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第3話 - 変化

第3話投下です!

また、誤字、脱字等あれば教えてください。

楽しんで見てもらえれば幸いです(*´∀`*)


※修正履歴

11/8

・変化の説明部分に、髪の毛の説明入れました。(内容の変更はありません)

ドラゴンと一緒に戦う。しかし人間に戻れない・・・。

でも、俺は人間としてのありふれた生活に飽きた。というかつまらない。

だったらドラゴンになってもいい気がする。

でも人間に戻れないってことは、俺は、友達や家族を捨てないといけないってことだよな。


「・・・俺、なってもいいよドラゴンに」


俺は恐怖を振り払って腹を決め、ドラゴンにそう言った。


『――人間に戻れなくてもいいのか?――』


「あぁ。俺、人間の生活に飽き飽きしてたし。色々考えたけど、やっぱドラゴンになりたい」


『――・・・分かった。ならば契約だ――』


「契約?」


『――そう。契約だ――』


なんか契約って言うと、魂とられるとか・・・そんなイメージが・・・。


『――何を心配してる? 別に魂なんかとらんぞ――』


良かった。でも、明らかに心読まれてたよね、今。


「それで、契約ってどうやって?」


『――うむ。まず、我の名前を教える。我の名は、アルスだ。お前の名はなんだ――』


「俺? 俺の名前は、龍人。黒杉龍人だ」


『――そうか。龍人、では次だ――』


え? もう契約の段取り始まってんの?

そう思っていると、アルスは、自分の前足に鋭い爪を使って切り傷を付けた。

そして、アルスが口を開いた。


『――次は我の血を飲むのだ。そうすれば、契約は完了する――』


「血を・・・飲む・・・」


『――そうだ。早くしろ。我の血が止まらないうちに――』


「・・・分かった。もうどうにでもなれ!!」


ゴクッゴクッ・・・。

俺は再び腹を決め、半分ヤケクソになりながらも、アルスの足から滲み出てる血を飲んだ。

そうするとアルスが


『――もう大丈夫だ。契約完了だ――』


「・・・っ・・・!っぁ・・・!!」


それが言い終わるか終わらないかのうちに、俺は激痛に見舞われた。

あまりにも痛く、叫んでいる暇さえない。呼吸するので精一杯だ。

例えるなら、体中に刀を刺したり、抜かれたり、抉られたりしている様な感じだ。

ふと身体を見ると、皮膚だったところが青い爬虫類のような鱗に覆われていた。

俺は、とっさに顔に手をやる。顔にも鱗。


 俺はいったいどうなっちまうんだ!?


そう思い、頭を抱えると、角らしき物も生えて来ている。いや、おそらくは角なのだろう。

髪の毛は、すべて抜け落ちていく。尾や、翼が生えてきた感覚もある。

再び、手に視点を戻すと、人差し指と中指、薬指と小指がくっつき、鋭く頑丈な鍵爪が生えてきている。

そして、腕も太くなりしっかりした筋肉がついていく。足にも手と同じような変化が表れている。

さらに少し経つと、体が膨張していく感覚に見舞われる。

現に、足元は遥か下だ。

顔も、上顎と下顎が突き出していき、鼻は上顎に吸収される。鼻孔は上顎と一体化している状態だ。

首も伸びていく感覚がある。

口内や、目にも変化が出だした。

目は、内側から抉られるようで開けていられなくなった。

口内は、今までの歯から尖った牙に生え変わっていく・・・。


そんな変化も3分ほどたつと収まった。


「グワウォォォォォォォォ!!!!!」


変化してからの第1声は、雄叫びだった。

そう、俺はたった今完全な竜になったのだ。


どうでしたか?感想募集してるんで、お願いします!

また、第1話で出てきた和真の登場方法も決定したので、お楽しみに(*´∀`*)

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