第一章1「償い」
この物語を選んで読んでいただきありがとうございます!!
ある哲学的テーマをもとにした物語です!
みなさんが驚くような仕掛け、伏線をこれからたくさん入れ込む予定です!最後には全て繋がります!
ぜひ、考察しながら見てください!
それでは、どうしても死ねないデスゲームに行ってらっしゃい!
「――ようこそ、罪人たちよ」
突如、頭上のモニターから無機質な声が響いた。
目の前に広がるのは、四方を白い壁に囲まれた無機質な部屋。
小さなモニターが天井に埋め込まれ、その下には唯一の扉がある。
「……ここはどこだ?」
一志 永遠は混乱しながら周囲を見渡した。
だが、部屋の中には自分以外、誰もいない。
なぜここにいるのか――まったく思い出せない。
覚えているのは、ただひとつ。
自分の名前だけ。
「これから君たちにはゲームをしてもらいます」
モニターの声が続く。
「最後までクリアした者には、ご褒美がございます。
さあ、目の前の扉を開け、ゲームに参加してください」
次の瞬間、モニターが静かに消えた。
「……ゲーム?」
不可解な言葉に思考が止まる。
それと同時に、まるで何かに導かれるように――
一志の手が勝手に扉のノブを回した。
ギィィ……
扉を開くと、そこに広がっていたのは――
巨大なショッピングモールだった。
果てしなく続く店の数々、煌びやかなネオン、吹き抜けの大広間。
まるで現実世界のモールそのもの。
しかし、何かが違う。
不自然なまでに静かで、どこか異様な雰囲気が漂っていた。
「……なんだ、ここ?」
ゲームと言われたはずなのに、目の前にあるのは見慣れた風景。
しかし、確実に何かが狂っている。
戸惑いながら、ふと周囲に目をやる。
ショッピングモールの中には、数百人もの人がいた。
ざわざわと不安そうに周囲を見回す者、パニックを起こしている者。
彼らもまた、自分と同じようにここへ連れてこられたのだろうか?
一志は深く息を吐き、ひとまずモールの中へ足を踏み入れた――。




