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夜明けの星の黙示録  作者: アレクサンドル・スケベスキ
第五章 vs赤竜編

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83/122

第078話 ☆伝統の技

ドラコニス山脈での収穫を終え、

俺達はサクラの家に戻って来ていた。


挿絵(By みてみん)



およそ3時間収穫し、結果は大豊作。

周りに配り終えてなお、まだこれだけ残っている。


■アイテムボックス

―――――――――――――――――――

[淡水魚]

・☆☆☆☆☆伝説の 『幻泉(げんせん)イトウ』 ×18

・☆☆☆☆奇跡の 〈オーロラいわな〉 ×27

・☆☆☆希少な 「霜降(しもふ)(あゆ)」 ×148

・☆☆精良な [ニジマス] ×25

・☆良質な サーモン ×18

・ブラウントラウト ×9

・パーチ ×28


[キノコ]

・☆☆☆☆☆伝説の 『夢幻(むげん)マツタケ』 ×9

・☆☆☆☆奇跡の 〈燻製(くんせい)トリュフ〉 ×21

・☆☆☆希少な 「蝋色椎茸(ろいろしいたけ)」 ×58

・☆☆精良な [モリーユ] ×34

・☆良質な ヒラタケ ×21

・ムラサキシメジ ×15

・シャンピニオン ×8


[果物]

・☆☆☆☆☆伝説の 『王蜜(おうみつ)メロン』 ×12

・☆☆☆☆奇跡の 〈プラチナ・ピーチ〉 ×20

・☆☆☆希少な 「ルビー・ブドウ」 ×2580

・☆☆精良な [ストロベリー] ×34

・☆良質な ビルベリー ×28

・ブラックベリー ×15

・リンゴ ×8


[野菜]

・☆☆☆☆奇跡の 〈エメラルド・リーキ〉 ×112

・☆☆精良な [スイート・キャロット] ×48

・☆良質な カブ ×27

・ジャガイモ ×68


[薬草]

・☆☆☆☆☆伝説の 『霧香(むこう)ワサビ』 ×5

・☆☆☆☆奇跡の 〈メテオ・ガーリック〉 ×19

・☆☆☆希少な 「氷結チャービル」 ×12

・☆☆精良な [スチームド・チャノキ] ×9

・☆☆精良な [レディースマントル] ×38

・☆☆精良な [メドウスイート] ×28

・☆良質な ローズマリー ×7

・☆良質な ヴァレリアン ×11

・☆良質な ラベンダー ×22

・☆良質な タイム ×19

・☆良質な ワイルドオーツ ×30

・☆良質な トーステッド・チャノキ ×12

・☆良質な コンブ・チャバ ×11

・ヒースの花 ×12

―――――――――――――――――――


今回、新たに薬草を集めたのは、

フィズルの強い希望によるものだった。

どうやら、彼女には自慢の調合レシピがあるらしい。


家に帰り、収穫の成果を伝えると、サクラは目を輝かせて大喜びし、

娘に伝統の料理を仕込むのだといって、台所へ駆け込んでしまった。


※コトコトコト※


その台所から、煮込みの音が静かに響いてくる。

今夜は鍋だろうか…楽しみだ。


それと、ラウザが《神話》級の装飾品を造ったことに刺激を受け、

俺達も希少能力の強化に本格的に取り組むことにした。


まずはイブ。

"希少調合"に"秘術料理"を持っているので、

レア素材を惜しまず渡し、どんどん挑戦してもらうつもりだ。


■イヴ:道具

挿絵(By みてみん)



ちなみに、イヴの母サクラも"希少料理"に"希少調合"持ちだ。

母娘そろって高め合いながら、能力を伸ばしてもらいたいところだ。


■サクラ:道具

挿絵(By みてみん)



リーシャには、手に職が就くような目立った希少能力はないが、

"生殖"項目が際立っている。


愛奴達が襲われつつあるが…………………

……………………………………………………………


のびのびとその資質を伸ばしてもらう事にする。

レズはセーフなのだ。


■リーシャ:生殖

挿絵(By みてみん)



アウラは"麻痺魔法(ヴィム・マギア)"だ。

今日はまだ、目立った効果は見られなかったが、

これからの成長に期待。


■アウラ:魔法

挿絵(By みてみん)



フィズルは"秘術調合"。

以前、ラエルノアに褒められたお茶があるのだといい、

薬草の採集にも熱心に励んでいた。


■フィズル:道具

挿絵(By みてみん)



「ごはんが出来ましたよー」


そんなことを考えていると、

イヴの明るい声が台所から響く。


その声に誘われて食卓へ向かうと、思わず息を呑んだ。

テーブルの上には、湯気を立てる鍋や香ばしい

香りを放つ料理が所狭しと並んでいた。


―――――――――――――――――――

・☆☆☆☆☆伝説の スープ 『兎肉のカウル』

・☆☆☆☆☆伝説の 野菜揚げ『グラモーガン・ソーセージ』

・☆☆☆希少な 緑茶「ピーターストン・ティー」

・☆☆☆希少な 「ルビー・ブドウ」

・ライ麦パン

・ミード

―――――――――――――――――――


「お…おお…」


これは凄い。思わず声が漏れた。

伝説級の料理がふたつも……


早速、皆で手を合わせ、食前の祈りを捧げる。


「「いただきます!」」


まずは、"兎肉のカウル"を頂く。

一口すすると、滋味深い旨味が口いっぱいに広がった。

ジャッカロープの肉は驚くほど柔らかく、

ネギと人参の甘みがスープに溶け込んでいる。

ローズマリーの香りがほんのりと鼻をくすぐり、

後味に深みを添えている…


"カウル"という料理は馴染みないが、

肉と野菜たっぷりのシチューのようなもので、

なんでもこの地方の伝統的な料理なのだとか。


■☆5『兎肉のカウル』

―――――――――――――――――――

[効果]

・MP回復:特大↑↑↑↑

・HP回復:大↑↑↑

・成長[回復力]:小↑


[レシピ]

・☆☆☆☆奇跡の 〈エメラルド・リーキ〉

・☆☆☆☆奇跡の〈ジャッカロープの肉〉

・☆☆精良な [スイート・キャロット]

・☆良質な カブ

・☆良質な ローズマリー

・ジャガイモ

―――――――――――――――――――


次に手を伸ばしたのは、『グラモーガン・ソーセージ』。

ソーセージと名はついているが、肉は使われていない。

パン粉で包まれたリーキ(厚みのある長ネギ)とチーズを炒めた、

いわばベジタリアンソーセージだ。


外はカリッと香ばしく、

中はとろけるようなチーズと甘みのあるリーキが絶妙に絡み合う。

タイムの爽やかな香りがアクセントになっていて、

思わずもう一口と手が伸びる。


■☆5『グラモーガン・ソーセージ』

―――――――――――――――――――

[効果]

・MP回復:特大↑↑↑↑

・成長[魔力量]:中↑↑


[レシピ]

・☆☆☆☆奇跡の 〈エメラルド・リーキ〉

・☆良質な タイム

・卵

・チーズ

・バター

・パン粉

―――――――――――――――――――


そして、暖かい"ピーターストン・ティー"を一杯。


チャバをブレンドしたこのお茶は、

どこか日本の緑茶を思わせる風味。

渋みと甘みのバランスが絶妙で、

宝食の余韻をやさしく包み込んでくれる。


■☆3「ピーターストン・ティー」

―――――――――――――――――――

[効果]

・成長[持久力]:中↑↑

・成長[瞬発力]:小↑


[レシピ]

・☆☆精良な [スチームド・チャノキ]

・☆良質な トーステッド・チャノキ

―――――――――――――――――――


料理の香り、味、そして効果。

どれをとっても申し分ない。

目の前に並ぶ料理達には、ただただ脱帽するばかりだった。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


最後のひと口を飲み干し、そっと器を置く。

胃も心も満ち足りていた。


「……ふぅ」


食事の余韻に浸っていると、

フィズルがそっと近づいてくる。


「旦那様、こちらをどうぞ。

 アフター・ディナー・ティーです」


そう言って差し出されたのは、

深紅の陶器に注がれた一杯の紅茶。

湯気の向こうから、ふわりと甘く華やかな香りが立ちのぼる。


・☆☆☆☆☆伝説の 紅茶 『プリンス・オブ・ウェルス』


「おお、これはすごいな。フィズル」


「はい。この地方の伝統の紅茶でして、

 以前、ラエルノア様にお出しした際も、

 大変喜ばれていました」


フィズルはどこか誇らしげだ。

この紅茶の調合に余程自信があるらしい。


早速実飲。

一口含むと、まず舌に広がるのは優しい甘み。

続いて、ほのかな渋みが味を引き締め、

清涼感が後味に残る。

まるで、森の奥で深呼吸したかのような清々しさだ。


「……うまいっ!」


やはり、ただの紅茶ではない。

身体の芯から力が湧き上がってくるような、

不思議な感覚に陥る。


ラエルノアもさぞ驚いたに違いない。


■☆5『プリンス・オブ・ウェルス』

―――――――――――――――――――

[効果]

・成長[回復力]:大↑↑↑

・成長[性欲]:中↑↑

・成長[体力]:中↑↑

・成長[魔力量]:中↑↑


[レシピ]

・☆☆精良な [メドウスイート]

・☆☆精良な [レディースマントル]

・☆良質な ワイルドオーツ

・☆良質な タイム

―――――――――――――――――――


立ち上る香りと、満ちた空気。

食卓に並べられた全ての品が、

今日という一日を完璧に締めくくった。


「……ご馳走様でした」


それはただの流儀ではなかった。

心からの敬意と感謝の念が言葉として自ずと出ていた。


「旦那様、お風呂が沸いていますので、

 先入っちゃってください」


「ああ、分かった。ありがとう」


サクラに勧められて、お先に風呂を頂くことにする。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


※カポン…※


熱々の湯にそっと身を沈める。

酸性の温泉が肌を優しく包み込み、

じんわりと疲れを癒していく。


思えば、この世界に来てからというもの、

幸運にもイヴと出会い、それから目まぐるしく日々を駆け抜けてきた。


……病院のベッドで、ただ天井を眺めていたあの頃。

そんな日々からは想像もつかないほど、

今は豊かで、鮮やかな日常を生きている。


……久しぶりに、ひとりになった気がした。

たまには自分と向き合ってみるか。


■アレク

―――――――――――――――――――

名前:アレク Lv.158 《保有ポイント:211p》

HP:2390↑ / 2390 MP:2390↑ / 2390

種類:亜人類 種族:人間 種別:イーシス

性別:♂ 年齢:16歳 身長:186cm

ジョブ:

 ・戦士 Lv.24

 ・魔法使い Lv.30

 ・冒険者見習い Lv.11

 ・狩人 Lv.25

 ・野草採集者 Lv.18

 ・【アドニス】

 ・【英雄】

スキル:

 ・闘争心

 ・二重奏

 ・察知

 ・狩り

 ・採集

 ・【ポイント付与】

 ・◆任命:【愛奴】(3)

 ・【無詠唱】

 ・【精密解析】

称号:

 ・『ミスリル級:冒険者』

 ・ビビり

―――――――――――――――――――


いつの間にかレベルアップしていた。

この世界に来て2度目のレベルアップだ。

・Lv.157 → Lv.158


また、先程の料理のおかげだろうか。

HP、MPが満タンになってる。初めて見た。


ジョブ:魔法使い Lv.30 は赤色になっているな。

これは、まさか…


"魔法使い"に意識を集中してみると、選択肢が現れた。


・「ウィザード」

・「ソーサラー」

・「ヒーラー」

・「ドルイド」

・「エレメンタルウィザード」

 …などなど


やはり、「」付きの中級職への転職だ。

初級ジョブはLv.30が上限のようだ。


選択肢の中から、いくつか詳細を見てみる。


・ウィザード

 └効果:「魔術:中↑↑」

 └スキル:「短詠術」「三重奏」


・ソーサラー

 └効果:「魔導:中↑↑」

 └スキル:「短詠術」「三重奏」


・ヒーラー

 └効果:「魔法(癒):中↑↑」

 └スキル:「治療」


・ドルイド

 └効果:「魔法(探知):中↑↑」

 └スキル:「鳥瞰」


ふ~む・・・


結局、"三重奏"が魅力的だったので、

ウィザードへ転職することにした。


・ジョブ:魔法使い Lv.30 → 「ウィザード」 Lv.1


能力も確認する。


…よし。"剛力"がLv.85 まで上がっている。

"中柄"は Lv.65、"魔法(無)"は Lv.75。

あと5レベルで、【大激震】の使用条件を満たす。

朝練の効果が着実に表れている。



ふと、身体のレア項目――

その何もない空白の領域に意識を集中すると、

“暗視”の選択肢が浮かび上がることに気づいた。


(…あれ!?なんだこれ!?)


他にも、伝説の"習熟"、特別の"閃き"などを選べる事を確認。


(新たな能力を取得できるのか!?嘘だろ?)


だが、フェンリカの"四足走行"や、

ラエルノアの"重力"魔法などは選択できない。

何か条件があるのだろうか?


何だろう?……………………

……恐らくだが、抱いた女の能力ではないか?

これなら合点が行く。


だが、一度取得した能力を変更できるのだろうか?

試しに、既に取得している"免疫"に集中してみるが、

うんともすんともしない。


ポイントとの兼ね合いもある。

これは…慎重に選ぶ必要があるぞ。


《保有ポイント:211p》


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


熟慮の末、《80p》を使用して、

以下の通り能力を取得した。


■アレク_身体

挿絵(By みてみん)


アウラの"暗視"を取得。

この世界の夜は想像以上に暗かった。

これから必要となって来るだろう。


■アレク_道具

挿絵(By みてみん)


イヴの"秘術料理"、フィズルの"秘術調合"を取得。

今の今まで、道具の能力を重要視していなかったが、

先程の料理は考えを改めるには十分だった。


俺も、イヴたちのように

飯やお茶を作れるようになりたいと強く思ったのだ。


■アレク_魔法

挿絵(By みてみん)


ナイレアの"氷"魔法を取得。

食料の保存など、生活に重宝するかもしれないと思ったからだ。


■アレク_生殖

挿絵(By みてみん)


生殖項目は取得無し。

一瞬、リーシャの"母乳絶頂"を取得しようか迷ったが、

後戻りできない可能性にビビっちまったぜ・・・


レア能力の取得に5P、TPを1上げるには2P必要。

伝説能力の取得には7P、TPを1上げるには3P必要だった。


これで残りは《保有ポイント:131p》。


(ここまで残しておいてよかった~)


■アレク

―――――――――――――――――――

名前:アレク Lv.158 《保有ポイント:131p》

HP:2390↑ / 2390 MP:2390↑ / 2390

種類:亜人類 種族:人間 種別:イーシス

性別:♂ 年齢:16歳 身長:186cm

ジョブ:

 ・戦士 Lv.24

 ・「ウィザード」 Lv.1

 ・冒険者見習い Lv.11

 ・狩人 Lv.25

 ・野草採集者 Lv.18

 ・【アドニス】

 ・【英雄】

スキル:

 ・闘争心

 ・「短詠術」

 ・「三重奏」

 ・察知

 ・狩り

 ・採集

 ・【ポイント付与】

 ・◆任命:【愛奴】(3)

 ・【無詠唱】

 ・【精密解析】

称号:

 ・『ミスリル級:冒険者』

 ・ビビり

―――――――――――――――――――


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


暫くすると、女たちも風呂に入って来たので、

皆で温泉を楽しんだ。


皆と一緒に風呂を上がると、

今日はイヴとサクラと一緒の部屋で寝ることにした。


サクラは料理の時と同様に張り切っている。

なんでも、娘に伝統の技を仕込むのだとか………


■イヴ×サクラ

☆☆☆☆☆☆ !見せられないよ! ☆☆☆☆☆☆

ミッドナイトノベルズで掲載↓

https://novel18.syosetu.com/n7662kr/

☆☆☆☆☆☆ !見せられないよ! ☆☆☆☆☆☆


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