デブ少女の決意
「私は太っている。デブだ!!」
彼女はダイエット目的で剣を振り始めた。
いつのまにか世界一の剣士となっていた。
「私は何者なのか?そう考えたことありませんか?私 自体その話を他の人に聞いたことないので、断言できません。少なくとも、私はそう思ったことはあります。
この作品はそんな想いから始まった物語です。良ければご覧になって下さい。」
プロローグ
「私は、太っている。デブだ!最悪だ!小学校の中学年のころからずっと今まで。」
彼女の名はアリナ・グランディール。16歳の少女であり、三大家門の一つグランディール家当主の娘だ。彼女は三大家門という重い家柄からくるプレッシャーに堪え兼ね、暴飲暴食を、繰り返している。
「そろそろ痩せないとやばい!どうしようでもポテチの手が止まらないよ〜やめらないよ。」
「ハッ!駄目だこんな事では今年こそは痩せるって決めたんだから!何たってもうすぐ学園の入学式なんだから。でも、後半年しかないよ、、、」
彼女はかなり焦りを感じている。なぜなら、彼女はかなり太っているのだ、自分で言いたくはないが。、、、まあ、せめて入学前に少しは痩せないといけない。
「どうしようかな?はぁ〜仕方ないけど、剣術指南受けるしかないか。」
「『伝統あるグランディール家』の娘として、名誉ある喜んで受ける修行。でも、あれはキツすぎるのよ!」
彼女の家は三大家門というめちゃくちゃ凄い家で、彼女はその当主(実父)の娘の一人。
だからこそ辛い、みんなからの期待の眼差しが、彼女は自身の身の丈をわかっているつもりだ。彼女には何の才能もない凡人いやそれ以下、下手したらそれにすら満たないかもしれない。幼い頃は周りの期待に応えようとして自分なりに頑張ってた。
訓練開始。目標、魔力感知レベル5維持」
目の前に現れたのは、淡い光を纏った小さな精霊だった。
「待って、まだ心の準備が……ひやっとした! ちょっと、今の魔法絶対当たりそうだったでしょ!?」
彼女が手にしたのは、グランディール家に伝わる古びた魔力剣。
「はぁ、はぁ……。強くなるため……学園で、目指すもの(あるいは自由)を掴むためなんだからぁ!」
あと一歩、踏み込めたはずよ。アリナ」
影から現れたアリサは、倒れ込むアリナをそっと抱きとめた。汗で濡れた妹の髪を優しく撫でながら、彼女は微笑む。
「でも、今日までポテチの誘惑に耐えてここまで振ったその一撃……私は評価するわ」
……
「……お姉、様。……見てたの? 恥ずかしいところ……」
弱々しく呟くアリナに、アリサは……
「ええ、今までサボってたから随分お粗末な剣だったわ。最早チャンバラね。もっと精進なさい」
突き放すような言葉。けれど、その声はどこまでも慈愛に満ちていた。
「でもねアリナ、その『お粗末なチャンバラ』こそが、伝説の始まりになるのよ。……さあ、立てるかしら? 今日はもうおしまい。最高に美味しい——でも低カロリーな特製スープを作ってあげるわ




