第1話 - 日常の終わり
初投稿です。お見苦しいとこもあると思いますが、それでも読んでいただけたら幸いです。
「ここ、こうした方が良いかも」や「ここはよかった」等の、意見や感想をお待ちしてます。
※修正履歴
最終更新日:2012/1/4
・龍斗の名前を、龍人にしました。(被っている小説があったため)
・シーンの切り替えの改行を1つ増やしました。
・目の色の説明を追加しました。(内容の変更はありません)
・文章を若干訂正・追加しました。(内容の変更はありません)
俺は「黒杉龍人」今は一人暮らしをしてる。家族は、母親と父親と妹がいる。
成績の方はいたって普通だ。
俺は平凡な日常に飽き飽きしていた。
理由は、『つまらない』ただそれだけだ。
そんな俺は、ドラゴンが好きだ。東洋の蛇のような長いものではない。
西洋の、尾と首が長く、頭に角、背中に翼が生えているあのドラゴンだ。
俺は、ドラゴンになりたかった・・・。
でも、まさかこうなるなんて・・・。
***
あの日も相変わらずな日常だった。
「お~い。一緒に帰ろうぜ」
声をかけてきたのは俺の友人。
名前は「逢坂和真」
学校で一番非の打ちどころがないやつだ。
例えるなら、ドラ○もんの出○杉みたいなやつ。
「おう!」
俺達は毎日一緒に帰ってる。
「なぁ和真」
「ん?」
「お前は、今の日常に満足してるか?」
「そんなの当たり前じゃんか」
俺の質問に、和真は軽く答えた。
「俺は、こんな何にもない日常はつまらないって思う」
本心だ。俺はつまんないと思っている。毎日似たようなことの繰り返し。こんな世界つまらない。
そんなことを話しながら俺は家へ帰った。
「ただいまぁ」
家に帰ると、そのままベッドにダイブ!!
あ、やばっ。眠気が・・・。
俺はそのまま寝てしまった・・・。
***
「ん・・・んぁ?」
俺が目覚めたのは、夜中だった。
「・・・さむっ!」
どうやら、どこか窓が開いているらしく冷たい風が入りこんでいた。
開いている窓を見つけ、閉めようとしたとき、近くの山に変な光が見えた。
「!?なんだ?あの光は・・・」
気になる。すごく気になる。
「・・・よしっ!行ってみるか」
俺はそう決意すると服を着替えて(制服のままだったから)外に飛び出し、光が見えた方に走って行った。
***
光が見えた場所には何もなかった。
「なんだったんだろうあの光は・・・」
辺りを見回しても何もない。
と思ったら、奥の方でまた光が見えた。
そこに走っていくと、何かが戦ってる。
それが何かは遠いことと、暗いことで、分からなかった。
すると、さっきの光が、今度は目の前で、いや、光ではなく炎が放たれた。
「っ・・・うわっ・・・!」
炎の強風で飛ばされそうになったが持ちこたえ、うっすらと目を開けた。
すると・・・目の前には黒い鱗、長い尾と首、鋭い牙、エメラルドグリーンの瞳、前足と後ろ足には3本の鍵爪。
そう、ドラゴンがいたのだ。
読んでいただきありがとうございます。
どうだったでしょうか。
これからも暇な時に執筆して、投稿していきます。
不定期更新ですので予めご了承ください。