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ドミネントチルドレン  作者: 鳥居 明美瑠
2/5

本能

「君、能力者だよね、念動力を使う」

やべえ、ばれたらやばい!

「は、は!?なんだそれ!ばかばかしい。」

「これでもそんなこと言ってられる?」

その女はナイフを突きつけてきた。

「やべえ!」

俺はナイフを能力で左に飛ばした。

「てめえ!あぶねえだろ!」

「ふっ、能力で自分の身を守ったくせに」

「くっ、…わかった認めるよ、だがなぜわかった」

そいつは俺の話も聞かずに俺の手を掴んできた。

「ここでは話せないわ着いてきて」

「え、えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

そいつはものすごい速さで移動を始めた。

「着いたよ」

速すぎるだろ。これも能力なのか。気付いたら俺は山奥の小屋の前に立っていた

「入って」

そいつに言われ入るとそこには一人の女が座っていた。

「連れてきたわよ百合。」

「ありがとう。私の名前は向井百合。この音速移動の能力の娘は東城奈月。よろしく」

「あ、ああ。で、なんのようなんだ」

「私達はあなたのような能力者を集めているの。

そして能力でテロリズムをしている集団、通称"RIM"

をバスターするためにあなたには協力してもらいたい。」

「は、はあ?ちょっとまてよ、そのRIMを倒すために俺が協力しろと?」

「そう、」

「ばかばかしい、協力なんかするかよ!俺は争いごとなんかごめんだ!お前らでなんとかしろ!」


俺はそう言ってその小屋から出て行った。

出て行ったものの帰り道がわからず。携帯で姉を呼んで、家まで連れて行ってもらった。

「ちょっと、こんなところで何してたの?家からかなり遠いよ?」

姉は車で来てくれた。それにしても腹減ったな。

家に帰ると姉がご飯作ると言って台所に行った。

俺はソファに座ってテレビでも見た。

「部活サボっちまったな。まあしょうがねえか」

今は6時なのでニュースしかやっていない

『中継です。現在level7の本社にテロが発生している模様、場所は12区くれぐれも気をつけてください!』

「うそだろ!そんないきなり、どうすればいいんだ…」

「何言ってんの?ほらご飯出来たよ」

「ごめん!ちょっと行ってくる!」

姉が作ってくれた晩御飯を無視して俺は外にでた。

「くそ!どうせあの二人は向かってるはずだろう。」

争いごとは嫌いといったのだが、勝手に体が動いてしまう。たった数分しか話してないが、あの二人を助けないとと思った。

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