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第22話 ねいねちゃんはそんなのには屈しませんから!

「そうですね。K・Oとはいきませんでしたが

 私達らしい戦いを見せられたと思いますわ!」



歓声の中、勝利者インタビューに

笑顔で答える伊集院まりぃの周りでは

決勝戦へ向けて会場の準備が進んでいる。


『来年こそチームフィフネルの

 ロボバト優勝を期待しています!』


とのインタビュアーに対してまりぃは


「私は追放天使を倒す為にここに来ました。

 ですから来年出場するかはロボットアニメ

 同好会チーム次第です!」


と待機場で準備中の同好会チームに向けて

聞こえるように声を張り上げた。


それを聞いた同好会チームメンバーは

それぞれの反応を見せる。



「来年かぁ……」


「終わった所は気楽でいいですねw」


「ふふふっ。1年越しの対決!熱いではないか!」


とは言っても、

同好会は20世紀枠で出場している訳で、

そもそも次の大会に出れるかもわからないのだが。



そんな事より今は決勝戦に向けて

集中しないと……



と、ねいねが思った時、

今度は待機場の入り口から

嫌な男の声が聞こえてきた。


「あら。試合前のあいさつに来たんですが、

 やっぱりそちらは準備が大変そうですねぇw」



その挑戦的な口調に戸坂会長は反応した。


「誰だ?お前は」


「今から戦うカイエンのパイロットだよ」


「で、高槻さんの方は準備はいいんですか?」


「あんたとは違ってシートに座るだけだしな。

 それに今日は消化試合だから気楽なもんだよ」



暇だから来たかのように振舞う高槻。

そこに内海も絡んでくる。


「言ってくれますね高槻さんとやらw」


「事実だからw」


「確かにあなた方のロボはとても強いですが、

 肝心のパイロットが2流以下のようで。

 それが敗因になりそうですねw」


「……何?」


「準決勝の時、あなたの所為で一時

 苦戦してたのは明らかでしたがw」


「あれはお客さんを楽しませる為の演出だ。

 そんな事もわからないなんてやはり学生だなw」


「ほほぅ。それでは精々決勝戦でも

 いっぱい演出見せてくださいねw」


「せめて3分は持ちこたえてくれよ?

 さもないとどうなるか……」


「んっ?」


周りの雰囲気が少し変わった。


「ねーねちゃん!俺に掴まれたら最後だから

 精一杯逃げるんだな。何されるかわかんないよ?w

 アッハッh……」


笑いながら自チームに戻ろうとした

高槻の前に一人ツカツカと入り込んできた。


「あ?」

「みぅ!」


みぅの見た事無い表情に

ねいねは思わず叫ぶ。


みぅはスゥッと息を吸い込んだ後

一気にまくし立てた。


「あなたは一体何ですか試合直前という

 大事な時間にわざわざやってきて!

 実は追放天使とねいねちゃんが怖いから

 プレッシャーを与える作戦じゃないんですか!?

 それなら残念でしたねいねちゃんは

 そんなのには屈しませんから!

 わかったらさっさとチームに戻って

 コックピットの中で敗戦の弁でも

 考えておきなさいよ!」


「ぅお……っ!」


みぅの勢いに思わず後ずさる高槻。



「と、いう訳だ。さっさと戻るんだなw」

「高槻さんとやら本当にありがとうございました

 良い情報が手に入りましたw」


戸坂会長と内海があっちいけと

ジェスチャーしながら笑う。


「……フンッ!ほえづらかくなよ!」



捨て台詞を吐いて帰っていく高槻を見ながら

ヘナヘナと座り込むみぅ。


「はぁ~っ。怖かった~」


「みぅ、何てことするのよー」


「だって、ねいねちゃんに酷い事

 言うんだもん……!」


「もーっ。ダメだよ?」


「えへへっw」


みぅはねいねに笑顔を見せた。



「あのバカのおかげで一筋の

 突破口が見えましたねw」


「わざわざ敵に弱点を見せつけに

 来るとは中々に愚かな奴だw」


横では二人がほくそ笑んでいる。


と、そこへ大会スタッフが声をかけてきた。


『そろそろ入場しますので

 所定の位置にお願いしまーす!』


いよいよ決勝戦が始まる。


「集中、集中っと……!」


ねいねはゆっくり目を閉じる。

泣いても笑ってもこれが最後なのだから。


【1月16日更新!】


遂に始まるロボバト決勝戦!

絶対的に不利な条件の中、

ついに戸坂会長が動き出す!


次回 推しVロボ第23話

だーいじょうぶ!まーかせて!


お楽しみに!

―――――――――――――――――

お読みいただきありがとうございました。


最終回間近ではありますが、

気が向いたらブックマーク、

評価など頂けると嬉しいです。


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