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大会参加作品シリーズ

架空のゲームRTA その1

エレメントジェム~妖怪の楽園~RTA Any% 5:33:16#架空のRTA

ゲーム開始→ラスボス撃破


初めに

強力なランスチャージルートの人間操作RTAは事実上完成したと言える。よって、ここでは新たなルートを開発し、そちらを実験的に試した。

ランスチャージキャンセルランスチャージ(以下LCLと表記)のメリットは操作が簡単な点、強化により速度をさらに伸ばせる点、移動時に攻撃判定が出るため諸々の手間が省ける点だ。また、装備の軽量化によりさらに速度を稼ぐことが出来る。移動が大半を占める楽ジャムにおいてこれは明確なメリットだろう。

対するデメリットとしてはラスボスにダメージが通せない点、紫カッパが66%の確率で槍を落とさない点、そして隕鉄狩りによるオポオポ山道のがけ崩れルートによるショートカットが使えない点だ。装備を全て外すため装備重量による筋力成長ボーナスを得ることができず、スタミナを振るためのレベリングが必要になるのもデメリットの一つか。

開始

移動速度は落ちるが、筋力成長を重視するため開始時に持っている装備をそのまま装備して進もう。

謎めいた宝珠を入手し、次へ。


森の祠→森の村へ 0:05:13

獣道ルートを進み、大バナナの樹に触れて木刀を入手。バナナワニは無視する。最低1つはバナナが拾えると将来的に時間が短縮出来る。拾えなかったらリセットをかけよう。今回のプレイでは2つのバナナを入手することが出来た。


森の村→大平原 0:22:38

村長から緑の笛を手に入れるため、10回求婚する。村長の後で娘に求婚すると手切れ金がもらえる。3回求婚し1500ほど手に入れえておこう。残り求婚回数は3。村の道具屋で薬草を99個買い込み、木刀をスタミナ限界まで素振りし、居合いスキルを覚えておく。バナナを用いてスタミナを回復すると効率よく振れる。覚えた後、残りのスタミナを利用して居合いを素振りしておこう。今回はバナナ2個あったため、この時点でLv3まで上げることが出来た。


大平原→水の祠 0:31:46

緑の笛で草むらを整地しながら進む。スキルボーナスでスタミナも伸びている。ダッシュで進んでも笛を吹き続けることが出来るだろう。途中湧き水エリアへ向かい、居合いを素振り。湧き水でスタミナを回復し、Lv5まで上げよう。薬草を60個まとめて投げ入れ、さらに装備を全て外して投げ入れよう。好感度により泉の精から滴る水刀を入手。すぐに装備しよう。


水の祠 0:45:35

居合いモーションは最速で開放するとダッシュよりも早く進める。居合い後の硬直はジャンプキャンセルが可能で、ジャンプ以降フレームから3F以内に重なるよう居合いを発動すればジャンプをキャンセルして居合いが出せる。居合いキャンセル居合いを連続して行うことで、直線移動ではLCLと同等の速度が出せる。指は疲れるが頑張って入力し続けよう。

ボスは居合いを当てて倒そう。筋力値と武器攻撃力のおかげで9発で倒せる。


水の祠→王都 1:10:29

草原を南下。居合いキャンセル居合い(以下ICIと表記)を上手く駆使して進もう。LCLとの違いとして、キャンセルジャンプの際に方向を転換することが可能。細かく軌道を修正しながら進み、交易馬車か王族馬車を破壊して行こう。解禁される称号の辻斬りは居合いのダメージを底上げしてくれるため、更なる短縮が望める。


王都→牢獄 1:23:32

王族馬車を破壊したことで悪徳値条件を満たし、牢獄へ。運良く馬車を破壊することが出来たため、ここで記録を伸ばしていく。


牢獄→牢獄地下空洞 1:26:21

牢獄ではドロドロしたものを格子に対して32回使って鉄格子を錆びさる。パンチで破壊し、外へ。武器を取り戻し、脱出するのではなく地下に向かおう。脱出ルートは衛兵100人切りイベントが発生するため、ロスが大きすぎる。B4F北東の廊下へ向かい、見えにくいが中央にあるヒビを攻撃、破壊。地下空洞へ進もう。


地下空洞→闇の祠 1:36:43

シマシマコウモリの攻撃を避けるため、囚人服を着たままの状態で進む。

LCLルートとは違い、ここでレベルを上げる必要はない。が、誤って居合いの判定がコウモリの巣を直撃してしまい、2分のロス。レベルが上がってしまったので筋力に振っておこう。


闇の祠 1:42:22

闇の宝珠は将来的にまた必要となるため、影の獣を蹴散らしながら回廊を進む。ICIには無敵判定が存在しないため、ダメージを受けやすい。途中ダメージを受けた場合は薬草で回復。今回のプレイではルート上に影の獣が多く集まってしまったため、3回ほど薬草を使用。居合いでボスを倒し、突破。ボス撃破ムービーはカットできないが、この間に用意しておいた湿布で親指の疲労を軽減させておこう。


闇の祠→オポオポ山 2:13:44

オポオポ村は装備を整える以外による目的がない場所なので無視して進む。

祠の北の崖を進んで緑の笛を使い、蔓を使ってショートカットを行う。攻撃が当たると切れてしまうため、移動速度の低下は我慢してICIをやめてダッシュして進もう。


オポオポ山→火の祠 2:22:11

溶岩に触れるとほぼ即死する。が、ICIは細やかなコーナリングが可能だ。腕に覚えがある人はICIでルートを進んで行こう。筆者は指の疲れが酷かったため、ここだけスキップを使用。4分のロス。

道中のウサギ商人に2回求婚し、花崗岩の肩当と火山灰ブーツを入手、装備。火山灰ブーツはキックの攻撃力を底上げしてくれる装備で、入手にかかる時間と効果のバランスが良い。肩当は徒歩・ダッシュの移動速度を低下させるが、移動に攻撃判定をつけてくれる。ICIにはどちらも関係ないが、次のマップに備えて装備だ。


火の祠 2:45:17

封火輪を入手し、溶岩ダメージを無視出来るようになっておこう。油すまし狩りは必要ないが、炎の使いから手に入る炎の結晶は必要。炎の使いは溶岩洞窟5Fの通路奥のマップに2匹出現する。

ボスの邪炎竜ヴェルナとヴェルヴェルナは足元潜りが安定攻略だが、居合いの場合ジャンプキャンセルの際に羽ばたきの影響を受けるため相性が悪い。ヴェルヴェルナを先に倒すとヴェルナが怒り狂って空中からの火炎放射を多用するようになり、ロスが大きい。花崗岩の肩当による攻撃判定でヴェルナをひるませるため、体当たりしつつ刀を振ってこちらを先に撃破しよう。ダメージは薬草で回復して耐えよう。今回は薬草を9回使ってしまったため、大幅にロス。ICIの問題はボス攻略にあることに気づくが、対策を考える暇もないので続行。


火の祠→オポオポ山山頂 3:00:19

封火輪を利用してマグマを無視して進もう。狩りの必要はないので、ICIならば最速で進むだけ。がけ崩れルートを使おう。

筆者は疲れたのでICIではなく通常のダッシュを利用したため、ロスが生じている。


オポオポ山山頂→月の祠 3:12:51

ICIはこの先移動速度の加速が出来ないため、基本的には隕鉄狩りとの差とラスボス撃破効率を利用して記録を縮めることになる。

火属性の敵には滴る水刀が有用だったが、今後攻略を続けるには攻撃力が厳しい。炎の結晶を合成して火水剣に変えておこう。薬草を5つ付加し、HP自動回復Lv2をつけておく。


月の祠 3:31:11

闇の宝珠を利用して全てのトラップを解除。奥へ進み、ボスへ。

ボスは火水剣の火力を利用すれば13発で倒せる。被弾しても薬草は使わず、自動回復で凌ごう。撃破後、森の祠への転送を実行。


森の祠 3:40:02

謎めいた宝珠を再度遺跡に戻し、緑の笛を吹くのを忘れないこと。深緑の宝珠を手に入れて、王都へ。


王都 4:34:12

城下街の隠し扉を抜けて王城向かい、集めた五つの宝珠を持ち込んで玉座へ進む。イベント後、ラストバトルだ。

ランスチャージ同様、ここでは居合いも通用しない。(スキルツリー下位のスキルはダメージカット率が100%に設定されているため)LCL同様、同じくキックでダメージを与えて行こう。火山灰ブーツ装備の場合は256発必要だが、花崗岩の肩当当てによる微弱ダメージを利用してキックの回数を少し減らすことが出来る。相手の攻撃は基本的に被弾即死なので、慎重に行動しつつ隙あらば密着して体当たりを決めつつ蹴ろう。上手く行けば230発程度で撃破できる。



総評:

今回の攻略の鍵となるICIだが、LCLに対抗する速度を得るには人間操作ではとても不可能な回数(現に筆者は途中何度か通常のダッシュを挟んでいる)を実行する必要があるため、このルートの汎用性は決して高くはないだろう。加えて、道中の被弾の問題やボスとの相性の問題も浮かび上がった。ブラッシュアップの余地は十分以上に残されている。ラスボス撃破の攻略法はLCLでも使えるものだと思うが、検証しようにもクリア後の親指の腫れ上がり具合を見るに、当分ゲームは触れない気がしている。

なお、自動回復Lv2による薬草無視は友人リキティのアドバイスがきっかけとなって生まれたものであり、この場を借りて謝意を述べたい。

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