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短歌/足の指を骨折しました

不意の怪我

不自由な身に沁みるのは

人の冷たさ 人の優しさ



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公式企画「俳人・歌人になろう!2023」関連作品です。



▼小説家になろう 公式企画サイト


https://syosetu.com/event/haikutanka2023/


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先日足の指を骨折しました。

杖をつけば歩けない程ではなかったので、前々から楽しみにしていたイベントに参加するため都心へ向かった時のこと。

車内はそこそこ混んでおり、誰か代わってくれないかなと淡い期待を持って優先席付近に立っていました。

……が、誰からも代わってもらえないまま数十分後、電車は目的地へ。

自分は普段から積極的に声をかけて席を代わる人間なので、ちょっとがっかりしつつも「まぁそんなもんだよな!!」と割りきった思いで会場へ向かいました。


その帰り道、やはりイベント帰りでごった返す電車に乗り込み、同じように座席の前に立った時。

ちらりと顔を上げたかな、と思った目の前の人が、何も言わずにするりと席を代わってくださいました。

お礼を言う間もなく、その方は車内の人混みの中へ。

同じイベントグッズを持っていたので、きっとその方も参加者だったのでしょう。疲れていただろうに申し訳ないなと思いつつ、ありがたく座らせていただきました。

優しさに感謝しつつ、自分もささいな優しさを与えられる人間になろう、と改めて決意した1日でした。

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