちにお疲れが溜まりやすいかと思います。

ぜひお自愛くださいませ。


ちなみに私は、季節の変わり目の変化に負けてしまい入院しております(苦笑)

「言っていることと現実がかなり裏腹やないかーい」とツッコミを入れたくなる展開になってます(笑)


エピソードとは別に、ここでは現実の季節に合わせたメッセージや読者の皆様との交流のきっかけに使ってみようかと思い立ち今回書いてみました、、、!

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