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第13話 - 親友との日常

第13話投下~


***



それから、俺達の特訓が始まった。和真は、基本であるブレスから。俺は火炎球(ファイアーボール)の特訓をする事になった。


『さて、ドラド。今日からは、昨日も言った通り魔術を訓練するぞ。まずは、手にこうやって炎を出すとこから始める。炎の魔術はどんなドラゴンでも使えるからな』


そう言ってアルスは手のひらにバスケットボール大の大きさの炎を出した。


『手のひらに炎が出ることをイメージするんだ』


「分かった」


そう言ってやってみたが、1回目は、出なかった。2回目は、大きすぎた。3回目は・・・

という感じでなかなか上手くいかない。


「なんでブレスはあんなに上手くいったのに魔術はダメなんだろう」


そんなことを思っていると、アルスが助言してくれた。


『最初は小さい炎でいい。そこからだんだん力を大きくしていくんだ』


「分かった。アルス、ありがとう」


そう言って俺はアルスに言われた通りやってみた。すると難なくできてしまった・・・。

今までの苦労はなんだったんだろう・・・。


そんな俺の傍らで、和真がブレスの練習をしている。でも、火力が俺より弱い。


「なんでザクは、俺よりブレスが上手くできないんだ?」


そんなことを呟いてると、アルスが答えてくれた。


『いや、あのくらいが普通なのだ。お前がただ単に普通のドラゴンよりブレスが強力なだけだ』


「やっぱそうなんだ」


俺は苦笑しながら、和真のブレスをしばらく見ていた。するとアルスが・・・


『ドラド!お前はあいつの練習見てるより自分の練習をしろ』


「わりぃ!!」


そう言って俺は自分の練習の戻った。



***



その日の夜も、俺は胸騒ぎがして眠れなかった。俺の本能が『何かが起こる』そう告げているかのように・・・

このまま一人で悩んでいても、何の解決にもならない。そう考えた俺は、アルスに相談してみた。


「なぁ、アルス」


『・・・ん?』


どうやらアルスも起きていたらしい。


「アルス、実は昨日から胸騒ぎがして眠れないんだ」


『意外だな。実は我もだ』


「この先何かが起こると思う。何か大変なことが・・・」


『そうだな。まだ原因は分からんが、そう考えるのが妥当だろう』


そう話した後、俺は、何かつっかえてたものが取れたのか、ぐっすり寝る事が出来た。



***



次の日の朝、俺とアルスははいつもより早く起きた。どうやらガルダと和真はまだ寝ている。

ちなみに、和真たちが俺達と一緒に寝泊まりしているのは、和真と再会した日の夜、アルスと話し合って、同じ場所に寝泊まりしてた方が、色々と都合がいいということで、今に至っている。


「アルス。おはよう」


『うむ。おはよう』


そのあいさつの後、俺達は狩りに出かけた。


「今日は、あいつらの分も獲って来ないとなぁ」


そう言って俺は洞窟の出入り口を見つめた。


『うむ。そうだな』


そして俺達は獲物を探し始めた。これから起こる最悪の事態も知らぬまま・・・



どうでしたかね・・・

かなり文章力無いと思いますorz


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