雫(200文字)
掲載日:2011/06/22
200文字の恋愛ものです。
景色とか風景とか言葉のやわらかさとか
を感じていただきたいです。
これが夢でなかったら私は――
病弱で弱虫で泣き虫で
いつも病院のベッドで横になっていた。
そして、いつものように横になっているキミに
触れた手が冷たかった。
キミの声を聴かせてよ
わたしの名前を呼んでよ
おかえりって言って
今日の物語りを聞かせてよ
それで、「またか」って笑ってよ
さよならなんて言えないよ
「また明日ね」
お願いだから……「またな」って手を振って
「ころぶなよ」って。
――きっと、強く生きなきゃいけないんだ。
読んでいただきありがとうございます。
感想・コメント・評価など声を聴かせていただけると
幸いです。




