第0話
博麗霊夢は幼い時に森で迷い、一人ぼっちで泣いた
そんな時に当時の自分と同い年位の蘇芳色の髪と眼を
持つ男の子の大龍六翔と出会う六翔は霊夢
に笑顔で「ねぇ大丈夫? どこか痛いところはい?
お家はどこ?」と優しく声をかける。
その六翔のとても優しい笑顔と声で、落ち着きを取
り戻した霊夢は六翔と共に、無事に母親の、博麗美霊
のいる博麗神社に帰ることが出来る。神社に帰るとそ
こには、黒髪を下ろして純白の小袖と、
紅の緋袴の上に金色の蝶の刺繍が施され
た真っ赤な羽織りを羽織った博麗美霊と花紺青の色を
した髪と空色の目を持ち六翔と凄く似た顔の六翔の
父親である大龍英雄がいた。