おい、あんた暇か?
おい、あんた暇か?
暇だよな?こんな地味な名前の小説開くくらいなんだからさ。ちょっと俺の話を聞いていかないか?
え、これからデートの約束がある?嘘つくなよ。デートに行く前にネット小説見るやつなんてそうそういないだろ。
本当だって?そうか、ならさっさと待ち合わせの場所に行ったほうがいいぞ。デートは待ち合わせの30分前には到着して待ってないといけないって言うのがうちの親の教えだ。俺は彼女いないから実際どうなのかしらないけど。
俺としては忙しいなら無理に聴いていかなくてもいいけどやっぱり聞いてくれるとうれしいな。あ、これってツンデレってやつ?だからなんだって話だけど。
まあ俺はいつでもいいし、用事済まして暇だったら聞きに来てくれよ。待ってるからさ。
あ、用事すんだか?じゃあまずは自己紹介させてもらおうかな。
俺の名前は達也。山田達也だ。どうでもいいけど、こういう最初に名前言ってあとからフルネームでいうやつやってみたかったんだよね。・・・・・・どうでもいいな。
どこにでもあるような公立高校の一年生だ。・・・・・・どうでもいいか。
なんか自己紹介の意味がなくなってきた気がするから、一回やめるわ。どうせ嫌でもわかるだろうし。
さて、そろそろ本題に移ろうか。
━━俺はこの前、悪魔に会ったんだ。
・・・・・・ってちょおおっと待ったアアアア!!!!!!
確かに気持ちはわかる!『またこのパターンか』って思うのはわかる!だけど戻るボタン
クリックするのは待ってくれ!後ちょっとで一話目終わるから!まじ待って!右上の×もダメ!
ふう。なんか疲れてきた。引き止めといて悪いけど、話まとめるから少し待ってくれないか?
ふざけるな?デスヨネー。じゃあできるだけ早くまとめるから、また暇になったらのぞきにきてくれ。俺はいつでも待ってるからさ。