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いまこむと

詞書:いとなみ



今来むと

言ひし夕べは

数もなく

遺せし痕の

数多あまたともがな




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公式企画「俳人・歌人になろう!2023」参加作品です。


▼小説家になろう 公式企画サイト

https://syosetu.com/event/haikutanka2023/

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素性法師

「今来むと 言ひしばかりに 長月ながつきの 有明ありあけの月を 待ちでつるかな」


お坊様が、待ちぼうけを喰らった女性の気持ちを詠んだ歌が元歌です。


私のうたのほうはあまり解説したくありません。

英語でComin' comin' ahhhh....

というやつです。


なんで行くと来る、正反対なのか、面白いです。

細胞が生まれ変わってしまって痕は何も残ってないのかな。


「数多ともがな」、は文法的に怪しいです。

数多が名詞ならいいんですが、形容動詞だと思う~

「数多にてしがな」、とかになるんじゃないかと。

字余りだし音が嫌いなので、「ともがな」にしちゃいました。

「たくさんあってほしい!」って言いたいだけです。


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― 新着の感想 ―
[一言] 『紺屋高尾』の一節がふと浮かんだので。「遊女は客に惚れたと言い、客は来もせでまた来ると言う。嘘と嘘との色里に、恥もかまわず身分まで、よう打ちあけてくんなました」こちらは色町の純愛サクセススト…
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