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ご無沙汰しています。

すいません。


話し事のタイトル等考えようとしてたんですが、公私ともに時間なく…。

とりあえず話を進めようと!

まだ見てくれている人がいるんで、やはり、うれしいです。

日が暮れたころ、テオはアレックス達から夕食のお誘いを受ける。

長い長方形のテーブルにアウロラとアレックス。その向かいにテオ、肩にとりさんと足元にケルだ。

動物を食事の場に連れていいかと迷ったが、特に問題ないとのことでの同席だ。

食事は順番にでるようで、スープと水が出された。鳥さんには小鳥がついばみそうな木の実、ケルには骨付き肉が出される。

肉がうまそうだなと軽く見やって水を飲むテオにアウロラが話しかけた。

「お前さん、うちを乗っ取る気か?」

「ブフッ!」

テーブルが広いため、向こうに水はかからなかったのが幸いだ。


目の前で給仕の女性が吐き出された水を拭くのを申しわかなさそうに眺めてから、テオも応じる。

「いきなり変なこと言うのはやめてもらっていいか?」

対するアウロラは少しムッとした顔で話を続ける。

「アレックスから聞いたぞ。俺を代表にしろって。」

「へ?」

テオの素の驚きを訝し気にアウロラは見る。

「なんだ、違うのか?」

「おい、アレックス。お前、アウロラになんて言ったんだ?」

急に話を振られてアレックスも戸惑う。

「えっと。商会の運営をテオさんに任せる?」

「任せるな!なんで疑問形なんだ…。そこからか…。」

言葉が足りなかった事ははテオにも責任がある。

「まず、商会をのっとらない。俺は半年もしないでここをでる。春くらいかな。

だいたい、この商会よりゴグール商会の方が規模がデカいと思うぞ。

のっとるくらいなら、向こうに帰るさ。」

「そうなのか?」

とアウロラが訝しる。

いくらゴグール商会が成功しているとはいえ、まだ国内で手一杯なのだ。

それにテオの事を疑おうと思えばいくらでも、信用する根拠は少ない、そんな状況である。

「俺が言ったのは、アレックスの仕事を半分にしてやる、だ。父親をなくしてすぐに仕事でほぼ徹夜じゃ、今度はこいつが過労死だぞ。」

「そうなんだよ!」

アウロラが熱を込めて話し始める。

「だから今日、うちで働けそうな奴を探してたんだ。でも誰も来やしなくてな。」

そうしてすぐ表情がくもった。

「ちなみになんて誘ってたんだ?」

「仕事の内容を聞かれてもよく分からないから、来れば分かるって。」

「ついでに聞くが、一人で行ったのか? 」

「いや、うちの連中をつれてだ。」

「そりゃもう、声をかけてくる人さらいと思われたんだな…。」

「なんだとっ!」

2人のやり取りを聞いてたアレックスが吹き出した。

「ああ、そうかもしれないですね。」

「おい!」

テオも笑い出したので、アウロラがふくれっ面になる。

「実際、人を雇うのは正解だ。アウロラがただしい。やり方は変えた方がいいだろうが。」

一応、フォローをいれる。

「じゃあどうすればいいんだ?」

アウロラに聞かれて、テオも少し考える。

「仕事内容をきっちりと説明する。急かして決定させない。考えさせる。それで来てくれそうなら試用期間なんかを作ってからやってもらう。なにか逃げ道も作ってあげればいいかな。

確かにすぐに来てもらいたいが、そんなにポンポン事務ができないのが来ても困るしな。」

テオが水を飲んで喉を湿らす。

「相手の立場を考えよう。お客としてここに来れば問題ない。ただ、強面の集まったこの店に事務員で入って大丈夫かって思ってるはずだ。

事務屋は基本的に腕っぷしはないからな。入って何か問題、失敗があれば殴られるとか考えれば中々来ないんじゃないか?」

「そんなものか?」

アウロラは不満顔だ。

「アレックスはどう思う?」

「テオさんの言ったとおりかと。皆いい人が多いのですが、見れば怖くなるかもしれませんね。」

「うん、そう。よくここちゃんと経営できてたよな。」

「ひどいです、テオさん!」

「ははは、言い過ぎた。ごめん。」

「そういえば、アレックスのお父さんはどんな人だったんだ?辛ければ言わなくていいけど。」

「いえ、大丈夫です。父は豪快で人情に厚い人でした。ゴロツキだろうが何だろうが、ここで働きたいって人には会って採用するくらい。

商会に合わなそうな人は他の職を探してあげてました。」

アレックスの話しは小一時間位つづいた。楽しそうに話すアレックスを見て、アウロラも笑顔になる。

「でも、こんなことになるなんて…。」

一通り話しすと、また海のでの事故を思い出すんだろう。傍から見ても落ち込んでるのがわかる。

「事故ばかりは予想つかないからな。海なんてなれば、調べようがないもんな。」

「いえ、普通は出航2,3日前に…。」

と説明するアレックスが急に黙り込んだ。

「そういえば。今回の出航はおかしかったんだ。」

「ん?どういうことだ?」

「普通は出航2,3日前に漁師や他の船乗りから情報を聞いたり。情報が少なければ早船を雇って周辺だけでも海の情報を調べるんです。

でも今回は出航が前日に決まったんです。」

「なにか急ぎの用事でもできたのか?」

「いえ、父はなにも教えてくれなかったです。」

テオのアレックスの話しを聞いていたアウロラが明るく話しをまぜっかえす。

「親父もたまにせっかちだからな。何かいいもの仕入れていたんだろうよ。違法なものかもな。」

「父さんはそんなことしないよ!」

二人は言い争いでじゃれあうのだった。

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