表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
臆病な少年の最強物語  作者: ますたー
3/6

神様の宣告

会話が多いので、少し見にくいかもしれません

「わしは…神だよ、君たちを守る神様だ」


「はあ?今どき神様を信じる人なんているわけ…」


「へー、そうなんですね」


「信じた…!?透輝、信じたの!?だれかわかんないんだよ!?」


「いや、神様の話は親からされててな…まあその話はまた今度な」


「そうだ、君たちにはひとつ話をしなければならん」

「早く話してもらえますか、話とは?」


「実はな、そこ、もう時期消えるぞ。そこと言うより、その時間から君たち全員が消えると言うべきか」


「は?消える?どういうこと?」


「そのままの意味だよ。その時間の流れの外に君たちは押し出され、歴史から消える。さっきの爆発と地震はその前段階のようなものだ。遠くない未来に、魔王が現れる。その魔王が君たちを消そうとしているのさ」


「…えっと、話が理解できないんだけど…」


「うん、結衣…俺もだ…何言ってんのかわからん」


「つまり時間の外に俺達が押し出されれば、その時間に存在する俺達は消える。魔王とやらが僕達を消そうとしている…と、言うことだね。」


「よく分かるな三谷…お前理解出来たのか…」


「ま簡単に言うとそういう事だ。」


「だが…その魔王とやらがなんで僕達を狙っているのか…狙われる覚えなんてないんだが」


「未来、君たちは世界を救うことになる。すまんな、未来のことはあんまり話せんのだ。そういうきまりでな。君たちが消えれば、魔王に対抗出来なくなる。ということで、君たちには魔王を退治できる武器を授けよう」


「ひとつ聞かせてくれ。俺たち以外のこの時間に存在する人間はどうなる」


「君たちだけを時間の外に出そうとしているんだから、他の人間が消えることはない。だが、君たちは他の人から忘れられる事になる。自分の家族すらな。気の毒だが」


「そんな…」 結衣が泣き崩れる。俺も…三谷も、言葉が出てこない。朝話した母さんにも、美羽先生にも、忘れられるなんて…そんな…そんなことが…


「気持ちはわかるが、魔王を倒せば君たちの時間は取り戻せる。君たちには、やるかやる、その2つしか選択肢はない」


「やるしか…ないじゃん…それ」


「俺たちにそんなこと出来るのか…?時間すら操るような化け物に…戦うことすら、俺達は知らないんだぞ。勝てるわけが…」


「やるしかないだろ、お前ら。勝てばいいんだ。」

「よくすんなり納得できるよな…勝てる自信なんか、ないんだぞ」


「考えてないだけだ。考えても無駄だ。後回しにしようとしてるだけだ。」




宜しければ感想、ブクマ、お願いします

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ