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ほのゆる  作者: beatsryo
4/11

ただいま

学校から帰宅


「...」

ただいまは言わない

言っても意味がないからだ

もう言う相手がいないから...

「おかえり」って声も

「学校お疲れ様」って声も

もう...



「あのさ...勝平」

「どうしたんだ、優希よ」

「独り言のつもりかも知れないけど、今日は私がいるんだけど...」

「あぁそうだったなごめん」

「しかもアンタの独り言、親が死んだとか生き別れたみたいになってるけどさ」

「うん」

「一人暮らししてるだけだからね!」

「そのツッコミ待ってた!」

「ホントに厨二...なのか?悲劇のヒロインならぬ悲劇の主人公になりたいのか?」

「なりたくないな、めんどいし」

「おいおい...」

「でも、たまに寂しくなる時もあるんだよ」

「わからなくもないけどさ...」

「そーゆー時もあるんだよ」

「まぁ、今は私がいるから」

「おう!じゃあ何しようか?」

「最初にアンタが勉強教えてくださいって言ってきたんだけど...」

「忘れてました!」

「忘れんな!」



鉛筆を使う音が部屋に響いてる

「優希!」

「ん?なに」

優希が顔を上げた瞬間

俺は優希の目を見つめ

「目と目が逢う瞬間!」

「やめなさい」

「いや暇なんだよ」

「勉強しろ」

「はい...」



鉛筆を使う音が部屋に響いてる

「優希!」

「ん?なに」

また目を見つめる

「無限ループって」

「やめなさい」

「はい...」



鉛筆を...略

「優希!」

「今度はなに」

「俺、この勉強が終わったらいっぱい遊ぶんだ!」

「おいやめろ!死亡フラグじゃないか」

「優希もネタで返してきたな」

「チッ」

「うわ、本気で嫌そう」

「本気で嫌だもん」

「素直!」

「終わらせようとしたでしょ」

「はい」

「1話みたく終わるわけないでしょ」

「うわメタ発言」

「終わります」

「え、終わるの」




結局俺は勉強しなかった

今回はネタが多かったので知らない方は

調べて、どうぞ

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