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雑文エッセイ「アカウントから見る『なろう』の歴史~あの頃、君たちは燃えていたっ!~」

掲載日:2026/06/22

時は近未来。とうとう『小説家になにぬねの』の登録アカウントナンバーが1億を突破した。

とは言ってもその殆どはAIの登録である。そう、今や『小説家になにぬねの』の読者の99.9999%は脳をAIに置き換えたアンドロイドたちなのだ。


つまりこの時点で生身の体を持つ『小説家になにぬねの』アカウントユーザーは100人まで減少していたのである。

だが、この100人こそが現代の『小説家になにぬねの』を支えるキーパーソンであった。


何故ならば彼らが『新しい物語』を書かねば、生成AIは物語をパクれないからである。

そして今、ひとりの少年が101人目の『小説家になにぬねの』アカウントユーザーになるべく、登録機関のあるアンドロメダ星雲へと旅立とうとしていた。


そんな少年の包帯で隠してある右腕には、少年が聖なる12星座戦士のひとり『おとめ座』の紋章が浮かび上がっていた。


以上っ!JR西じゆうに大賞に応募しようと思って練っていたけど、時間切れで書けそうもないプロットを使って『出オチ』を狙ってみたのだけどいかがでしたでしょうか?

え、しょうもない?ジャンル詐欺になるから他でやれって?


あらら、そうですか・・。では、ここからが今回の本題です。

小説家になろうって登録ユーザーに対して『ひとりにひとつ』のアカウントを発行するんですけど、2026年5月20日時点での最新アカウントは307万5千台でした。


ならば最初のアカウントはいつ発行されたのかというと、記録が確認できる範囲では2004年 04月20日にアカウントナンバー『4』の方が作品を投稿されているのでここいらかなと推測しています。

因みに『小説家になろう』自体は2004年4月2日に開設されたらしいです。


成る程、22年かけて300万からの登録があった訳だ。大体年平均13万6千人だね。月で換算すると1万1千人ってとこか。日換算だと377人だ。

22年間毎日377人が新規登録。マジかよ・・。


でも『小説家になろう』も最初から順風満帆だった訳ではない。初年度の2004年の登録数なんて440人くらいだったみたいだからね。2005年だって1千400人くらいだ。

でも2006年に状況が激変する。そう、なんと2006年の登録数は5千600人くらいあったらしいのだっ!


更に2007年には登録数が1万8千人となり完全に波に乗った。

因みにこの頃ラノベ界隈はどうだったかというと、2006年に『涼宮ハルヒの憂鬱』がアニメ化されて、更に『狼と香辛料』や『〈物語〉シリーズ』も始まったらしいです。


そして『なろう』においては、現在のような評価システムが運用されるようになったのが2008年の5月8日だそうだ。

更にネット上にて人気が高まった『なろう』は、2010年3月17日に運営母体が個人から法人化され、ここで株式会社ヒナプロジェクトが誕生したらしい。


因みにその頃のアカウントは7万台だ。うん、7万人のユーザーがいれば法人化して収益が見込めた時代だったんだね。今じゃ考えられないよな。

それでもまだこの頃の1日平均の登録数は180人くらいだ。だが、年を追う毎にこの数字は大きくなり2018年にはとうとう909人/日に達した。


はい、この数字ってアクセス数じゃないからね。新規登録数だから。しかも年間を通した平均値っ!

いや~、毎日新規顧客が900人以上増えるって運営としてはウハウハだったろうねぇ。


因みにその原因と思われるのが『小説家になろう』発の作品が多数アニメ化を経て大ヒットしたかららしい。

ほら、『転生したらスライムだった件』とか『オーバーロード』とかがあったじゃない。


ただ、その後の登録ペースは鈍化する。と言うか減少し続けていた。そして2022年にはピーク時の半分である476/日まで新規登録が減ってしまっていた。

まぁ、その後はなんとか450台を維持しているが盛り返すまでには至っていない。


とは言え、ピーク時の900人/日が異常過ぎたのかもしれないね。と言うか毎日450人の新規登録だって凄い数字じゃん。

もっとも運営としては登録数よりもアクセス数の方が大切なはずで、これはロートル連中がリタイヤした事で右肩下がりらしい。


それは評価作品数にも現れていて、ランキングの上位こそはなんとか日間8千pt台を維持しているが、最後尾の300位に入るptラインの値はハードルが下がりっぱなしだ。

SFジャンルなんて2pt入ったら下手すると33位以内にランクインしちゃうからね。


と言う事で、私は現在、新人作品をランキングに浮上させるトリガー役を担っているであろう333人の名も無き初期加点者集団を探してなろうのデータの海を潜っている。

うん、300万アカウント中、現在4万アカウントまで調べ終わったよ。でもそれらしきアカウントはまだ見つかっていない。


まっ、300万中の333人って、1万人にひとりってことだからね。数字的には4人くらい見つかってもいいはずだけど、そこは登録時期によって加点活動にも偏りがあるからねぇ。

因みに昔は登録アカウントの内、2割くらいの人しか加点行動をしてくれないってデータが発表されていたんだけど、最新のデータではその割合は27%くらいにまで上がっている。


更に退会者を除いた数字だと33%まで跳ね上がります。しかも評価システムが稼動する前に登録されたアカウントと最近登録したばかりで加点方法をまだ知らないかもしれないアカウントを除外した真水では38%という数字が出てきた。

そう、昔と違って今は結構加点するアカウント持ちが多くなったらしいのだ。


えっ、君の作品はPVはそこそこあるんだけどポイントが付かない?うん、そりゃポイントって読者が気に入った作品に付けるものだからね。なので読んだ人が「何これ?」って感じた作品にはポイントは付かないのよ。

そうゆう意味ではここの投稿作品も質が上がったんだろうね。つまり読者のポイント加点行動が活発になっただけでなく、加点するに値すると思わせるだけの作品が増えたんだと思う。その最たるやつが『AI作品』かな。


うん、素人作品に対して重箱の隅を突っつくようなやつらにはいいカモらしいが、AIの描写能力は昔の名作をなぞっているだけあって侮れないんだよね。

ただAIの能力は素晴らしいんだけど、今のところAIに指示をだすやつらがポンコツだから出力されてくる作品もそれなりにしかなっていないってのが現実だろう。


つまり使いこなせていないんだね。いないんだけど、そこそこのモノは出力されるから惑わされちゃうんだろうねぇ。

で、そんなアンチAIな硬派の方々にはここの昔の作品をサルベージすることをお勧めします。


うん、あの頃ってAIなんか無かったから全部『オリジナル』だからねっ!ストーリーはテンプレだけど入力は手作業だからっ!

な~んて、煽ってもみんな読んだりしないだろうね。だって彼らって単に話題に乗っかりたいだけだろうからさ。本当は物語の内容なんてどうでもいいんだと思っていると、私は思うんだよね。


と言う事で、現在私はそんな熱き時代のデータを収集中である。なのでその内物語形式にして公表しようと思います。

なので今回はそのお知らせだけです。でもさすがに300万は無理だよ・・。1%の3万拾うのだって大変だったのに、なろうのデータってでかすぎだっ!


-お後がよろしいようで。-

自分のマイページを見たら最後に投稿したのが3週間も前だったので忘れられないように急遽投稿したので内容はかなり中途半端。

なので後でもっと俯瞰して考察したやつを投稿します。と言うか、暫くはデータ集めに時間を取られるので投稿出来ないなぁ。

まぁ、データ集めも楽しいちゃ楽しいのでいいんだけどね。

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