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プロローグ

初投稿です。

間違いがとても多いと思うので助言宜しくお願いします。


俺は現在無職で独身...いわゆるニートのダメ人間だ。

今年30歳を迎える。

というか今日なんだがな。

親から金や食料を仕送って貰っているため生活に困っていない。

悪いのは分かっているが、新作のゲームを見るたび買ってしまって中々無職を止められないのだ。

そんな事を考えながら自分の誕生日プレゼントにコンビニでケーキを買った。

200円程の握り拳程のモンブランだ。

ついでにローソクとクラッカーを買った。

ゲームを中断して来たので急ぎ足で家に帰った。

俺は両親、兄、妹、俺の、五人家族で兄と妹は両親と共に暮らしている。

兄と妹はとても優秀でかなり有名な大企業に勤めている。

かなり金を持っているはずなのに独り暮らしをしていない。

理由は簡単だ、俺がニートをしている事により両親に迷惑を掛けているからだ。

悪いことをしている自覚があるがどうしても甘えてしまう。

ほんとダメ人間だな。俺。


「あ、ライター買うの忘れた。」


家の前で気付き、すぐさま来た道を戻った。

めんどくさいと思いつつ急ぎ足でコンビニに向かった。

信号の前で遅いと思いながら腕を組んだ。

すると、突然かなり力強く背中を押され道路に転んだ。

右から車が突っ込んで来る。


「やば...」


何も出来ずに車に轢かれた。

痛みも何も感じずに視界と意識が暗転した。









目が覚めた。

視界には真っ白な世界が広がっている。

車に轢かれた事を思いだし身体中に異常がないか確認した。

しかし手を動かそうとしてもなんの反応もしなく、手も足も無く、真っ白い人形のシルエットをしている事に気づいた。

体を動かせない不自由さを感じていると、後ろから声を掛けられた。


「やあこんにちは。」


後ろを振りかけるとそこには、黒いスーツを着たニコニコ笑っている男がいた。

嘘臭い様な雰囲気を醸し出した不思議な男だ。


「あ、今嘘臭いって思ったでしょ?」


は?何で分かったんだよ。


「顔に出てるからね。」


今顔なんてないから、ていうかなんで分かんだよ。


「僕は神様だからね、君の心くらい読める。それより聞いて欲しい事がある。」


神様だと?本当かどうかは分からないがまず話を聞いてみるか。


「ありがとう。それでね君は死んだんだ。車に轢かれてね。」


まあ、何となく察していたからあまり驚かなかったな。

というかこの姿はなんだよ。

声も出せないってどういう事だ。


「あまり驚いていないね...まぁ、その方が好都合だ。その体は魂だよ。それでね、突然だが転生してみないかい?」


本当か?ラノベとかでよくある、あの異世界転生ってやつか?


「そうそう、君にはある世界に転生する機会をあげるよ。」


まじか!きたよ異世界転生!ていうか何で俺に機会をくれるんだ?


「異世界転生には相性みたいな物があってね、大抵の人は産まれ変わりをさせているよ。それで、転生するかい?」


当たり前じゃないか!地球にはゲーム以外に何の心思いもないし最高じゃないか。

他にも転生者はいるのか?


「転生に相性があるのは数百年に一人位だからいると言ったらいるかな。」


なんという確率。それでさ、転生するさいにチートスキルとか貰えんの?


「無理だね、勿論君の思う様な世界だが、その世界ではスキルとステータスは神より優先順位が高いから手を出せないんだ。」


まじか...じゃあイケメンにすることは?


「それは可能だよ。」


よっしゃあ!顔が良いだけで人生成功間違い無しだ。


「おっと、時間が無くなってきた。そろそろ転生させるよ。赤ちゃんの頃から君の新たな人生が始まる。どんな人生を歩んでも自由だ。君の二度目の人生を応援している。」


足元に魔方陣が出てきた。

徐々に体が小さくなっていき、赤ん坊の大きさになった。


次の人生はまともな人生にしよう。


そう心に決めて意識を手放した。




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