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それから一週間、トレーニング機器をつかったり、木刀で型からやり直しをして社会復帰(テオ曰く)をはかった。ただ、本は読み進めていた。
その合間に、テオとツバメと色々と話し合い、いくつか決め事をしていた。
一つは、この星にオーバーテクノロジーの物をあまり持ち込まないこと。
そんなものをもちこんだら、テオ自身が神様みたいに拝み奉られる。それはイヤだとテオは思う。
町はわからないが、村では森の神、その神と話をする家系が村長さん一家みたいなところである。
次に、いきなり一つ目を破ることになるが、またテオに死なれては困るので、護衛兼相談役として、鳥さんを連れていくこと。
この鳥さんはツバメと繋がっているので、相談・話し相手になってくれる。
護衛としては、武装と防護がある。
武装は、分子をバラバラにする特殊電磁波を口からだすとのこと。1m未満の岩まで大丈夫という。
これは物質を原子レベルで分解し、再構成する技術の応用だ。といっても分解のみだが。
防護はこの電磁波を俺の周囲にまとわせ、バラバラにするようだ。テオが矢とかは?と聞いたら、バラバラになるがスピードのエネルギーは消えないとのこと。
散弾銃に打たれるようなものじゃん!とテオはクレームをつける。
ツバメが対策を考えておくと言って、今はどうなるかわからない。
他にもある。テオの今後についてだ。ここにいれば衣食住には困らない。ただずっと一人。
今の星では15歳が成人で、皆それぞれ職業とかつく者もいる。ただ、地球人感覚にったテオには回避したい。
なので、元々の任務だった惑星探査兼旅に出ようと思う。別に報告のためと言うののではなく、村も出ていない自分が世界を見たいのだ。これは数年、二十歳までには帰ろうと一応決めておく。
ただ、産み育ててくれた親に育ててくれた恩くらいは返したい。
そのため、2,3年の間に家を裕福にする。そのために村を発展させておいて、心配ないようにしようと思う。
弟には頑張ってほしいと勝手に応援することにした。
最後に、ツバメの意思決定。
今回は帰還決定できないため、この星に残ってくれている。ただ、それも良し悪しであるので、ある程度俺の意に沿ったなら決断して構わないと決めた。
これは最後までツバメは拒んだ。最後には権限を持つだけ、決定するかどうかは自分で決めろと言って終わった。
そろそろ村に帰ろう、とテオは決めた。




