表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
64/74

斎場の思い出

詞書:ミニマリスト



かの曲に

かの花添えて

見送りし

焼かるるものは

喪服の中の身




-----------------------------------------------------------

公式企画「俳人・歌人になろう!2023」参加作品です。


▼小説家になろう 公式企画サイト

https://syosetu.com/event/haikutanka2023/

-----------------------------------------------------------



夫の好きだったアルヴォ・ペルト作曲『Spiegel im Spiegel(鏡の中の鏡)』を流して。

私がアレンジしたオレンジ色主体の盛花を棺の上に。


焼かれたのは遺体ではなくこちら。


結句の字余りは「今も引きずっている」ことを暗に伝えたいから。

「喪服のわが身」とすれば破調せずに済む。

こちらのほうがいいと仰る方もおられるでしょう。

でも私の実感は「着なれない喪服の中に頼りなく留まっている身体」、そしてそれが今も続いている。


字足らず、字余りにも意味が乗せられる例でした。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 愛猫のお骨はキーホルダーのロケットの中に。 まだここに居ると思うか兄猫は探して鳴きますときどきたまに 台所でエサをねだって嫁も脛をこすられるそうです。いつまでも居たらいいさ。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ