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みかきもり
詞書:立ち直ってる証拠
昼消ゆる
愛ならなくに
雑事に
心をかける
吾を恨むな
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公式企画「俳人・歌人になろう!2023」参加作品です。
▼小説家になろう 公式企画サイト
https://syosetu.com/event/haikutanka2023/
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大中臣能宣
「御垣守 衛士の焚く火の 夜は燃え 昼は消えつつ ものをこそ思へ」
この元歌の解釈間違ってました。昼は冷めちゃうんだと思ってた。笑
「昼は消えてしまうように恋の物思いに耽り」という意味だそうで。
ならなくに:ではないのに
こちらは物思いに耽って1日過ごしていい平安貴族さまとは立場が違うので、3年過ぎて、家を直したり友人を心配したり仕事に行ったり、夫を想って泣いてばかりでは生きていけない。
心に棲んでいる夫とともに、世の中に関わっていく所存。




