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目が覚めると  作者:
12/30

side 尚輝

翌日は父親に呼び出されていてマンションから車を走らせ会社へと向かった。


会社員ではないからいつも会社に来た時に使ってる専務以上専用の駐車場に駐車させ、直に上の階へと上がることが出来るエレベーターにカードを使って上がった。




「あ、尚輝!」


エレベーターから降り、社長室に向かう途中の廊下で声をかけられた。


「あ?・・・あー慶介(けいすけ)か、お前も呼ばれたのか?」


「あー、親父にな」


信明(のぶあき)さんか…お互い今日も頑張ろうぜ…」


「そーだな…」


途中で別れて俺は社長室へ慶介は秘書課へと向かう。



コンコンッ


と、ドアをノックすると中から「はい。」と聞こえて尚輝は中に入った。


「失礼します。親父?何か用ですか?」


「あー尚輝か…。ちょっと待ってな、そこ座ってていいから」


椅子に座って資料を見ながら親父は一瞬ソファを指した。


「あーうん。」



俺がソファに座ってから、数分たった頃に親父が立ち上がって俺の向かい側に座った。


「で?用事ってなに」


「そう焦んなよ、今どーなんだ?」


「何が?」

主語がないとわかんねぇーだろ


「香織さんとは」


「あぁー、…順調にやってるよ」


「そっか、泣かせるようなことすんなよ。」

親父は俺の目を見て言い放った、全てわかってるような目で、釘をさすように…


「あぁー…」

そう返事をすることしか俺には出来なかった。


「お前はこの婚約反対はしてないんだよな?今ならまだ、変えれるぞ」


「いや、変えなくていいよ。香織が婚約者で」


「そっか、なら今度のパーティーくらいに発表するぞ?」


「分かった」


「素っ気ないな…。まぁいいけどな、今度の仕事はこいつな」

苦笑いしながら了承し俺に次の仕事を渡してきた。


それから、仕事の内容を親父、いや、社長から聞いてまた今日から仕事と大学の両立をしていく生活を送ることになった。



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