【どっちが勝つ?】世界最強の暗殺者VS100体のスライム〜お金をもらわないとやる気がない暗殺者と意地でも負けたくないスライムの戦い〜
ここヒカリデラギ帝国では、正月にあるイベントを行う。
正月には、最強の人物と沢山の人物が戦い、どちらが強いか決める。
正月の今日、この戦いが始まった。
選ばれたのは、二人。
世界最強の暗殺者であるハジメとスライム100体である。
ゲームを始める前に、ハジメとスライムの代表のミネルが握手をした。
スライムは握手をできないので、ちょっとスライムの体を触り、握手が終わった。
それが終わると、ゲームが始まった。
ゲームのルールは簡単だ。どちらかが降伏するか、どちらかが全滅すればゲームは終わる。
8時00分 ゲームがスタートした。
「では、今から始める!」
この合図でゲームは始まった。
スライムが一斉にハジメの元へと向かった。
でも、ハジメは、全く攻撃しなかった。
「あれ、何で攻撃しないんだ?」
周りで応援していた街の人たちが騒ぎ始めた。
「暗殺者っていうのはな、依頼がなければ誰も殺さないんだよ。」
「ふざけるな、早く殺せ!」
「じゃぁ、お前依頼してくれるのか?」
「分かった、依頼するよ。すればいいんだろ!」
ハジメは小さく「了解。」と呟き、周りで応援していた一人である冒険者のアンディに
殺すための代金を要求した。
「おい、30億円くれ!」
「な、なんでだ!」
「そりゃ〜スライム殺すからさ。」
「30億円も持ってねぇよ。依頼は無しだ!」
「分かった、じゃぁ俺はスライムを殺さない。」
30億円を貰わなかったのでスライムを殺さないことが決定した。
その頃、スライムはハジメを攻撃していた。
ハジメの体力はもう半分くらいが削られていた。
「早く、誰か30億円出して!」
「嫌だよ、誰か出せよ!」
でも、30億を出してくれるもの人などいない。
3時間経っても、30億を出せてくれる人などいなかった。
3時間経ち、ゲームの残り時間はあと10分になった。
「おら、ハジメめ、これがスライムの攻撃だ!」
「ふん、そんなのどうでもいい。」
「ふざけるな、ちゃんと戦え!」
「俺は誰かから依頼を受けたら殺すだけだ。それ以外はどうでもいい。」
「じゃぁ、スライムの僕が依頼する。俺たちとちゃんと戦え。」
「それは、殺していいということか?」
「ああ!」
「じゃあ、金を払え。」
「スライムーンだ。これを使えば、僕のことを倒してくれるだろ!」
「俺が欲しがっているのは、30億ベルだ。これじゃない。」
したがって、スライムのことを殺さなかった。
でも、ハジメの体はもう限界だ。
その時、頭のおかしい神様がハジメにチャンスを与えた。
「ハジメさ〜ん!あなたに殺しを依頼します!」
「依頼?お前、30億ベルくれるのか?」
「はい、あげます!」
神様はハジメに依頼すると、一瞬で動き出した。
ハジメはまず、目の前にいるスライムを銃で撃った。
「ターゲット 見つけました!」
それが聞こえると、スライムたちは一斉に逃げ出した。
でも、スライムが逃走成功することはできなかった。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
スライムが80匹撃たれた。ハジメが撃った後、スライムの代表のミネルが皆に向かって発言した。
「ほとんどのスライムはいなくなった。でも、まだ20匹も残っているじゃないか!みんな、戦おう!」
しかし、ハジメは容赦がなかった。
この演説をしている最中にミネルたちを殺し、スライムは残り一匹となった。
「ご、ごめんなさい!」
「じゃぁ、30億ベルを払え。そうしたら、許してやる。」
「払えません。」
「じゃぁな。」
ハジメはスライムを殺し、このゲームが終わった。
残り時間内にハジメがスライムを全員殺したので、このゲームはハジメの勝利となった。
これで、今回のゲームは終わりである。
ちなみに、今回のイベントで使ったお金はこんな感じである。
ハジメがスライムを殺すための代金 30億
開催費 3000万
計 30億3000万
今回のイベントでこんな莫大なお金を使ったせいで、この街は潰れてしまった。
この街が復帰したのは、これから300年後のことであった。
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