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その1.めざせ、ブクマ3ケタ作家!

『オカンが「なろう』に投稿した不純な動機』・・・

と、言うわけで、

棺桶とゴミ箱行きを回避されたオカンの “小説” は

無事「なろう」に投稿されましたが・・・

昨日今日とオカンのPCからカシャカシャ音がまったく聞こえてこない。

一昨日まで 「Kちゃん、 'ポッチン’ が3人になったあー!」 と

子供みたくはしゃいでいたのに・・・


「毎日ちょっとづつUPするんやなかったん?」


俺はまた言わなくてもよい余計なことをつい口走ってしまった。


「あああー もうアカン! 頭ん中がフンヅマリで、なんも出てけーへん!」


(フ、糞詰まりって、一応まだ女やし小説でも書こうかというんなら、もう

ちと上品な表現の仕方があるやろっ!)


てか、長年書き溜めたものをPCから投稿するだけの『簡単なお仕事』

だったはず?


「なんせ六年も前に書いたヤツやろ、読み返してみたらめっちゃ可笑しいとこ

いっぱいあるんよ」


6年の間に世の中は変化し携帯からスマホにと時代背景が当時とは微妙に違う、

要するにツッコミどころ満載らしい。


「そんなん別にかまへんやん。誰も気にせいへんって」


俺はオカンを励ましたつもり、だった。


「それはダメよ! 自分自身が納得できるものじゃないと… 

それに、私の作品を読んでくれる読者に対しても失礼でしょ?」


さ、作品って、あの棺桶行きを危うく免れたヤツのことね。


ど、読者って、3件の 'ポッチン’ してくれた人のことね。


てか、オカン標準語になっとる! ーーこれについては、次話にでもじっくりと

お話します。


ブックマーク0が続いたころは、「わたしはS君らとは違う、ブックマークとか

ポイントとか関係なしに、ただ自分のために毎日コツコツと投稿したいんよ」と、

のたまわっていた謙虚でしおらしい初期設定のオカンは今、何処・・・


「カフェインと糖分、補給してみるわ。 Kちゃん、濃~いコーヒー入れてきて。

あ、それとコンビニ行って生シューとイチゴ大福もな!」


(おいおい、俺はアンタのアシスタントかよ?!)

オカンに「なろう」サイトを教えてやったこと俺はちと後悔しはじめた・・・



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