第077話 企み
ラグナルがフェンリカにお持ち帰りされた後、
俺達は別行動を取ることにした。
アビス=ネザリは買い物してから里に帰還。
グラントハルは今日はガルフ・バウへ泊り、
明日、ラグナルと一緒に帰還するのだとか。
俺達はどうしようかな…
太陽の位置からして、今は15時位。
今からゴブリンの駆除に向かうには、少々遅すぎる時間だ。
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[食材]
・☆☆☆☆☆伝説の 『夢幻マツタケ』 ×4
・☆☆☆☆奇跡の 〈燻製トリュフ〉 ×3
・☆☆☆希少な 「蝋色椎茸」 ×5
・☆☆☆☆☆伝説の 『幻泉イトウ』 ×10
・☆☆☆☆奇跡の 〈オーロラいわな〉 ×2
・☆☆☆希少な 「ルビー・ブドウ」 ×1131
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食材が減ってきたので、
食後の運動を兼ねて、補充してから帰還しますか。
明日から本腰を入れてゴブリンの討伐に当たるとしよう。
こうして、俺達はブドウ園へ向かうことにした。
"ワープ"
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
―――冒険者ギルドにて
クラン"黒狼の牙"に所属する冒険者パーティ:猫耳探検隊は、
奢りの昼飯を堪能した後、
ギルドのクエストボードを眺めていた。
「何にゃ?この依頼は?」
☆☆[依頼書]――――――――――
【年次依頼】
・場所:ガルフ・バウ(北部)
・依頼内容:魔獣類―小鬼族の討伐
・納品物:耳
・期限:11月まで
・報酬:
―下位種の耳×10 Rb
―中位種の耳×50 Rb
―上位種の耳×1,000 Rb
―幻獣種の耳×10,000 Rb
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ウェアキャットで構成された彼女たち5人の
冒険者ランクはブロンズ級にカッパー級。
まだまだ初心者のパーティである。
「ゴブリンの討伐にゃ」
「でも受けられないにゃ…」
彼女たちの一日の収入は、せいぜい10 ~100 Rb程。
まったく稼げない日もざらで、自立までは程遠い。
今のところ、クランに食わせてもらっているのが現状だ。
そんな彼女たちは、ヒソヒソと作戦会議をしていた。
「ゴブリンなんて、うちらだけでも楽勝にゃ」
「ギルドには後から報告すればいいにゃ♪」
そんな空気に水を差したのが、ネイであった。
■ネイ
「危ないよ~、受けるならクランに相談しよ?」
ネイはパーティ唯一の慎重派だった。
そんなネイに他のメンバーたちは喝を入れる。
「ネイ!そんなんじゃ
いつまで経っても一人前になれにゃいにゃ!」
「そうにゃ!そうにゃ!」
彼女たちはいつもこんなノリで、
かつてカナンで捕獲されてしまったのだが、
そんな失敗はどこ吹く風。まったく反省していない。
「というわけで、ゴブリン討伐に向かうニャ―!」
「「おー!」」
こうして猫耳探検隊は、
ひっそりとゴブリン討伐へ出立した。
「も~」
ネイはこっそりと、
ガルフ・バウ北部へ向かうことを受付に報告した。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
―――その頃のルベル=オーガ
戦場から帰還したばかりのスカエルヴァ達は、
豪奢な宿を丸ごと貸し切り、優雅に滞在していた。
食事を取りながら、クンニさせることをルーティーンとしているスカエルヴァは、
先程、ギルドの酒場でいつも通りのルーティーンをこなし、
食事を終えるとここへ移動してきた。
「あ~、そこだ♡そこ♡
お前もわかって来たじゃねぇか♡」
既に、食後の運動として3人をレイプ。
現在は、別の捕虜に〆のクンニをさせている最中だ。
「追い込み行くぞオラぁ♡」
そう言い終えるや否や、
スカエルヴァは太ももを容赦なく絞め上げた。
激しい圧迫に、捕虜の顔色はみるみる青ざめていく。
やがて呼吸も浅くなり、目の焦点が外れ、ついには意識を手放した。
「ふい~♡」
この瞬間がたまらない。
スカエルヴァは、性と死の狭間に快楽を見出していた。
「いい加減、こいつらにも飽きて来たな~」
そんなことをぽつりと呟き、
今日出会ったばかり男に興味を向ける。
「おう、アレクについて何か分かったか?」
捕虜のひとりが、元気よく答えた。
「はいっ!アレクの野郎は、
ここから北にある"カナン"って場所一帯の主らしく、
ドラコニス山脈の最深層を狩場にしてみたいです!」
「ふ~ん。他には?」
別の捕虜が元気よく答える。
「はいっ!
今日、これと同じ依頼を受注したみたいっす!」
そう言って捕虜が取り出したのは、
あの年次依頼書であった。
☆☆[依頼書]――――――――――
【年次依頼】
・場所:ガルフ・バウ(北部)
・依頼内容:魔獣類―小鬼族の討伐
・納品物:耳
・期限:11月まで
・報酬:
―下位種の耳×10 Rb
―中位種の耳×50 Rb
―上位種の耳×1,000 Rb
―幻獣種の耳×10,000 Rb
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「ほぉ~。よくやったな、お前♡」
入手した情報に満足するのと同時に、
部屋の扉が開いた。
「姉貴~入るぜ~」
姿を現したのは、女たちと一戦終えたばかりであろう、オリガだった。
火照った体に、赤く染まった顔。
どこか満ち足りた様子である。
「よう、明日これやるぞ」
スカエルヴァは依頼書をオリガに突きつける。
「え~。働かなくても、
あと一年は遊んで暮らせるだろー」
「たまには小鬼どものチンポも味わっておかないとな。
それに、この依頼…アレクの野郎が受注したらしいぞ。
連れの女はお前好みだったろ?」
…
アレクが連れていた女は印象的だった。
■【愛奴】イヴ
■【愛奴】リーシャ
■【愛奴】アウラ
■【愛奴】フィズル
確かに、好みど真ん中だ。
「まぁな♡」
「うし、襲っちまうか♡」
赤鬼姉妹もまた、ガルフ・バウ北部へと向かうのであった。
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