やさば3人組
「…もうあの三人は行ったかい?ヒデ?」
僕は今にも死にそうな声でそう呟くと、ヒデは頷いて僕の言葉を肯定してくれました。
その瞬間僕はその場に崩れ落ち、目に大粒の涙を浮かべます。
どうやらあの三人、赤神朱音、堂ケ崎久音、目白木葉連はもう左の分かれ道を遠くに過ぎて行ってしまったようだ。
良かった…。あの3人とはそんなに親しい間柄じゃないからこそ、僕のこんなカッコ悪くてみっともない姿を見せるわけにはいかない。
何とか森に入る前からギリギリ気を張っていた僕も今は全てを解き放って、僕は力なく地面に両膝をつく。
ヒデはそんな情けない僕を見て背中をやさしくさすってくれた。…ホントに気が利くいいやつだよ。ヒデは
「…ねえ、ヒデ?みんなはなんであんな無残な最期を迎えなくちゃいけなかったのかな?」
僕は特にヒデと話しかけたわけでもなく、自分自身に問いかけるようにその言葉を口にした。
…知らなかったのだ。僕は煙が霧消するまで血肉が飛び散ったその惨状を
最早肉塊としか表現できない、同級生やら教職員のあられもない姿を。
生首がそこら辺に転がっていてこちらの目線が合った時なんかは、心臓が止まるかと思ったくらいびっくりしたものだ。
よくあんな場所で僕は正気を保っていられたものだと今でも思う。
あそこは正に阿鼻叫喚の地獄と言う言葉が相応しい場所であった。
「…死んで死んで死んで死んで死んで沢山の死体の上に立った僕は一体何が出来たのかな?」
結局僕はあの場にいたというだけで、赤神さんのように果敢に攻勢に出たわけでもない。
ただの弱虫で筋肉が盛り上がってるだけの臆病者だっただけだ。何が我が武勇伝に新たな1ページを刻むだよ。
やつが怖すぎて足を震わせちゃってさ?
一歩も前に出せなかった奴に武勇伝も糞もないじゃないか。
自分が自分で嫌になる。僕は、何のために…
「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!」
僕は泣き叫んだ。
自分の不甲斐なさとこの世の理不尽さをこめて、ただひたすらに叫んだのだ。
「…その辺にしとけ。ダイチ」
優しく、まるで赤子をあやすようにそっと肩に手を置くキリちゃんーーーー野球部キャプテンの羽場霧助に僕は涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔で応戦する。
「だって、だって僕たち、あいつを前に、何も、できっなくって…」
僕、相沢大地はバスケット部の新キャプテンであり、部員全員を守る責任が、責務があったのだ。
なのに。。。僕は彼らをあの場所から見捨てしまった。
最早生きているかもわからない、そこら辺の造形物と何も変わらない動かなくなった部員たちを、脅威から退けてやることはできなかった。
そればかりか彼らの骨さえも拾ってやることは出来なかったのだ。
なんて不甲斐ない。弱い生き物なんだろうな、僕って
「…ヒデとキリちゃんと僕、3人いれば小学生の時みたいになんとかなるってそう思ってた。でも実際僕は立っていただけじゃないか。無様に足を震わせて、さ。」
それに比べてあの3人は本当にすごいよ。
あの巨体をものともせず果敢に挑んだ赤神さん、状況もわからず混乱していたはずなのに平然としている堂ヶ崎くん(彼に至っては人間であるかも疑わしいのだけどね?)、足を止めた僕たちを一喝してあの場から動かしてくれた目白木くん。
3人ともメンタル本当に強いんだよ。凄いよ、人が大量に目の前で死んだっていうのに、巨大な化け物が目の前にいたのにあんな行動することが出来るなんてさ。
…僕もそんな強い人間に、なりたかったな。
「…そうだな。俺も足を震わせているだけだった。でもそれは過ぎたことじゃねえか!これからまだまだ挽回するチャンスはいくらでもありゃあ!!」
「…俺も、そう思うな。まだ全員が全員死んだってわけじゃないんだ。だから一人でも多く生き残れるように不甲斐ない俺たちがこれからもっと頑張るしかないんじゃないかな?」
「…そう、だね。きっとそうなんだろうけどね。」
ほら二人はもう前を向いて歩こうとしている。
さっきの失敗を取り戻そうと必死になにか役立とうとしているのだ。
…でも僕は、まだ立ち上がれそうにはないよ?二人共。
僕はそんなに強くは心が出来ていないんだ。
「…まだ立ち上がれねえってか?ダイチの癖に生意気だな。」
「…癖に、は余計だよ。キリちゃん。」
僕は乾いた笑みを浮かべた。
僕をこのまま置いていって、二人で先に行って欲しい。
そう思い口を開こうとしたところでヒデがニコリと笑って僕の右腕を肩に回した。
「ダイチがもし今立ち上がれないとしたなら、俺が肩を貸してあげるよ。なんとしてでも前には進まなきゃ、ね?」
「…ああ、俺もちょうど肩空いてたところだ。寄りかかるだけなら文句は言わねえぜ?」
「…素直じゃないね。キリちゃんは」
僕はクスリと笑って二人の親友に微笑んだ。
そうだ、僕が立ち上がれなくたって二人が着いていてくれる。
二人がこうして助けてくれる。
僕たち3人はいつまでもあの頃の無茶ばっかりしていた幼少期のまま、一緒に支えあえる友としてこれからも生きていけるんだよね?
…ホントに精神的にも肉体的にも弱いこんな僕にはもったいない2人だよ?全く
「…行こう!早くしないと助かる命も助からなくなるかもしれないしね。」
「ああ、あいつらよりも早く見つけて一泡吹かせてやろうぜ?なあ!?」
「…うん、そうしようか。この3人で、ね。」
僕は両肩を2人で支えてもらって立ち上がると、すぐに右の道を走り始める。
「…誰が先に見つけるか!競争だ!!」
「おい、人命救助はそんな競うようなものじゃなくてもっと3人で協力し「いいねえ!面白そうだ!乗ったぜ!!」」
キリちゃんが僕の後を追いかけ、追い越して、ヒデも呆れた顔をしてこちらを追いかけてくる。
…懐かしいなあ~そうそうこれが本来の僕たちだよね。
ダメダメな僕たちでもやれば出来るってところを思い知らせてやる!
そう気合をいれて細くなっていくケモノ道をただひたすら体力がつきぬままに走り続けたのだった。
◇
「…どうだった?あっちの様子は?」
「…うん、あっちもなにか見つけたみたい。黒い霧で覆われた森を発見したんだって。」
「なんだそれ?おもしろそーじゃん。少なくともこっちよりはな。」
会長からいきなりかかってきたトランシーバーに、少々面食らっていた僕ですがなんとか無事お互いの情報を公開しあうことが出来ました。
そしてそれをヒデ、キリちゃんに軽く連絡するとキリちゃんはおどけてそう言い放ったのです。
確かに彼の云うことには一理ありますが(けして彼方の方が面白そうだからとかそんな理由ではありませんよ?)、そういうわけにも行かず僕らはただじっと物陰に隠れるしかありません。
それは正しく僕たちの現在の処遇は結構危険極まりないことになっているのからなのです。
僕たちの目の鼻の先、およそ100mくらいでしょうか?
そこには日本ではあまり馴染みのない土で作られた半球形の建造物が建っていました。
いや、建っているというのもおこがましい位、手を抜いたことが丸見えの建物に人が次々と入っていくのです。
多分広さもここで見ている限り、今入っていった全員がなにか活動するには狭すぎると思うのできっと地下に別の施設があると考えたほうが得策でしょう。
地下で大の大人がこそこそと何かやっている――――――そんな考えただけで怪しさが有頂天に達しているそんな場所を張り込み中の僕ら
少々危険すぎると思いませんか?僕たち普通の高校生なんですよ?
こんな探偵の真似事みたいなことしてあちらさんに捕まって何かされなければいいんですが…
「でも会長が言ったとおり今ここを張り込んでいたほうが、一番みんなを助ける手がかりが見つかるかもしれないんだよね。」
「…そうだね~それが一番だと俺も思うよ。なあ?キリちゃん??」
「…チッ、わーてるよそれくらい。でもヒデがキリちゃんって言うとなんかムカつくから一発殴っておくことにする。」
「…あいたっ!何するんだよ!!スケスケ!!」
「スケスケは辞めろや!変態くさいんだよお!」
二人の今にも一瞬即発なその雰囲気に僕は慌てて仲裁に入る。
「なっ何やってるんだよ二人共!?ここがみんなを誘拐した犯人のアジトかもしれないンだよ?もうちょっと気を引き締めてよね!?」
そう言って二人をたしなめると二人共素直にお互いの拳を下げて、目の前の土造りの建物を再び観察し始めた。
…あちらに特に変わった様子は見られない。
さっきのやり取りも小声で行っていたことだし、相手方にバレたとも思いませんでしたがその場から大きな音を立てないように少しだけ移動しておきました。
念には念を…である。
するとヒデは何故かこんな時に赤神さんのことについて話し始めたのです。
ヒデはヒデなりにこの雰囲気を少しでも明るくしようと思ったのかもしれません。
ですが実に鬱陶しい。
ヒデのことは友達的な意味で好きですが、恋愛に絡めて言うとめんどくさい男なんですよ?彼
もっと女の子に素直に優しく、変に屈折しなければモテると思うんですけどねぇ。ヒデもさ。
「…で、赤神さんのあのラリマーのように深く青い瞳にすっかり俺はアパタイト、一瞬で俺のダイオプサイドな心は完全に掴まれちまったってわけさ!!」
「…いや、何でもかんでも宝石に例えればいいわけじゃないんだからね?」
「意味分かんねー。だからもてねーんだよ?お前は」
二人に責められて若干シュンとなるヒデ。
でもたとえ分かりづらいし、どっかのルー大○かってくらいちょいちょい横文字挟むから嫌われると思うよ?僕は
だから女の子にはストレートに行った方が割といい結果でるっていつも言ってるんだけどなあ〜ヒデも顔はいいんだから。
テンションが上がるとなんかやたらと横文字が使いたくなっちゃうような、そんなちょっとおかしいなヒデなのでした。
物陰からアジトと思しき建造物を偵察すること約1時間程、そろそろ集中力も切れてきてあくびをかますキリちゃんに僕は一睨みして彼の気を引き締めてあげました。
しかし僕としてもこのまま偵察するには、少々退屈すぎます。
…これならもういっそのこと前に出るというのはどうだろうか?二時間もばれてないならもう少し前に出たところで問題ないように見えるが、、、
嫌々、それは不味いだろう。もしそれで敵方に見つかったら元も子もない。
これまでの偵察は意味を持たなくなる。
最低でもあそこにみんなはいるんだって確かな証拠を掴んで、あの3人に伝えなくちゃいけないのだ。
…結局は他人任せになってしまうところが情けないけれど仕方がない。
僕たちは彼らのように力があるわけではないのだから。
だから繋ぐのだ。彼らに、この上なく確かな情報を!この手で!
と、そこで気づきました。僕はヒデとキリちゃんが僕の後ろを向いて顔を青くしていることに
(まっまさか、あいつらに気づかれた!?ぼくらの偵察が!?)
瞬時に僕も顔に焦りの表情を浮かべて後ろを振り向くとそこにいたのは、人間では明らかにない、全身をシルバーで覆われた二足歩行の怪物でした。
顔はフェイスマスクのようになっていて、身体中から棘のような突起物が幾つも突き出して、怪物には触ることすら困難だと感じさせます。
背中からは白い角ばった羽が幾重にも小生えている。
そして怪物からはまるで格闘家の達人ように、相当なプレッシャーを感じて思わず僕は後ずさりをしてしまいました。
『目標物発見。至急サフラー様ノモトヘト検体ヲ送信シマス。』
怪物は片言の日本語で不快感を煽るような機械音を奏でて、こちらにそのシルバーで覆われた手を向ける。
見ただけでわかります。…コイツに捕まったら確実に殺されるってことが
「…うっうおおおおおおおおおおおおお!!てめえら逃げろ!俺を置いてとっとと逃げろおおおおおおお!!」
そこに果敢にもタックルを決め込むキリちゃん。
怪物は突然のタックルになすすべもなく、地面に突っ伏した。
途端にキリちゃんは怪物の棘に体を突き刺され、彼は小さく苦痛を漏らした。
僕とヒデは突然の出来事に足に釘が刺されたかのようにその場から動くことができません。
そんな僕たちの様子は今も怪物を傷だらけになりながら必死に抑えているキリちゃんにも伝わっていたことでしょう。
彼はかつてないほどの怒号をあげました。
「何やってんだよ!てめえら!!早く逃げやがれってんだ!!」
「…でっでも、キリちゃんが」
「俺のことはいい!!早く逃げてあの馬鹿3人に伝えるんだよ!!…早く、いけー!!!」
そのあまりにも必死な姿に僕は反論することすらもできずに、ただ足は明後日の方向へと向けていました。
目に涙をいっぱいいっぱい貯めて、ヒデとともにその場から一気に走り出します。
…そうだ。俺たちは伝えなければならないんだ。
偵察は失敗に終わったこと、この森の中にも怪物はいること、そしてそして…
「へっいったようだな。全く苦労かけやがって、こんなの俺ひとりで十分だっての!」
彼の精一杯の強がる声が無情にもそこら中に響いてきます。
ですが僕は振り返りません。
その後骨のような何かが潰れてぐちゃぐちゃになった嫌な音が聞こえた気がしましたが、僕は目をつむって前だけをがむしゃらに走り抜けます。
もうすぐです。彼らと別れた分岐点は、確か数分走ったところに今の場所はあったはずなのですから
しかし、僕は忘れていたのです。僕にはトランシーバーがあり、それを使って連絡すればよかったことを
そしてそんな後悔というものは全てが終わってから初めて気がつくのだということを
「…あっ。」
僕はいつの間にか追いつかれていたみたいです。
僕の胸には怪物のシルバーのキラキラした手がブスリと貫通して、血が嘘みたいにだらだらと服を赤く染めて地面へと滴り落ちていきました。
怪物が手を抜いた瞬間血は噴水のように吹き出し、僕は足元がおぼついて立っていることもままならずに前のめりに倒れます。
そして手に持っていた黒いトランシーバーが血で赤く染まっていく様子をただ見ているしかない僕。
地面は既に血の池状態、僕はどうやらこのまま死ぬ宿命のようですね。
…あーあ、なんか悲しいとか虚しいとか通り越しちゃって、何か笑えてくるな。
フフフッ
「…ダイチぃいいいいいいいいいいいい!」
そう叫びながらも必死で前をひた走るヒデに、もう焦点も合わない僕の虚ろな目が追いかけます。
彼は必死なのです。生きるために彼らに伝えるために死にぐる思いなのだと、僕はそう思います。
ですがきっと彼も殺されてしまうことでしょう。僕のように、キリちゃんのように、もしかしたらみんなとも同じように
(あぁあ、結局なにもできずじまいか。僕はホントダメなやつだ。結局みんなに守られて、そして何もできずに死んでいく。モブキャラのような死に様だ。)
僕は必死に死にかけの最後の力を振り絞り、両手をトランシーバーに伸ばした。
もう届くはずもないだろうけど、最後にどうしてもあの3人に伝えたかったのだ。
『どうか3人だけでも生きて、いてくれますように。。。』
本当に短い間だったけど強い彼らのその在り方に無事をひとえに願う。
しかし衰弱しきった僕の手はトランシーバーに届くことなく、願いは彼らに直接伝えることもできないまま僕は静かに息を引き取る。
それはまるで僕の舞台の幕はすでに降ろされたかのように、あっさりと僕の人生は終わりを告げたのでした。
◇
「…んっ?」
「…どうした?何かあちらから連絡でも入ったか?」
俺はいきなり会長が声を上げたので、その原因がトランシーバーの連絡かもしれないと聞いてみる。
依然目の前では怪物たちがうようよと、こちらを襲うチャンスを逃すまじと集まってきていた。
ざっと数えるだけでその数1000体は超えただろうか?
もはや一つの軍隊のようにも見えてくる。
ん?それがもしそうだとしたらだとしたら隊名はどうなるんだろうな?『魑魅魍魎隊』、『キバーズ』?色々バリエーションが考えられるわけだがどれにするべきか…
そうだ!あとで赤神さんにも聞いてみよう。うん、それがいいよ!彼女なら何か面白い名前を考えてくれるかもしれないからね。彼女は色々変わったおひとだから。
「いや、連絡が来たわけではないのだがなんかこう胸騒ぎがしてな。」
「…あいつらに何かあったかもな。」
俺がそう告げると会長は、うーんと唸って再度会長は頭を悩ませる。
どうやら会長はかなり自身の胸騒ぎのことが相当気になるらしい。
まあ悪い予感は当たるというし、もしかしたらあいつら連れ去られちゃったぜ☆彡
とかあるかもしれんな。会長の気のせいである可能性も否定出来ないが
「…よし、一度様子を見に行ってみよう。どうもこの胸騒ぎが取れないからな。」
「…了解。」
「…ん?何の話?」
会長はやっぱり彼らの様子を見に行くことに決めたそうだ。
まあ俺だって出来るならそうするし、今のところただここで座ってただけだからな。(観察も一応していたが)
…にしても赤神さん能天気すぎるだろう⁉
何の話?じゃないよ⁉
怪物たちに集中しすぎて、ポケットから取り出した砥石で自身の刀の手入れを熱心にしすぎて、俺らの話の流れについていけてなかったのだ。
何やってんだよ『剣の道で右に出る者はいない』人!
そんなんじゃその異名が泣くぞ?泣いちゃうぞ?三日三晩部屋の水かさが天井に辿りつくくらいに!
「…冗談、私も行く。」
「…赤神さんの冗談は分かりづらいんだよ。」
冗談だったようで赤神さんはしっかりこちらの話も聞いていたらしい。
紛らわしいよ!?なんでそんなことするか知らないけど、あんたさっきからボケすぎだからね!?
自重しましょう。
と心の中で突っ込んで(普段はいつも心の中でしかツッコミはしない。だけど赤神さんはついちょっとだけツッコミをしてしまう自分がいた。)来た道を引き返そうとした正にその時、遠くから人の声とそれに交じる大きな喧騒の音が聞こえてきた。
「…誰かくる。」
「…うん何かに追われてるみたいだね。」
「誰だ?我が同級生の一人だったらいいのだが」
3人が見守る中左の林から現れたのは、後ろに大量の異形生物達を引き連れた身長140センチ位の小さな男の子である。
彼は小さな体を精一杯動かして助けを求めていた。
ーーーーどうやらめんどくさいことになりそうだと俺は思わず顔をしかめてしまったのでした。
早くもやさば三人組二人死亡です。
よく人が死ぬことで有名ないせさう。
でも作者は結構ノリノリで書いてますよ?←サイテー
次回予告
小さな男の子の正体が明らかに!?
そして男の子が語る”白い怪物”とは一体?
乞うご期待!