豚ひき肉の白菜煮込み
豚ひき肉と卵でそぼろ丼を作ろうと解凍したひき肉を、白菜煮込みにされました。
別に美味しかったからいいです。
人生の中で、こんな珍しい体験をする機会が他に無いような気がして。
いや、意外とそこら辺に落ちてるくらい当たり前のことかもしれないが。
月日を重ねるに連れて、心情にどんな変化が生まれるのか。
いつまで続くのか。そのうち忘れてしまいそうだから、覚えてるうちに。
そういえば、このサイトを開くのも久しぶりだ。高校以来か。
別に日記として付けてもいいんだが、如何せん、三日坊主な故、こういう形で書いた方が、他人に見られるプレッシャーもあり、続くのではないか。と、そういう浅はかな考えの元、今、仕事中にも関わらず、フリック入力をしている。
まぁ、とりあえず昨日のことから話すかな。
。。。
食卓のテーブルに隣り合わせで座って夜ご飯を食べていたサナがふと、こんなことを言った。
「好きになってくれる人は、タイプじゃないんだよなぁ」
と。
これは共感できる人が少なくない事かもしれない。自分が好きになった人は、全然振り向いてくれないし、自分があまり得意じゃない人からはモテたりする。
サナの恋愛経験の終始を知らない人なら、「ドンマイ」程度に終わらせてた話なのかも。詳しいことはまた後日。
この時、「ドンマイ」で終わらせてたら。
こんなことにならなかったのかもしれない。
ただ、その時の僕は、違った。
なんの根拠はなく、ただ、なんとなく。
「これは、僕のことなのでは?」
なんて思ってしまった。
今考えれば、自意識過剰以外の何でもないし、これを書いてる今でさえ恥ずかしい。
深読みしてしまった。ああ。柄にも無いことするから。
いや、それを言ってしまったから。
「何?w誘ってんの?w」
少しの間。
驚きと、少しの照れ隠し。
当たりだった。正解だった。その通りであり、それこそが正しかった。
サナは僕のことが好きだったのだ。
まさか、そんなことは無いと、冗談めいたつもりで言ったのに。
少し間が空いて、吹っ切れたように切り出した。
「また、そうなり始めたのは君が彼女と別れてからだよ」
、、、また?
「今までもそうだったけど、君が釘を刺すから押し殺して考えないようにしてた」
「でも、100%叶わないなら別にバレてもいいかなって」
「すき」の単語は1度も出さなかったが、僕がその感情を察するのは赤子の手をひねるくらい簡単だった。
僕は今までに何度か、冗談半分で
「あ、別にサナの顔タイプじゃないから好きにならないでね」
なんて釘を刺していたことがあった。
だからサナの事を好きになるなんて100%ないし、そんなことはサナが一番わかってるはずだ。
それなのに、バラしてきたもんだからとんでもない事になってしまった。
前置きが長くなってしまったが、簡単に言うと、
片思いの相手に片思いがバレてる女の子と、
顔がタイプじゃない女の子に行為を寄せられてる男の子の恋の話。
※これがどらくらい続くのかマジで分かってません。
※この話はフィクション(だったら良かった)です。