表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
BocoBocomBo  作者: ののつ
1/1

破壊神の姉をどうにかしてください

深夜の大通りで爆発が起こった。

それも複数の建物が完全に崩壊する規模で。


あたり一面は瓦礫の山な上、あちこちで火災も発生している。

逃げ遅れた人の悲鳴が聞こえ、阿鼻叫喚と化しているが、その原因を作った張本人は、その光景を眺めて高笑いをしていた。


「あーっははははは!全部燃えちまえばいいのよこんなん!」


 背中の中ほどまで伸びていただろう赤い髪は毛先が焦げており、思いの外整っている顔は煤だらけ、あちこちから血も滲み出ているが、目だけはギラギラと輝いている。


「マジでここまでやるとは思わなかった…」

 その人物の足元で黒い影が蹲っていた。同じ赤い髪だがこちらは短い。炎に照らされ胸元のロザリオが反射している。


「やる時きゃ徹底的にやらんとね」

 邪悪とも思えるような笑みを浮かべたその人物は、くるりと踵をかえした。

「逃げるわよ」

「あーもう…」


2人は騒ぎに乗じて、その場から立ち去った。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ