あいみつさぶろう
いつものとおり、たかしくんは、たつやくんに、「あいみつは、たろうくんがいい」といいました。たつやくんは、いわれたとおり、たろうくんにあいみつをかかせました。でも、「2しゃみつもり」というきまりはあっても、「3しゃみつもりをしてはならない」というきまりはありません。そこでたつやくんは、さぶろうくんにも、あいみつをかかせました。
こうじをするのがさぶろうくんにきまったおかげで、ういたおかねで、たつやくんは、じゅういのせんせいを、りゅうぐうじょうにしょうたいすることができました。
たかしくんとたろうくんは、
「さぶろうくんは、いいかげんなこうじをするはずだ。」
と、さぶろうくんのわるぐちをけちょんけちょんにいいながら、たつやくんのもとをさりました。
そのご、さぶろうくんがこうじしたばしょは、こしょうすることなく、ながもちしましたとさ。