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2年もたってくると、具体的な魔法を教えてもらうようになった。ファイヤーを教えてもらってから使えるまで一か月かかった。最初は日本人知識で言うライター並みの火が、段々と大きくなり横にも下にも出せるようになった。ただ、これをするとすぐに魔力が大量に持っていかれる。これも日本人知識で言うと、火炎放射器で火を出し続けているからだとテオストは思う。なので、ファイヤーをボールにすればその分は魔力の節約になる。要するにファイヤーボールである。
このことをガタンに相談すると、イメージがわかないからとソシルさんに相談してみることになった。
ソシルさんは門横広場に来てくれて、話を聞き、
「ああ、こうね。」
なんと一発で成功させた。
「これ、ファイヤーボールって言うの。」
「あるんじゃん!!」
思わず叫ぶテオであった。それから村長の手伝いの合間に、3人の魔法の先生になってくれた。
この年、2歳違いの弟、コネストも加わった。基礎から始めるのでテオが行った修行から始めるが、見ていてテオより筋がいいのがわかる。
少し弟に嫉妬するが、素直ないい子、なので皆とも打ち解けて通うようになった。
そして、また2年がたった。
キリがいいからここまで。
だから…。
言い訳したい…。
今回の話し…。
不評(アクセスが少ないとか)だったら消します。
この話の大本は、自分が思いついた新しいことのほとんどが、他人、もしくは昔の人が思いついている、と言うことです。
だから、人に話しを聞く、歴史を知ることが大事と言いたいのです。
いまならネットでも調べられますよね。
今私が切実に欲しいのは、こんな言い訳をしなくてよくなる文才とスーパーカブです…。