表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
美真由  作者: jin:A
4/4

三話

ルルルルルルルル・・・ルルル・・・ガシャ

「はい?」

「あの、昨日美容室に来ましたよね?少しお話がしたいのですが。」

声は透き通ってる感じ。

「あの・・・何のことですか?」

「えっ?」

え、この人知らないの?

「昨日、美容院に来て店員にひどいことを言いましたよね?」

「それ、あたしじゃないです。」

何なの?

「でも、写真の裏にこの番号が・・・。」

「それって髪の短い女が写っていませんか?」

確かに短い・・・。

「はい。」

「それ、姉です。ごめんなさい。」

お姉さんなのか・・・

「お姉さんとお話できますか?」

「なぜですか。」

昨日のこととか、お金のことをお話したいので。」

「すみません、今姉は居ないんです。」

「でしたら、お金を返してほしいんですけど・・・。」

「いくらですか?」

「11,080ウォンです。」

そのくらい返してくれるよね。

「分かりました。明日、返しに行きます。」

「あ、この写真のことなんですけど、一緒に写っている男性、ご存知ですか?」

「男?ジュンさんじゃないですか?キム・ジュンさん。姉の恋人の方ですけど。」

「分かりました。おりがとうございました。」

ピッ

「どうだった、スヨン。」

あんたがやれよ。

「明日返しに行くってよ。」

「よかった~!」

ハハハ・・・

よかったね。

~次の日~

「返しに来なかった・・・。」

マジでか・・・。

「でも来たよ。」

は?

「どういうこと?」

「また同じことの繰り返し。」

何なんだよ。

「そういう時は警察を呼ばなくちゃ。」

「だよね。思った・・・。」

ドンドンドンドンドン!

何?

「開けろ!警察だ!」

「スヨン、何なの?」

どうしよう・・・

「エシム、何かした?」

フルフルフル・・・

ですよね。

「何ですか・・・?」

ガチャ

「ハン・エシムさん居ますか?」

「あたしですけど・・・。」

「署までいっしょに来てください。」

「あたしも一緒でいいですか。」

「はい。」

何なんだよー!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ